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::: 06/02/28(火)   「3964の法則」   【鹿の角】 :::

2006/02/28

トリノオリンピックも終了し、スポーツ界にとってはサッカーシーズンがいよいよ開幕する(「野球もあるぞ」との発言は無視する・・・笑)。
今年は雪がたんまり残っているので、筆者はいま少しスキー場へと通うけれど、その間もサッカー界の動静はもちろん日々チェックしていきたいと思う。我が鹿島アントラーズも監督が代わり、如何なるサッカーを見せてくれるのか非常に楽しみだ。

そんな、筆者のもっとも関心の高いJリーグの話は置いておき、今回は珍しく今年行われるワールドカップの話を少しだけ。
サッカーのワールドカップに関して「3964の法則」と言われるジンクスがあるのをご存知だろうか?古くからのサッカー好きのなかには、思わずニヤリとされた方もいると思う。所沢のT先生とかね(笑)。

ご存じない方のため、答えを言うと、実はこれ、ワールドカップの優勝国を占うひとつの考え方・法則なのだ。
ちなみに、別名として「優勝国折り返し論」などとも言うが、こちらは聞いたことがあるというサッカーファンも多いのではなかろうか。

それはともかく、一体なにが「3964」なのか。名前の由来はなんなのか。
1982年大会で優勝したイタリアを中央の折り返し地点とし、その左右に4年ごとの大会の優勝国を並べていくと、左右に位置する国名が不思議に一致することに気が付くだろう。
たとえば、1982年の前回大会である1978年はアルゼンチンが優勝しており、1982年の次の大会である1986年もアルゼンチンが優勝を飾っている。この「1978」年と「1986」年を足した数字が「3964」であり、そこから経験則を参考にワールドカップの優勝国を占う方法が「3964の法則」と呼ばれるようになった。

さて、ごく簡単に名前の由来が判ったところで、実際にその「3964の法則」を使うと、今年の優勝(予想)国はいったいどこになるのだろう。
「3964」引く今年「2006」という、小学生でも出来る簡単な引き算をすると残る数字は「1958」。つまり、1958年大会に優勝したチームが今年も優勝することになる・・・。
いやにもったいつけているが、実はその国とはサッカー王国のブラジルなのだ。確かに、タレントは揃っているし、前評判も高いですけどねぇ〜。

しかし、天邪鬼の筆者としては、いかにも出来すぎの結果で、あんまり好きじゃないんだよね(笑)。
主催国であるドイツを筆頭に是非とも意地を見せて、ブラジルの連覇を阻み、ジンクスを打破して欲しいと思っている。

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::: 06/02/27(月)   「為替ディーリング成績 No.021」   【鹿の角】 :::

2006/02/27

02月第4週のディーリング成績は2万4千円と2週連続のプラス収支。
週の半ばに掛けてはいい感じだったのだが、週末に掛けてチョッと崩れてしまい、週間ベースの最高益(プラス2万8千円)を更新することが出来なかった。残念・・・。
そういえば、ストラテジーを微妙に修正したのだが、結果からするとあんまり変化がなかったように思う。本当はもう少し長くポジションを持つつもりで書いていたけれど、週末はほとんどその日だけで完結してしまいましたからね。う〜ん、それって良かったのか悪かったのか。方法はいまだに模索中・・・。
ともかく、今週の半ばからは早くも3月となる。引き続き頑張りますから、利益計上の良いご報告が出来ればと思っている。

    取引通貨      取引結果         損益
02月20日(月)
東京  ドル/円   ドルロング・メーク    −−
欧米  ドル/円   ドルロング保有継続    −−

02月21日(火)
東京  ドル/円   ドルロングの利益確定   50ポイント幅の利益(1万円)
欧米  ドル/円   ドルショート・メーク   −−

02月22日(水)
東京  ドル/円   ドルショートの利益確定  40ポイント幅の利益(8千円)
欧米  ドル/円   ドルショート・メーク   
          &ドルショートの利益確定  50ポイント幅の利益(1万円)

02月23日(木)
東京  ドル/円   ノーポジション      −−
欧米  ドル/円   ドルロング・メーク    
          &ドルロングの損切り    40ポイント幅の損失(▲8千円)

02月24日(金)
東京  ドル/円   ドルロング・メーク   
          &ドルロングの損切り    30ポイント幅の損失(▲6千円)
欧米  ドル/円   ドルロング・メーク   
          &ドルロングの利益確定   50ポイント幅の利益(1万円)


<< 前提条件 >>
@現在『トレイダーズ証券』に提供している一日2度のストラテジーで、ポジションメークしたとする
Aスワップや手数料、スリッページなどの要因は除外する
B取引はドル/円とユーロ/ドル、ユーロ/円の3通貨ペアのみ
C一度の取引は2万通貨単位、スタート時の証拠金額は100万円とする
Dキリの良い10月1日からスタートとし、原則として日曜日か翌週の月曜日に1週間分をまとめてレポートする
E具体的なストラテジー、手口はここでは書かないので、知りたい方は『トレイダーズ証券』を見てください

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::: 06/02/24(金)   「マイブーム」   【鹿の角】 :::

2006/02/24

ここのところ歌手の「さだまさし」さんに、はまっている。マイブームと言っても良い。
自宅で仕事をしながら、さださんのCDをバックミュージックに掛けていることが多いのだが、なかなか効率が挙がって良いように思う。

実を言うと、その昔、ファンだった姉の影響もあり良く聞いていたけれど、ここのところはトンと御無沙汰していた。ところが、なんの拍子か再び目覚めてしまい、現在はネットオークションなどで過去の古いCDなどを買い漁る日々だ(笑)。

ところで、さださんのアルバムの一枚に「日本架空説」というものがある。いま現在手元にないのだが、たぶん2000年に発売されたものではなかった、かと思う。
そのなかに「舞姫」という、筆者のとても好きな一曲があるのだが、本日フィギアスケートの村主選手の滑りをみていたら、何故かその唄が思い出された。あの愁いを帯びた表情などがたぶん歌詞とマッチしているからだろう。

今回のオリンピックでは荒川静香選手が優勝した。それもブッチぎりの強さで。それはそれで凄いことだし、素直におめでとうと言いたい。
しかし、その影で頑張り、4位と大健闘した村主選手も是非忘れないで欲しいと思う。

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::: 06/02/23(木)   「柔道十段」   【鹿の角】 :::

2006/02/23

2日続けてスポーツの話題です・・・。

筆者は高校時代柔道部に所属だった。弱っちいが、一応段位持ちでもある。

いささか旧聞になるけれど、柔道に携わるものにとって驚くようなニュースが先日報じられたのをご存知だろうか。
それは、柔道の最高段位である「十段」が一気に3人誕生した、ことだ。

・・・と書くと、「めでたいけど、それのなにが驚くべきニュースなの?」という方がたぶんいるのではないか、と思う。
そう思うこと事態は「さもありなん」。事情を知らない方にとっては当然のことだろう。しかし、実は「十段」の認定は実に22年ぶりのことであり、かつこれまでにわずか15人しか存在していないのだ。それが一気に3人増・・・。これはサプライズ以外なにものでもない。

柔道の段位は基本的に昇段審査によって決定される。ただ、それは8段まで。9段と10段は柔道の聖地である講道館の館長が過去の実績などを考慮して決めることになっている。逆にいうなら、8段を持っている方は実力として最高レベルにある、と言ってよいわけだ。
う〜ん、書きながら自分自身がなんと矮小な人物かと、だんだん凹んできた(苦笑)。

それはともかく、もうひとつ興味深いのは「国際柔道連盟」も日本とは独自の段位制度を設けており、10段位も2人いる。ただ、残念ながら日本人はいないと言う。
もはや国際的な武道ではあるけれど、発祥地である日本の柔道家がいないのは残念というかなんというか。スグにどうこう出来るものではないけれど、是非とも奮起していただきたいと思う。

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::: 06/02/22(水)   「カーリングにはまった」   【鹿の角】 :::

2006/02/22

トリノオリンピックが現在も開催されているが、日本勢のメダルはここまでゼロ。
筆者もそうだが、見通しがいささか甘かったという誹りは免れないように思う。

全部の競技をみているわけではないが、苦戦の一因に世界基準とのズレがあったような気がしてならない。たとえば、モーグルなどはその典型だ。
メダリストなどの滑りを見ていると、エアに対してそれほど比重を掛けていないように思われる。それよりも、スピードやターンに重きを置き、滑っていたように感じるのは筆者だけだろうか。

しかし、日本勢はたとえば上村愛子さんをはじめ、多くが「3D」などエアに重点を置き、スピード面で失速したような気がする。それが敗因ではなかった、か。
余談ながら、フィギアスケートも「4回転」だとか、ジャンプに重点を置きすぎているのがシロウトとしては、やや気掛かりなんだけどね・・・。

・・・・・・いささか前振りが長かった。
そんななか、今回のオリンピックで筆者が非常に興味を抱いた競技がひとつある。それはカーリングだ。
いやぁ、あれは絶対面白いッスよ。睡眠時間を削ってまで、結構長いあいだテレビを見てしまった。「氷上のチェス」とか言われているらしいけど、確かにそんな気がする。詰め将棋とか、そんなものと似たような「匂い」がするもの。一方で、ビリヤード的な要素というかコントロールも必要だしね。

自分でもやってみたいと思うが、難点が2つある。
まずは「意外におカネがかかるスポーツ」だということ。だって、ストーンとかいう、投げる石が8個セットで160万円とか。なんじゃそら。高すぎ・・・。
もうひとつは、もっと深刻で「頭が良くなくては出来ない」と聞き、さもありなんと完全に競技参加を諦めた筆者でした(笑)。

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::: 06/02/21(火)   「どこまでが“宣伝”なのか」   【鹿の角】 :::

2006/02/21

いささか旧聞になるが、『アクロスFX』小林芳彦専務と、『エフ・エックス・プラットフォーム』大倉孝相談役の「対談」を行なった。筆者が司会を務めているシリーズものだ。今回で第3回目ということになる。
その際のやり取りはすでに原稿にしているので、興味のある方は是非一読されたい。

さて、上記の原稿にもしたのだが、個人的にはお二方による「金融審の議論からするとセミナーも営業活動のひとつ」との話は大変に興味深く拝聴した。勉強不足を露呈するようだが、寡聞にして初耳だったからだ。
・・・と言うことで、同じようなモノがあるのではと考え知人の関係筋にヒアリングしたところ、いやぁ金融庁も色々と考えているみたいですね。以下で、ホンの一例を挙げてみたい。

「どこそこ」と書くと語弊があるので具体名は書かないけれども、少なくともウェブサイトは「宣伝」との認識ですね。バナーのように「広告」ではなくてもね。でもまぁ、これはある意味で当然かな。

非常に面白かったのは、日本に拠点を持たない某証拠金取引システム提供会社に関する話。
同社は自社で売買をするわけではなく、システムの提供のみのため「金融先物取引業者」に登録していないのだが、日本語のウェブサイトを持っている。どうやら、その日本語ページに対して、「宣伝ではないか」との見解が示されたらしい。
「為替証拠金取引」会社ではなく、「為替証拠金システム提供」会社に対してですよ。無関係とは言わないけれど、それにしても・・・。思わず「う〜ん」と唸ってしまった筆者でした。

あとは、新聞などに掲載した広告を逐一提出させて、チェックしているとの話もビックリ。それで、色々と指導しているようですね。「リスクに関する文言をもっと判り易く明記した方が良い」−−とか。

まぁ、こうしたことは最初が肝心なので、ガツンとやっておくことは決して悪いことではない。まだまだ悪徳業者はたくさん存在する。余談ですが、先日の「報道特集」でも、そんなことをやっていましたなぁ・・・。
ともかく、金融庁には是非とも厳しくやっていただきたいですね。

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::: 06/02/20(月)   「為替ディーリング成績 No.020」   【鹿の角】 :::

2006/02/20

02月第3週のディーリング成績は1万8千円と3週間ぶりのプラス収支。
しかし、先週はあんまり喜べないんですよねぇ〜。結果オーライというところも、少なくなかったので。もうちょっと「キチンと勝ちたかったな」と思うのは贅沢というものだろうか。
・・・・・・そう言えば、先週「自分としては、その日のうちに完結することを目標としたストラテジーに、こだわり続けたいと思う」と書きましたが、舌の根も乾かぬうちにやっぱり前言を撤回することにしました(笑)。今週からは、いま少しフレキシビリティを持ったストラテジーにしたいと思います。なお、最近個人の方からいただく色々な質問や御意見を参考に、その一部を取り入れて少しずつリニューアルをしてみたいな、とも思っています。


    取引通貨      取引結果         損益
02月13日(月)
東京  ドル/円   ドルショート・メーク   −−
欧米  ドル/円   ドルショートの利益確定  30ポイント幅の利益(6千円)

02月14日(火)
東京  ドル/円   ノーポジション      −−
欧米  ドル/円   ドルショート・メーク   −−

02月15日(水)
東京  ドル/円   ドルショート保有中    −−
欧米  ドル/円   ドルショートの利益確定  10ポイント幅の利益(2千円)
          &ドルロング・メーク    −−

02月16日(木)
東京  ドル/円   ドルロングの利益確定   70ポイント幅の利益(1万4千円)
欧米  ドル/円   ドルショート・メーク   
          &ドルショートの利益確定  30ポイント幅の利益(6千円)

02月17日(金)
東京  ドル/円   ドルショート・メーク   
          &ドルショートの損切り   50ポイント幅の損失(▲1万円)
欧米  ドル/円   ノーポジション      −−


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::: 06/02/17(金)   「模倣犯」   【鹿の角】 :::

2006/02/17

昨年11月と12月に文庫化された宮部みゆきさんの「模倣犯」をようやく読んだ。

単行本のときはかなりの分厚さで上下2冊だったが、文庫は実に5冊へと細分化したので、年明けにユックリと読もうと思って取っておいたのだ。
ともかく、いやぁ感動した。久しぶりに一気読みしましたね。全然「ユックリ」なんて読めませんでした(笑)。

正直、宮部さんの小説は現代物より「霊験お初」のような時代物が筆者の好み。
しかし、現代物の「模倣犯」だけどストリーティングの上手さは抜群。「さすがは宮部みゆき!」って感じで唸りました。実にウマイ!
2部あたりは内容的にチョット読むのが辛かったけど、あの「えぐり方」も宮部さんらしいよね。
それと、宮部さんの小説に出てくる「少年」は、みんな凛々しくてカッコイイよなぁ。なんとなく、宮部さんの嗜好が現れているような気がする(笑)。

ところで、「模倣犯」は今年読んだ冊数で言うとまだ17〜21冊目の本なんだけど、早くも今年のNo.1は決まってしまった感も・・・(苦笑)。
だって、例えていうと100点満点のテストで120点取られた感覚だからなぁ。こらぁ、これから出る今年の小説は、どんなに面白い小説でも「模倣犯」では相手が悪かったとしか言いようがないかも知れないね。

前述したように、相当に長い小説だけど、絶対読んで損はない。以前に書いたことがあるように、人に小説を薦めるのが嫌いな筆者だが、久々にその信念を曲げてでも薦めたい小説だ。

なお、映画の「模倣犯」を見たという方がいるかも知れないけど、まったくの別物ですし内容の「レベル」と言うか「深さ」が違います。もちろん小説の方が数段上です。
余談ですが、あれって、宮部さんが試写を見て激怒、「公認」を取り消したと思いますよ(違っていたらゴメンナサイ)。

P.S. そんななか、筆者の読書と同時進行に近い格好で宮崎勤の上告が行なわれていたのは、ある意味で興味深かった。小説ととくだんリンクすることはないはずなんだけど、大袈裟にいえばなんだか天命を感じたものでした。
「読んでいる」んじゃなくて、「読まされている」−−見たいな、ね。

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::: 06/02/16(木)   「言葉をひらく」   【鹿の角】 :::

2006/02/16

一種の業界用語なのだろうか「ひらく」−−という言い方があるのだが、なんのことが判るだろうか。使い方としては、タイトルのように「言葉をひらく」とか「漢字をひらく」などという言い方をする。
早々に答えを言ってしまうと、これは通常、読みの難しい漢字を平易なひらがなに書き換えることをいう。

みなさんが一番判り易い事例は、おそらく選挙だろう。たとえば「田中三郎」という人が立候補した場合、セオリーからするとポスターなどは「田中さぶろう」って書くことが多いと思う。「三郎」という漢字を有権者に判り易く「ひらいた」わけですね。よく目にしている風景ではないか、とも思う。

その「ひらく」という作業、仕事的に筆者などは日常的なものなのだが、これがなかなかに悩ましい。個人の主観もあるし、微妙な作業なのだ。
下手をすると、普通に原稿を書く以上に時間をとられる作業でもある。

一例を挙げると、「私自身」という単語を使いたいとき、みなさんならどうするだろう。
これは、実を言うと弊社スタッフでも筆者と【TOKI】などで考え方に若干の差異があるのだが、筆者はほぼ間違いなく「わたし自身」と書く。理由を聞かれると、返答に困るんですけどね。でも、「なんとなく見た目で」っていうのが正しい答えかな(笑)。

そんなことは、ほかにもたくさんありますね。あ、そうそう。前述した「たくさん」なんてのも、そう。漢字で書けば「沢山」だけど、筆者が漢字を使うことはまずないし。

・・・ということで、原稿一本書くのにも、結構神経を使っているのですよ。実は。
いや、だから原稿の入稿が遅くなっている、という言い訳をほのめかしているわけじゃないですけどね(笑)。

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::: 06/02/15(月)   「基礎化粧品」   【鹿の角】 :::

2006/02/15

先日、某メーカーで聞いた話なのだが、主に女性が使う化粧品は国内物と海外物で品揃えにかなりの差があるのだという。
いったい何が違うのか。

筆者は幸か不幸かオトコなので、よく判らない部分もあるのだが、海外ではたとえば口紅のようなものが主流であるのに対し、日本ではいわゆる基礎化粧品の売り上げが多いようだ。これは知人である複数の外人に対しても聞いた話なので確かだと思う。
言い過ぎを覚悟で言えば、外人はお肌の手入れに無頓着と言ってもよいほどだ。それに対して、日本人は素肌のケアに対して異常なほど関心を持っている、ということになる。

最近でこそ、そうしたことはなくなったようだが、海外の化粧品メーカーが当初日本市場に参入して上手くいかなかった理由は、どうもこのあたりにもあるとの話。
まぁ、そらそうですよね。いくら良い商品だと言っても、消費者のニーズと合致しないモノなら売れないから。

3段目の話は、別に化粧品に限らず、色んなところで同じことが言えると思う。為替の世界でもそうでしょ。たとえば、講演で講師のしゃべりたい話と聴講者の聞きたい話がまるっきり違えば、意味なんてないからね。結果「ダメ」のレッテルを貼られてしまう。
そんなことで、全然別世界の話ですが、身につまされるところもなくはない。自分だけが気持ちいいという、自慰行為にならないよう、筆者ならびに当社も「情報提供社」として気をつけなくちゃね。

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::: 06/02/14(火)   「レースとトキ」   【鹿の角】 :::

2006/02/14

弊社には【トキ】という名前の副代表がいる。
以前に書いたような記憶があるけれど、おそらく大ヒット漫画「北斗の拳」からとったのではないかと思っている(いまだ本人に確認せず・・・)。

筆者も「北斗の拳」のトキは渋くて好きなのだが、スキー競技をやっている立場からすると「トキ」という言葉はあまり聴きたくないものだ。

いったい何故かというと、「トキ(る)(った)」はレースで途中コースアウトなどをし、完走できなかったことを指す言葉だからだ。由来は寡聞にして知らないが、おそらく「途中棄権」が略された言葉ではないかと思う。
ちなみに、レース用語というものは、色々な種類がある。「リザルト」は一般的でも使う言葉かな。「DS」とかね(任天堂のゲームではありません・・・笑)。ドント・スタートの略、疾走棄権ですね。

さて、そんななか、先日出場したポールの大会で、筆者は危うくトキりそうになりました。スラロームのスルーポールを間違えてあわや旗門不通過になるところ。いやぁ、冷や汗ものでした。
キチンとインスペしたはずなんだけどなぁ〜。
あとで、仲間内から非難ゴウゴウ浴びせられたことは言うまでもありません(泣)。

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::: 06/02/13(月)   「為替ディーリング成績 No.019」   【鹿の角】 :::

2006/02/13

02月第2週のディーリング成績は▲8千円。2週続けてのマイナス収支。う〜ん、だいぶ苦しんでおります・・・・・・。
先週も一週間を通して出入りが激しかったですね。それと3勝3敗の五分なのに結果マイナス収支になったと言うことは、一回の負け金が大きかったということ。これは大きな反省ポイントでしょう。
「もう少し長くポジションを保有するつもりでストラテジーを書かれても良いのでは」−−とはある読者からの御意見で、それも確かにひとつの考え方。しかし自分としては、その日のうちに完結することを目標としたストラテジーに、こだわり続けたいと思う(って、来週あたりいきなり宗旨替えしていたりして・・・笑)。
さて、今週こそ頑張らないとな。3週連続のマイナス収支なんて、目も当てられないから。背水の陣です。

    取引通貨      取引結果         損益
02月06日(月)
東京  ドル/円   ノーポジション      −−
欧米  ユーロ/ドル ユーロロング・メーク   −−

02月07日(火)
東京  ユーロ/ドル ユーロロングの利益確定  20ポイント幅の利益(4千円)
欧米  ドル/円   ドルロング・メーク    −−

02月08日(水)
東京  ドル/円   ドルロングの損切り    50ポイント幅の損失(▲1万円)
欧米  ドル/円   ドルショート・メーク   
          &ドルショートの損切り   30ポイント幅の損失(▲6千円)

02月09日(木)
東京  ドル/円   ドルショート・メーク   −−
欧米  ドル/円   ドルショートの利益確定  30ポイント幅の利益(6千円)

02月10日(金)
東京  ドル/円   ドルショート・メーク   
          &ドルショートの利益確定  30ポイント幅の利益(6千円)
欧米  ドル/円   ドルロング・メーク    
          &ドルロングの損切り    40ポイント幅の損失(▲8千円)


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::: 06/02/10(金)   「バレンタインデー」   【鹿の角】 :::

2006/02/10

気が付いたら、来週火曜日はバレンタインデーだ。

昔はね、チョコも幾つかもらいましたが、ここ数年はサッパリですね。「義理」でももらわなくなりました。
まぁ、甘いものはあまり好きじゃないから別に良いのですが(って、ちょっと強気・・・泣)。

そんななか、プランタン銀座の調査を見たらビックリ仰天してしまった。なんと、「本命用」チョコの予算は平均で3200円だという。
「ぎぇ〜、そんなに高いの?」−−と思うが、よくよく考えてみると、確かにいまでは中にフォアグラが入っており1粒1000円のチョコとかあるらしいからねぇ。まぁ、ある意味では不思議がないかも知れない。

・・・それに、聞いて愕然としたけど、知人の女性いわく「3000円程度のチョコを贈り、その見返りとしてブランドバッグでも買ってもらえれば、かなり安い投資」−−って、う〜ん女性はしたたかかつ強靭だね(苦笑)。
ブランドバックを買うお金、筆者にはありませんから、チョコをもらうことも遠慮しておきますです。ハイ・・・。

P.S.  昨日当コーナーで「オフレコ情報」の話を書いたら、皮肉と言うかなんと言うか、タイムリーなことに、その「オフレコ」で非常に興味深い話を聞いた。
ほとんど独り言状態で、書けるところまで書いてみる。

某社が為替証拠金取引に参入を予定していると聞き、とても驚いている。個人的には、「アッ!」と驚く会社だ。まぁね、下地というかなんというかはあるけれど・・・。

でも、その話は昨年の夏ごろにも聞いたけど、一度立ち消えになった気がするんだけどなぁ・・・。
それと、その会社は金融庁へ登録申請を出していないはずなのだが、それで営業なんて出来るのだろうか?不思議・・・。

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::: 06/02/09(木)   「書ける情報と書けない情報」   【鹿の角】 :::

2006/02/09

記者という仕事をやっていると、取材において様々なニュースソースから、それこそ様々な話を聞く。
ただし、そのすべてを記事にしているわけではなく、むしろ記事として読者の目にふれるものは聞いた話の精々1割程度だろう。残りの9割はと言うと、いわゆる「お蔵入り」するわけだが、考えてみるとその理由は色々だ。

もっとも判り易いものは「オフレコ情報だったから」−−だが、ひとくちに「オフレコ情報」といっても幾つかのパターンがある。
まずは、@「内容を丸めれば書ける情報」あるいは「ニュースソースの名前を記さなければ書ける情報」と、A「ニュースソースを秘しても書けない情報」−−に分けられる。そのうえで、後者についてはB「文章には出来ないがオフレコだよと釘を刺して口頭で喋ることは可能な情報」と、C「それすら無理」な完全マル秘情報−−に分類できる。
そのほか、D「いまは書けないけど、時間を置けば書いても良い情報」なんていうのもある。

いささか前置きが長くなってしまったが、最近の筆者はBもしくはCの情報が多くて困っております。
筆者を信用して喋ってくれているのだろうな、と考えると嬉しいですが、聞いても書けないんじゃねぇ〜。同じじゃん。むしろ、フラストレーションは溜まるばかりです。結果はマイナスだね。
あぁ、あの話は誰かに喋ってしまいたい・・・。

穴でも掘って、「王様の耳はロバの耳!」−−。たまには、ホントでかい声で叫んでみたいって思うもの(笑)。

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::: 06/02/08(水)   「即戦力」   【鹿の角】 :::

2006/02/08

デスクの上が汚くなってきたので、少し掃除し、いらなそうな新聞などを整理した。すると、ひとつの興味深い新聞記事が出てきたので御紹介しておきたい。

それは、昨年11月16日付け・日経新聞のスポーツ面。「なぜなに?」という特集で野球のドラフトが取り上げられており、その見出しは「高卒6割 結果出ず退団」−−とある。
内容はと言うと、さらに興味深く、高卒の投手は実に63.5%が未勝利、37.3%は1軍の試合に出ないまま球界を去っているという。ふ〜む。考えさせられる記事だ・・・。

筆者の好きなサッカーでもね。そんなことは少なくない。だから、一度入団させたチームにはそれだけの責任があると思うけど。大卒ならともかく、高卒ルーキーなど未成年を預かった際はなおさらだ。やっぱり最低でも数年は責任を持って、面倒見なくちゃ。

余談ですが、埼玉の某チームなんて、ここ2年ほど「来年も選手は全員契約します」とか公表しているけど、その一方で「練習生」と称するC契約の一部選手を平気で解雇したりしているからねぇ。ダブルスタンダードもいいところ。まぁ、馬鹿なマスコミはそれに騙され、大々的に扱ったりしているけどさ。そんな強いとか弱いとかじゃない別の次元で、だからあのチームは好きになれないんだよね。
−−と以上、余談でした(笑)。

しかし、筆者がなぜ日経新聞のこの記事を保存していたのか、理由をいまだ思い出せない(笑)。
裏面は広告だし、それ以外でとくに面白い記事はない。自分のしたこととはいえ、不思議だねぇ〜。

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::: 06/02/07(火)   「トリノオリンピック」   【鹿の角】 :::

2006/02/07

今週末10日からイタリアのトリノで冬季オリンピックが開催される。

・・・しかし、聞くところによると冬季オリンピックで国内が盛り上がっているところはあまり多くないようだ。サッカーのワールドカップなどでも思うことだが、日本ってやっぱり異常だと思う。変なところが社会主義的なんだよねぇ〜。

なぜ盛り上がりに欠けるのか、理由は幾つかあるけれども、最たるものは参加国の少なさだろう。
まぁ、これは仕方のないところもありますけどね。だって、「死ぬまでに雪を見ることはまずない」−−なんて国も中南米などの一部にはあるわけで、そんなところから例えばスキージャンプの選手が輩出されるわけがないもの。

ところで、冬季オリンピックに関して少し調べ物をしていたら、前回ソルトレークの成績はかなり悪かったんですね。金なし、銀1、銅1−−ですか。その前は自国開催の長野で、そのときの成績が良すぎた(メダル総数10個)ので、陰謀といってよいほど規制が色々と掛かりましたからね。それも大きかったとは思う。

で、今回は幾つのメダルを取れるのだろうか。個人的にはフィギアスケートで1、スノボ2、スピードスケートで1、の4つプラス1で合計5つと考えているのだが甘い見通しだろうか。ホントはね、スキーをやっているという筆者の立場からすると、アルペンの佐々木明選手にはとくに頑張って欲しいのだが。

なお、記憶が曖昧なのだが、「オリンピックのメダル獲得数が多いと株価が高い」−−といったコメントをいずこで読んだ。出所は確かブルームバーグで、大和総研の吉野クオンツアナリストへのインタビューだったと記憶しているのだが・・・。
と言うことで、選手の皆さんは株価のためにも是非とも良い成績を残してください(笑)。

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::: 06/02/06(月)   「為替ディーリング成績 No.018」   【鹿の角】 :::

2006/02/06

02月第1週のディーリング成績は▲8千円となり、再びマイナス収支へと転落した。
一週間を通して出入りが激しく、そうした意味においてはマーケットに翻弄されてしまった。手を変え品を変え、なんとか利益を出そうとしたのだが、なかなか上手く行かず・・・。
また週末に掛けては、惜しいところでエントリーレベルに届かずマーケットに参加できないことも続き、それも結構なフラストレーションに。それまでに「負け」が先行していたので、踏み込みがいま一歩甘くなっていたのだろうか。
なにはともあれ、先週の雪辱を晴らすべく、今週は頑張ります!

    取引通貨      取引結果         損益
01月30日(月)
東京  ドル/円   ドルショート・メーク   −−
欧米  ドル/円   ドルショートの損切り   30ポイント幅の損失(▲6千円)

01月31日(火)
東京  ****   ******       −−
欧米  ドル/円   ドルロング・メーク    
          &ドルロングの損切り    30ポイント幅の損失(▲6千円)

02月01日(水)
東京  ドル/円   ドルロング・メーク    
          &ドルロングの利益確定   30ポイント幅の利益(6千円)
欧米  ユーロ/円  ユーロロング・メーク    
          &ユーロロングの利益確定  30ポイント幅の利益(6千円)

02月02日(木)
東京  ドル/円   ドルショート・メーク   
          &ドルショートの損切り   40ポイント幅の損失(▲8千円)
欧米  ユーロ/円  ノーポジション      −−

02月03日(金)
東京  ユーロ/円  ノーポジション      −−
欧米  ドル/円   ノーポジション      −−

<< 前提条件 >>
@現在『トレイダーズ証券』に提供している一日2度のストラテジーで、ポジションメークしたとする
Aスワップや手数料、スリッページなどの要因は除外する
B取引はドル/円とユーロ/ドル、ユーロ/円の3通貨ペアのみ
C一度の取引は2万通貨単位、スタート時の証拠金額は100万円とする
Dキリの良い10月1日からスタートとし、原則として日曜日か翌週の月曜日に1週間分をまとめてレポートする
E具体的なストラテジー、手口はここでは書かないので、知りたい方は『トレイダーズ証券』を見てください

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::: 06/02/03(金)   「愛ルケ終わる」   【鹿の角】 :::

2006/02/03

一年に100冊以上、本を読む筆者だが、いわゆる純文学というものにはまったく興味がわかない。
この話は、かつて当コーナーでも書いたことがあるように思う。

なので、日経新聞に連載されていた渡辺淳一さんの「愛の流刑地(通称;愛ルケ)」などにまったく興味はなかったのだが、どうもマーケット参加者にはあの連載を楽しみにしていた、という人が少なくないようだ。
ウソかホントか、筆者にはどうも「ネタ」だと思われるのだが、外資系の知人いわく「上司が夏休みをとった際、愛ルケを読むからと、その間の日経新聞を保存するよう指示された」−−という(笑)。

さて、そんな「愛ルケ」、筆者は気が付かなかったけれど、いつの間にか終わっていたんですね。1月末のことでしたか・・・。なるほど。
いま思うと、確かにその日、ヘビーユーザーである知人某氏と話をしたら、どうも元気がないと思ったんだよ(笑)。

実を言えば、「愛ルケ」が終わったかことそのものは、筆者にまったく関係ないのだが、興味深いのは「愛ルケ」と株価の関係だ。
この話も、やはり以前に書いた記憶があるけれど、ほぼ10年置きで渡辺淳一さんの小説が日経新聞に連載されると、その間は何故か株価が堅調に推移するというジンクスがある。実際に筆者が検証したが確かに「化身」や「失楽園」のときもそうだし、今回の「愛ルケ」もピッタリと符合する。

・・・と言うことを逆にいうなら、今回の「愛ルケ」終了を受けて、株価が今後下落するという展開を辿る懸念はないのだろうか?個人的には、その真偽に注目をしている。

もっともホントだとしても、栗本薫さんの「クイン・サーガ」シリーズではないのだから、渡辺淳一さんも「愛ルケ」を一生書き続けるってわけにもいかなかっただろうし、匙加減が如何にも難しいですけどね。

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::: 06/02/02(木)   「細木数子の発言」   【鹿の角】 :::

2006/02/02

先日、ある方からメールをちょうだいしたのだが、そのなかで筆者への質問として「細木数子さんの発言をどう思いますか」−−との内容があった。

ただでさえテレビをあまり見ないうえ、細木数子が大嫌いな筆者にそんな質問をするな!と一瞬怒りかけたが、チョッと興味深かったので「発言」について幾人かの知人に尋ねて見た。
すると、知っている人がかなりいるんですね。筆者はまったくの初耳でしたけど。勉強不足だぁ〜。

筆者以下という方はあまりいないと思うが、一応簡単に説明しておくと、昨年夏に放映されたフシテレビの「25時間テレビ」とかいう番組で、「ライブドアの株価は間違いなく5倍になる」−−と発言したとか・・・。
筆者のような金融業会の仕事に携わっていると、幾つかの意味合いでまったく信じられない発言なんですが、事実だとすると、それこそ「風説の流布」、「株価操作」じゃないのかな?それも公共放送、全国放送でしょ。「いち民間人です」は、通用しないと思う。

細木発言を信じてライブドア株を買った人はほとんどいないと思うけど、それにしてもね・・・。東京地検は彼女こそ逮捕すべきだと思うけど、違いますか?

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::: 06/02/01(水)   「恵方巻き」   【鹿の角】 :::

2006/02/01

いつからなのだろう。「恵方巻き」がこんなに市民権を得たのは。

筆者は最近になり初めて気が付いたけど、一部のコンビニでは「恵方巻き」の予約までやっているんですね。それも結構なオーダーがあるらしい。すごいなぁ。

最初に「恵方巻き」の話を聞いたとき、「一気に食べる」だとか「喋ってはいけない」だとか、絶対に筆者のことをかついでいると思い、それが本当だと知ったときに2度ビックリしたもの。しかし、その風習が全国に広がりつつあるんですね。

ただそんな「恵方巻き」人気を見ていて思うのは、どうもノリが「クリスマス」や「バレンタインデー」っぽいこと。
つまり、多くの人は本来の意味を判っていてやっているのか、ってことだ。「巻き寿司業界(なんてのがあるのか?)」による販売促進のための陰謀って気がしないでもない。

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