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::: 09/12/31(木)   「お年玉・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2009/12/31

姪っ子は現在大学1年生だ。

筆者は以前から、姪っ子だけでなく現在高校生の甥っ子についても、「大学生になったらバイトしろ。お年玉はヤラン!」と公言してきた。
なので、来年のお年玉、姪っ子にはやらないつもりです。今年の正月時点では、「浪人生」だったので悩んだ末に一応あげたのですが。

ともかく、たとえ1万円でも2万円でも出費が少なくなることはホントに助かる。

−−そんななか、先日遊びに行ったとき、たまたま居合わせた姪っ子本人にその旨を改めて伝えると、キャツはニヤッと笑い「いらないも〜ん」。

・・・と、ここまではよかったのだ。
問題はその先で、続けて「でもアタシ、来年は成人式だからね。そっちはヨロシク!」

えっ?!マジで?
騙されたかもしれないと瞬間は思ったけど、よくよく考えると確かにその通りなのだ。
あとで姉貴にも確認したし。

え〜。お祝いを包むとなると、お年玉以上の出費になるのでは?
チクショウ、来年もまた大きな出費があるのかぁ〜(泣)。

新年からホントに痛いね、まったく・・・・・・。しっかし、甥っ子や姪っ子って意外に金喰い虫だよね。参りました・・・・・・。


さて、今年も1年ご愛読ありがとうございました。荒れやすい年末・年始相場なので、皆さまリスク管理をしっかりして、良い新年をお迎えください。

                        斎藤登美夫

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::: 09/12/30(水)   「見通しは当たっていたのに・・・」   【鹿の角】 :::

2009/12/30

年末ですが、休めない筆者は連日仕事です(明日も)。

もっとも、これは筆者に限らず、金融市場の関係者には決して珍しいことではありませんけど。

さて、そんな仕事をシコシコとやりつつ、デスクの上などをチョボチョボと整理・掃除をしていたら、『三京証券』さんから頼まれて5月に書いた相場見通しの原稿が偶然でてきました。
書いた内容はおろか、そんな原稿を頼まれたことすらスッカリ忘れていた筆者です。いかんなぁ〜。

で、パラパラと中身を見たらビックリ仰天。

自分で言うなって話はありますけど、これが驚くほど当たっていました。
まぁ、たまたまなんでしょうけどね。
いつもは、そんなに当たらないですから。

う〜ん。しかし、これを書いた本人が覚えていて、そのまま取引に応用していたらかなり儲かっていたのに、と今になって臍を噛んでいます。
まだ明日が残っていますけど、今年はどうやらマイナスの運用成績で終わりそうな気配なので・・・。

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::: 09/12/29(火)   「模擬裁判」   【鹿の角】 :::

2009/12/29

先日たまたま自宅でテレビを見ていたときのこと。

御存知のように、今年から一般の民間人などが裁判に携わる裁判員制度が開始したが、それと絡めて、ある小学校が現職の裁判官を招いて生徒による模擬裁判を実施したことが報じられていた。今年3月のことだったらしい。
知らんかったなぁ〜。

−−しかし、失礼ながらそこまでは良い。と言うか、正直あまり面白くない。

個人的に興味をひかれたのが、その際の題材になったものが日本の著名な昔話だったというくだりだ。
さて、なんだか判りますか?

答えは次週・・・・・・。では、また(笑)。


なんて引っ張りませんよ(笑)。

早々に答えを書いてしまうと、実は「カチカチ山」なんだそうな。

ちなみに、筆者としては「カチカチ山」か「桃太郎」あるいは「サルカニ合戦」のいずれかだと思っていたら当たりました。伊達や酔狂でミステリー好きを公言しているわけではないのです。えっへん(笑)。

ともかく、確かにカチカチ山といえば、ウサギがおばあさんを殺したタヌキに復讐することを計画、タヌキの乗っていた泥船を沈めて殺害するという、結構残虐なお話。子どもによる模擬裁判では、これが「過剰防衛かどうか」そのあたりが議論になったという。

う〜ん、これなら面白い。子どもじゃなくて、オトナがやっても面白そうだ。
こんど飲み会の席で、誰か筆者と童話を題材に模擬裁判の話をしませんか(笑)。

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::: 09/12/28(月)   「ドル高再燃か否か正念場=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2009/12/28

今週の為替市場は、クリスマス週と言うことで先週一服したドル高の流れが再び息を吹き返すのかどうかを見極める展開となりそうだ。先高感がうかがえる米長期金利などを参考にすればドル高の継続が予想される一方で、クリスマスや年末を前にしたヘッジファンドなど海外勢の本国(米国)資金シフトはすでに一巡している−−との見方もある。つまり、相場の先行きについては市場筋によって見解が分かれる局面にあると言えよう。

テクニカルに見た場合、ドル/円相場の基本的なリスクは依然として上方向。10月27日のドル高値92.32円を起点とした短期のフィボナッチでは100%戻しが視界内に捉えられているものの、なかなか92円台に乗せられず91円台後半では上げ渋りの様相を呈している。
そんなドル/円は、足もとで見られる価格ではなく時間調整的な値動き、ドルの強保ち合いをいま少し続ける可能性もある。しかし、先週報じたように「取引の価格分布帯」からすると、現在の91円台はあまり居心地の良いレベルと言えないことが気掛かり。意外に早いタイミングで95円方向、あるいは上値の重さを嫌気した動きから89-90円台への反落のいずれかをたどることにも一応注意しておきたい。

一方、材料的には年末週ということで、経済指標の発表や講演などでそれほど大きなものは予定されていない。そうした意味ではやや動きにくそうな雰囲気もある。

しかし、個人的には2つの要因を注視しており、そのひとつはトータルで1180億ドルにも及ぶ米債の入札実施(28-30日)だ。
前述したように、ここ最近は発表された米経済指標などを背景に現在米国の長期金利は上昇、それがドル高を支援してきた面がある。米債入札の好不調は、そんな米国の金利動向に直結した影響を与えかねないと言えよう。ドル高再加速を促すものとなるのか、はたまた調整的なドル売りを呼び込む要因となるのか、どちらにも転ぶ可能性があるだけに、米債の入札結果には是非とも注意を要したい。

それとは別に注目されるものは、様々な需給要因となる。幾つか具体例を挙げると、ヘッジファンドなど米国投機筋による本国への資金回避、つまりはドルキャリー・トレードの巻き戻しがまだ続くのかどうか。また、年末・年始の休暇を意識した本邦実需筋の為替予約や、休み中のリーブオーダー動向などにも気をつけたい。

なお、日銀に関しては事業法人などの年越えの資金繰りに配慮した流動性の増強に動くかどうかも注目されるところで、これがマーケットで存外大きな材料になりかねないなどとする声も市場の一部で聞かれていた。


P.S.
日々のドル/円のストラテジーは「為替一家の華麗なるFX生活」にて。

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::: 09/12/25(金)   「今年一番嬉しかったこと」   【鹿の角】 :::

2009/12/25

先日、某社のクリスマスパーティーに招待された。

いそいそと出かけた筆者は、そこで業界(FX取引というより、インターバンクの世界)の超大物の方とお会いすることが出来た。
ちなみに、その方はマスコミ嫌いとまではいわないが、あまりメディアに登場されない方なのだ。

ともかく、グラスを片手に色んな歴史的秘蔵エピソードなどをお聞きし、もう目からウロコというか、大興奮でした。そんな裏話があったなんて・・・・・・と。

そんななか、話の最後に筆者が半ば冗談で、「10年後か20年後、現役を退かれる際には是非とも回想録をだしましょう。埋もれさせるにはもったいない話ばかりです。僭越ながら、わたしがインタビュアー&書き手をやりますから!」−−などというと、ニコニコされながら「それはいいなぁ。斎藤さんなら受けてもいいかな」−−。

もちろん、アルコールも入っていたし、リップサービスだって言うのは判るけど、それでも嬉しかったですね〜。今年一番嬉しかったこと、と言ってよいでしょう。

さて、今年も残り少ないですが仕事がんばろう・・・って気になりました。単純ですから(笑)。

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::: 09/12/24(木)   「ビアバー」   【鹿の角】 :::

2009/12/24

本日はクリスマスイヴですね。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

ところで、最近筆者はサッカーダチに教わった上野や有楽町のビアバーに行くことが結構ある。

仕事やスキー関係の人間を一緒に連れていくことが多いのだが、みんな喜んでくれる。
前にも書いた気がするけど、ビールが嫌いっていうのは日本のビールだけにとらわれ過ぎているから、そんなことになるのだろう。

世界にはホントに色んなビールがあるので、「体質的にアルコールが無理」−−という人でもなければ、ビールは絶対に飲める。
事実、筆者の周りのビール嫌いを公言していた人間が、全員ビール好きになって帰っていきますからね。「世界にはこんなビールがあるんだ!」って、目からウロコらしい・・・。

そんなこんなで、筆者の預かり知らぬところで密かに、リピーターとなっている人間も少なくないようだ。いいことだし、嬉しいことですけどね・・・。

年内にもう一回ぐらい、ビアバーへ行くかなぁ・・・。なんだか飲みたくなっちゃった(笑)。

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::: 09/12/22(火)   「佐野のアウトレットモールに行ってきた」   【鹿の角】 :::

2009/12/22

キッカケは知人に子どもが出来たということなのだが、先日ドライブがてら栃木県佐野市にあるアウトレットモールへ買い物に行ってきた。

そう、お目当てのものは普通に買うと高い子ども服。
佐野のアウトレットにはミキハウスがあるので、そこで安くて良いものを調達しようと考えたわけだ。

ともかく、そんなこんなで初めて行きましたけど、いやぁ楽しかったですね。面白い。
あんなふうに、ホントにたくさんのショップがあるとは思ってみませんでした。

なんだかんだでウインドショッピングをした結果、かなり散在して自分でもびっくり。
財布の中には、当初5万近くあったはずなのに・・・・・・。気が付いたら手荷物一杯だし・・・。

一点一点はそれほど高くないものだけど、数を結構買いましたから。

それどころか、本当はニューヨーカーで、安くていいコートを見つけたんだけど、買えませんでした。おカネが足りなくて。
いや、カードを使うっていう手もあったけど、そこまでするかとさすがに我にかえりました(苦笑)。

う〜ん、私服ってあまり必要性を感じないので、普段は洋服を買うってことあんまりないけど、たまに行くとダメですね〜。そんな筆者でも、やっぱり欲しくなっちゃって。

しかし、これで10年分ぐらいのモノを買ったよ。当分洋服は買わなくて済むね、きっと(笑)。

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::: 09/12/21(月)   「流動性乏しいなか荒っぽい値動きに注意=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2009/12/21

今週の為替市場は、対円やユーロなどでのドル高の持続性を見極める展開となりそうだ。ジワリとクリスマスムードが高まり取引が徐々に細るなかだけに、欧米投機筋の仕掛けなどでやや荒っぽい価格変動を達成する可能性も否定出来ない。激しい上下動を意識したリスク管理については、通常以上にしっかりと行っていただきたい。

チャートを見ると、目先やや方向性を欠いている印象のあったドル/円相場は、ドル高基調が鮮明となってきた。10月27日のドル高値92.32円を起点とした短期のフィボナッチでは、61.8%戻しだけでなく76.4%戻し(90.55円)も先週末に上抜けており、100%戻しが視界内に捉えられた。今週以降、来週などにかけてのドル続伸には是非注意をしたい。
しかし、取引の価格分布帯からすると、目先推移している89-90円台は過去の取引が多い「かなり居心地の良いレベル」。したがって、ドルは上値リスクを内包しつつも、基本的には強保ち合い。高値圏で一進一退を続けるようなイメージを抱いている。
もっとも、そうは言いつつ90円台をしっかり超えると、次の居心地の良いレベルは97-99円台。今週と言うことではないにしろ、思わぬドル高・円安が進行する危険についても一応念頭においておきたい。

一方、材料的に今週も注目される要因はいくつかある。米国の経済指標でも、7-9月期のGDP改定値や11月の新規住宅販売件数−−など重要な指標が発表される予定となっている。
しかしそうしたなか、ここでは敢えて材料よりも需給要因に注意を喚起しておきたい。一例をあげると、前述したようにクリスマスムードから取引がジワリと細るなか、東京三菱UFJ銀行による1兆円の大型増資などは海外勢による円買い観測を誘う可能性もある。
また、そもそも論とすれば、先週末にかけてのドル高進行は材料と言うより、米国投機筋による本国への資金回避、つまりはドルキャリー・トレードの巻き戻しが大きかったとも言われている。もちろん、各種の材料がそうした需給要因を後押しした面は否めないが、マーケットへの直接的なインパクトと言う意味も含めて、今週も需給要因には引き続き注意する必要がありそうだ。

なお、それ以外ではソブリン問題やドバイ・ショックなどを含め、事前に判っている材料ではなく突発的なニュースなどがマーケットの波乱要因になりかねない気がしている。
そうした意味では、たとえば今夜実施される見込みのドバイ・ワールドが債権者との会合などは存外要注意か。債務の返済猶予を正式に要請する予定とされるが、交渉が順調に進むかどうかが明日以降のマーケット・センチメントに影響を及ぼしても不思議はないだろう。


P.S.
日々のドル/円のストラテジーは「為替一家の華麗なるFX生活」にて。

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::: 09/12/18(金)   「カレンダー」   【鹿の角】 :::

2009/12/18

先日、ハタと気が付いた。会社などにある来年用のカレンダーが異様に少ないことに。

例年は自分で買うことなく、知り合いのFX会社などからたくさんもらい、どれを使うか迷うほどなのだが、よくよく考えたら今年はそんなにもらわないなぁ・・・と。

そんななか、例年オリジナルの卓上カレンダーをもらって、結構重宝していた某社の人間に聞いたところ「スイマセン、経費削減のおり今年は作ってないんですよ〜」とのこと。

う〜ん、やっぱり。ある意味では予想通りの答えでした。

気持ちは判るけど、そんなところまで費用を削るの?
一度辞めたら復活するが難しいですよ。「今年だけ(作らない)」っていうのは、なかなか出来ませんから。

お客さんとしても、欲しいって方が多いような気がしますけどね。どうなんでしょうか。
少なくとも筆者は欲しいです。モノにもよりますけど。

市販のカレンダーだと欧米市場の休日が書いてないので、結構使いにくかったりするのですが、業者さんのカレンダーはほとんどそのあたりがキチンとフォローされてますからね。
ホントに有難い存在なのですが、今年は少なくて残念です。

イヤハヤ、カレンダーひとつとってもまったくイイ話を聞きませんよねぇ、まったく・・・・・・。

仕方ないから、今年は久しぶりに幾つかカレンダーを買おうかな・・・。

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::: 09/12/17(木)   「テレビ買いました」   【鹿の角】 :::

2009/12/17

年末間近のこんな時期にきて、テレビを買いました。

画面が映らないとかチャンネルがかわらないとか、そんなことではなかったけどリモコンが使用できなくなった(電池とか代えてもダメ)ので、ある意味渋々と・・・。勿体なさもあったんですけどね。筆者はケチですから(笑)。

そして、掃除嫌いの筆者がテレビの買い替えにともない、リビングをホント久しぶりに掃除しました。一足早い大掃除でエラク疲れました・・・・・・。ガックシ。

しかし、あれですね。
テレビを買い替えたのはいいけど、地デジってどうやって見るの?なんか新しい契約とか必要なの?−−って思ってましたけど、アッサリ映ったので逆にビックリです。なんにもしなくて、見られるんだって。
まぁ、カードですか、あれを差し込む必要はありましたど、それだけでしょ。

あとは画像が凄く綺麗。以前から言われてましたけど、あんなに綺麗だとは思いませんでした。確かに女優さんとか大変かも(苦笑)。

テレビってあんましみない筆者ですが、物珍しさもありしばらくはテレビっ子かな(笑)。
サッカーも大画面でみると違うなぁ〜、と感激しきりです。

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::: 09/12/16(水)   「完全信託保全」   【鹿の角】 :::

2009/12/16

今年も残り2週間。さすがに年の瀬も迫ってきた。

そんななか、為替市場の値動きそのものはあるものの、儲かっている先は少ないのかあまり景気のイイ話は聞かない。

そのなかでもネックとなっているのは、来年2月1日からの「完全信託保全」なのだろう。
こちらも気がついたら、すでに45日前。アッという間ですね。

しかし、「信託保全」って、おカネがかなりかかります。
そのため、対応できず年明け以降に潰れるFX会社が相次ぐ−−なんていう、ブラックジョークも一部で聞かれるけど、笑い話ではない面もあるからなぁ・・・。

業界自体の先行きがなかなか見えないですね。
クリスマス前だし、ホントは明るい話題を書きたいのですが、なかなか・・・・・・。

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::: 09/12/15(火)   「FOMC注視、次の方向性如何に?!=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2009/12/15

今週の為替市場は、ドルが当座の底入れを達成したのかどうかを見極める展開となりそうだ。11月27日の84.80円はかなり遠くなった感もあるが、直近安値の87.36円を割り込むようだと、朧気ながら視界内に再び捉えられかねない。

チャートを見ると、ドル/円相場は目先やや方向性を欠いている印象がある。歴史的に見るとあまり居心地が良いとは言えないが、今年に限ればむしろ逆の88-89円台で、次の方向性を探る展開をたどっているようだ。上下どちらに抜けても大きく値が飛ぶ展開は予想しにくいのだが、それでも足もとの狭そうなボックスをまずはしっかりと抜けることが出来るかどうかに注意してみたい。
なお、先週報じた「余談」の続きになるが、今年のドル/円相場の傾向である「米雇用統計発表前後にドル高ピークをつけて、その後反落に転じる」−−と言うケースに今回もおおむね当てはまるところは若干気掛かり。今週というより、来週以降月末に向けてドルはさらなる下値を試す展開にも一応要注意。

一方、材料的に今週も注目される要因はいくつかあり、そのなかでもっとも注視されるのは16日に結果が発表されるFOMCか。
今月初めに発表された米雇用統計の結果を受けて高まっていた早期の米利上げ期待は後退したものの、それでもFOMCでどんな景気判断が下されるのか、その前進度合いでドル買いあるいはドル売りが進行する可能性もある。もっとも、米国における低金利の長期化が示唆されたとしても、米国株価にとってはプラス要因であるため、ドルにとっては必ずしもネガティブな要因ではないとの解釈も一部からは聞かれていた。
なお、今週は米国とともに日本でも日銀の金融政策会合が実施され、その結果が週末18日に発表される。そちらの結果も併せて注意を要したい。

それ以外の要因では、ドバイ・ショックが一応の鎮静化を見せるなか、S&Pやムーディーズなど有力格付け機関による格付け問題、いわゆるリブリンリスクが懸念される。
最上級の格付けを有する米国や英国の格付け見直し観測が聞かれるほか、日本についてもフィッチのソブリン部門統括責任者、デイビッド・ライリー氏はロイターテレビのインタビューで今年11月に「来年度の日本の国債発行額が44兆円を大幅に上回れば、現在の格付けの見直しを余儀なくされる」−−などと発言、警告を発している。日本の予算編成などによっては予断の許さない面もあると言うことは認識しておきたい。


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::: 09/12/14(月)   「戦力外通告」   【鹿の角】 :::

2009/12/14

サッカーのJ1・ジュビロ磐田に所属しているゴンちゃんこと、中山雅史選手が戦力外通告になったとして話題を呼んでいる。

ワールドカップにおける日本人初得点を決めたり、歴代最多ゴールの記録を持つなどのほかジュビロ磐田の顔−−と言っていい選手ですからね。まあ、当然と言えば当然でしょうか。

しかし、いつもいつも思うけど、「戦力外通告」って言葉はどうにかなりませんかね?
筆者だけかもしれないけど、「いらない」とか「不必要」のニュアンスをもの凄く感じてしまうのです。

いや、いわゆるそれに相当する選手は当然いるんですが、ゴンちゃんの場合には違うでしょう。

だって、チームからは指導者としてのオファーがあったんでしょ。ジュビロの首脳陣としては出すかどうかで苦渋の決断をした筈です。
おりしも、数年前に我が鹿島でも「ミスター・アントラーズ」の秋田豊くんに同じようなことをしていますからね。

さらに、ジュビロの場合には藤田くん、名波くん、福西くん、服部くん−−と「顔」が次々にほかのチームに移籍してますから、尚更だと思います(名波くんだけは戻ってきてジュビロで引退したけど)。

いずれにしても、キングカズ同様にゴンちゃんは筆者とほぼ同年代なので、是非とも頑張って欲しい。J2だろうがどこだろうが、応援しますからね。
来年も元気なプレーを見せてください!

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::: 09/12/11(金)   「郵政民営化の余波」   【鹿の角】 :::

2009/12/11

筆者には郵便局員の友人がいるのだが、毎年11月になるとヤツから必ず電話が掛ってくる。

なんの電話かというと、「年賀状を買ってくれないか」−−という電話で、曲がりなりにも筆者が経営者の端くれと言うことで大量購入を期待しているのだろう。
まぁ、確かに300枚とか買っていますけどね。

しかし、ホンの10年前いや5年前でも、そんなある種のセールスの電話なんてなかったよなぁ、と思っていたらやっぱり民営化の影響らしいですね。

だから聞くところによると、ノルマ(?)をこなせなかった場合、自分で大量に購入して金券ショップに大量に販売する方もいるとかいないとか・・・・・・。

確かに、金券ショップではいまの時期年賀状が溢れていますけど。
あれがそうなんでしょうか?

う〜ん、でもそこまで行くと本末転倒って気もしないではないです。ノルマってものがどの程度か判らないですが、そんなに厳しいものなんですかね。だとしたら、チョッとヤリ過ぎのような気も・・・。

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::: 09/12/10(木)   「私学生ってたいへんだ・・・」   【鹿の角】 :::

2009/12/10

先日必要があって姉貴のウチに行ったら、平日の昼にもかかわらず高校生の甥っ子がいた。なぜか遭遇率の高い筆者なのです。

ソファーに寝転がりノンキにマンガを読んでいたので、「サボりかぁ〜」と茶化すと、「いつもそういうんだから。違うよ、期末テスト期間中」と言われた。
なるほど、確かにそんな時期だよね。マンガなんか読んで、余裕がありそうだけど(笑)、取り敢えず御苦労さま・・・。

で、そのときに甥っ子と話をしてビックリしたのは、私学に通う甥っ子は平日7時間、土曜日も4時間授業があるってこと。
えっ、そうなの?!
平日もさることながら、土曜日の話は驚きましたね。ホントに。

まあ、世間一般的にも軌道修正はされたけど、「ゆとり教育」どころじゃないじゃん。

時代が違うとはいえ自分自身もそうだし、3つ年上の姪っ子も公立高だったから判らんかったけど、私学ってそんななんだ。ひぇー。
甥っ子はなんだかアッケラカンとしているからいいけど、大変なんだね。

勉強だけが人生じゃない−−とか言うと姉貴に怒られそうだけど、甥っ子よ、適当に息抜きして頑張ってくれや。

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::: 09/12/09(水)   「サッカーW杯と妙な楽観論」   【鹿の角】 :::

2009/12/09

先日にサッカーの話を書いたときを含めて、なんども過去に書いているが筆者はサッカー好きだが日本代表にはまったく興味がない。

なので、日本代表については誰が監督をやろうが誰が出場しようが、また勝とうが負けようが関係ない。
筆者にとっては、どうでもいい話だ。

さて、そんななか先日ワールドカップの組み合わせ抽選会が実施され、日本はオランダなどと同じ組に振り分けられた。
なんとなく、ワールドカップもジワリと現実味を増してきましたねぇ〜。

しかしさぁ、そこで岡田監督が「勝てない相手じゃない」とか「ベスト4が目標」とか言うのはいいですよ。というか、当然のこと。これは選手についても、そうですけど。
戦う前から、「絶対勝てない相手」とか言ったらバカでしょ、完全に。ワールドカップに行くなって話ですから。

ただ、マスコミまでが岡田さんの発言を鵜呑みするのはどうかと思う。
いっつも思うけど、スポーツ新聞ってなんであんなに楽観的なんだろう?

いや、楽観的とは違うな。きっと何にも考えていないか、サッカーを知らないんだろうね。だから、ああしたノー天気な記事になる。「日本代表はカメルーンと相性がイイ」−−とか。
ワールドカップという真剣勝負の場は、親善マッチとまったく別物なんですけど・・・・・・。

もちろん、何が起こるのかが判らないのがサッカーなので、番狂わせが起こる可能性はある。けど、そんな「奇跡」が起こる可能性は極めて低いと思いますよ。

組み合わせを見た瞬間、「あぁ、3敗で日本は予選リーグ敗退だね」−−って筆者は思いましたから。まぁ、「2敗1分」なら御の字なのでは?
正直、それすら厳しいって思いますけどね。

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::: 09/12/08(火)   「ゴルゴ13」   【鹿の角】 :::

2009/12/08

今日、取材の途中で立ち寄った本屋でたまたま発見しました。

前総理である麻生太郎さんも大好きなマンガ『ゴルゴ13』の新刊本(なんと155巻!)が平積みされていたのですが、そのサブタイトル(?)が「PKO(プライス・キーピング・オペレーション)」になっていました。

しかも裏表紙に書かれた粗筋を読むと、「米国政府が抱える赤字を日本が為替介入し補てんしていた、うんぬん」−−で、どうやら株式ではなく為替に関する話みたいです。

なので、思わず衝動買いしてしまった筆者です。

決して馬鹿にしているわけではないけど、基本的にはマンガですから。
しかし、『ゴルゴ13』には以前も三菱銀と東銀の合併を示すかのような内容である「BEST BANK」など、物議を醸したストーリーもいくつかありますからねぇ・・・・・・。意外に侮れず?

ともあれ、どんな話なのか楽しみです。あとでゆっくり読みましょう・・・・・・。

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::: 09/12/07(月)   「ドル反発は本物か、その継続性に注目=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2009/12/07

今週の為替市場は、先月末に記録した84.80円がドルの当面の底であったのかどうか、足もとのドルの反発が本物であるのかどうかを見極める展開が予想されている。
若干の余談をいえば、インターバンクディーラーの間などでは良く知られていることだが、今年のドル/円相場は「米雇用統計発表前後にドル高ピークをつけて、その後反落に転じる」−−と言うケースが意外に少なくない。実際、先月も結果からするとそんな展開をたどっている。「ヒョッとすると今回も」という疑念に駆られている市場参加者もあるようだ。

チャートを見ると、ドル/円相場は11月27日の84.80円をボトムに右肩上がり。先週末には10月末高値92.32円を起点に84.80円まで下落した下げ幅の76.4%戻しである90.55円も一時突破してきた。およそ1週間で6円近いドルの急騰で、短期的にはさすがに買われ過ぎている感は否めないものの、フィボナッチの観点では100%戻しである92.32円がぼんやりながら視界内に捉えられたと言ってよい。
なお、そんなドル/円相場だが目先的には一目均衡表の雲を巡る攻防に要注意か。大雑把にいって、先行帯の雲は90円半ばから91円半ばに今週位置する。その雲をザラ場ベースだけでなくNYクローズベースでしっかり超えられるかどうかに注目したい。

一方、材料的に今週も注目される要因はいくつかあるが、個人的にもっとも注視しているものは米国金利の行方だ。
御存知のように、ここしばらくは「ドルキャリー(トレード)」という言葉も聞かれたように、低金利の米ドルを借りそれを資源国通貨やゴールドなど商品相場で運用していた向きも少なくなかった。しかし、先週末に発表された米雇用統計を受けてセンチメントが一変、先々のドル金利上昇が見込まれるようになってきた。その結果、これまで蓄積されたドルキャリートレードの巻き戻しが起こりかねない。これは為替市場におけるドル高要因となるだろう。
のみならず、日本は政府が公式な見解を示したように「デフレ」の商状であることからすると、金利の引き上げを当面予想しにくい。すると、投機筋はこれまでのドル調達から円調達へとシフトする可能性すらありそうだ。
なお、米金利に注目という意味も込め、8-10日に実施される米債の入札(トータル740億ドル分)についても十分な注意を払いたい。

それとは別に注目されるものは、日本の政府・与党による追加の危機対応管理だ。
前述したように84円台から90円台までドル/円相場は大きく反発に転じたものの、中長期のドル安の流れそのものが転換したと見ている向きは少数派。むしろ、ちょっとしたキッカケ次第で再びドル安が進みかねないと予想する向きが大勢だろう。したがって、日本政府が足もとの円安に慢心するようだと、投機筋がそうした間隙を突く格好で、再び円高に振れるリスクはくすぶっているのかも知れない。

そのほかでは、本日予定されているバーナンキFRB議長による昼食会での講演や週末11日に集中している中国の経済指標発表、来週14日の話になるがドバイ・ワールドの傘下であるナキールが保有するイスラム債の償還期限などにも注意を要したい。


P.S.
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::: 09/12/04(金)   「サッカーW杯の出場枠」   【鹿の角】 :::

2009/12/04

筆者はスポーツ観戦が大好きで、なかでもとなるとやはりサッカーだろう。

ただし、国別対抗のワールドカップよりもクラブチームのワールドカップの方に「より興味があり」、またどちらにしても日本代表チームには「まったく興味がない」。

・・・・・・なので、と言えばそれまでだが、先日南アフリカ大会の出場国を見ていて思ったのだが、やっぱりアジアの出場枠って多過ぎでは?
「3」でも多い気がしますよ。「2」でいいんじゃないのかなぁ〜。

その結果、日本が出場出来なくても仕方ないと思いますけど。だって、もっともっとレベルの高い試合がみたいもん。
弱っちいチームは出場しなくて結構。

それともうひとつ思うのは、予選の地域をもう少し細かくわけませんかね。
たとえば、アジアと中東が同じっていうのは無理があると以前から思っているんですよね〜。

筆者の言うように、いわゆるアジア枠を「3」にした場合、日本を含む地図上のアジアは「1」、中東も「1」で、双方の2位がホーム&アウェイで戦って勝った方で残り「1」を争う−−なんて言うのはどう?
自画自賛ですが、結構いい案のように思いますけどねぇ・・・・・・。

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::: 09/12/03(木)   「ヒット番付と流行語大賞」   【鹿の角】 :::

2009/12/03

筆者が「いよいよ年の瀬だなぁ」−−と思うイベントは幾つかあるが、そのうちの2つが昨日発表された。
それは、日経新聞による「ヒット商品番付」と「新語・流行語大賞」がそれになる。

ちなみに、前者である「ヒット番付」をみると、横綱は「エコカー」と「激安ジーンズ」だった。

飽くまで個人的な印象としては、両横綱とも順当な選出だと思うけれども、それ以下が良く判らない。たとえば、東の大関である「キリンビールのフリー(ビール風味、アルコールなし飲料)」って、そんなに売れたんですか?
実を言えば、筆者は今回の「ヒット番付」で商品そのものを初めて知りました(笑)。
まぁ、毎年そんなことは幾つかあるものですが。

同じようなことが後者の「流行語大賞」にも言える。
今年はトップテンのうち9つまで聞いたことがあり、例年に比べて優秀だなと思ったけれど、それでも「ファストファッション」って知りませんでしたから。

あぁ、良く見たら「ファストファッション」は「ヒット番付」でも「前頭2枚目」にランクされているね。ふ〜ん、筆者の知らないところで流行っていた有名な言葉なんだね・・・・・・。

と、ここで仕事にちょっとだけ頭を戻すと、為替・金融業界における今年の流行語ってなんだろう?
「リスク選好(の動き)」あるいは「ドルキャリートレード」−−なんて言葉は、意外に今年のヒットのような気がしますが、いかがでしょうかね・・・・・・。

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::: 09/12/02(水)   「高専ロボコン」   【鹿の角】 :::

2009/12/02

ご覧になったという方がいるかもしれない。
先日、NHKで高専ロボコンの関東予選が放映された。

当コーナーを読んでいる方ならご存知のように、ロボコン好きの筆者、もちろん番組を見ましたよ。また、キチンと録画もしてあります。

今年のテーマは「ダンシング・カップル」で、手動ロボットと自動ロボットのダンスがメインテーマ。

ただ、長年見ているから正直に言うけど、今年のロボコンはいまひとつ・・・・・・かな。

なぜかと言うと、2チームにより競い合いという点で勝敗などがちょっと判りにくいし、例年ほどの「ハラハラドキドキ感」がないから。
また、ロボットにはきっとスゴイ技術が使われていたりするんだろうけど、それもいつもほど伝わってこなかった。そのあたりがホントに残念かなぁ〜、って思います。

ロボコンはもっと競い合いを前面に出した格好の方が盛り上がると思いますが、関係者の方いかがでしょうか?

−−とは言え、どんな戦いが見られるのか、このあと予定されている本選も是非ぜひ楽しみにしたいと思います。

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::: 09/12/01(火)   「年末進行」   【鹿の角】 :::

2009/12/01

別に今年だけに限ったことではないけれど、12月は年末進行で締め切りが前倒しされるケースがままある。
月刊誌に連載しているものはその典型で、通常よりも1週間から10日も締め切りが早い。

なので、いまの時期って、ヘンに忙しい筆者です。
しかも、そういうときに限ってマーケットは動くし。

たとえば今日なんて、あるところから頼まれていた「来年の見通し」のなかで、日本のデフレ宣言と日銀によるゼロ金利政策の話を書き終わったあたりで、「日銀が臨時決定会合」のニュースが出てビックリ・・・・・・。
だって、今日の段階でゼロ金利になったら完全に原稿書き直しでしたからね・・・。

結果は微修正すれば使えそうなのでホッとしてますが、まだまだ予断は許しません。

まぁ、幸か不幸か今年は忘年会の少ないのが救いですけどね。何故なら、飲まない日は夜に仕事が出来るから。
それが良いことかどうかは別ですけど(苦笑)。

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