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::: 10/05/31(月)   「円買いの継続性如何に、週末に材料集中=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2010/05/31

今週の為替市場は、根強いリスク回避の円買いの継続性が問われる1週間となりそうだ。ギリシャに端を発したソブリンリスクなど材料的な要因や高い連動性のうかがえる株価などの動き次第で予断は許さないものの、シカゴIMMの投機ポジションでは円ショートが1万枚と前週の3万枚から大きく減少するなど、ポジションの偏りはだいぶ解消されてきた。そのため、ここからの円高は仮に進行したとしても、緩やかなスピードに留まるなどとする声も市場の一部からは聞かれ始めているようだ。

テクニカルに見た場合、先週は90.20円レベルに位置した週足・一目均衡表の雲の下限がサポートとなり、ドルは反発へと転じてきた。週足ベースでは5週ぶりの陽線引け。基本的なドルの下値リスクが払拭されたわけではないものの、一時期に比べるとかなり軽減されている感も否めない。
もっとも、91円半ばには日足ベースの一目均衡表の先行帯の雲の下限が位置するなど上値も重そう。また91円半ばから92円レベルは、目先の攻防の分岐点となることが少なくない。そうしたことからすると、底堅いが上値も重いという状況がしばらく続くようなイメージもあるのだが果たしてどうだろうか。

一方、今週注目される要因は大きく2つ。
ひとつは政治・政策的な要因であり、その代表格は週末に韓国で実施される予定のG20財務相・中銀総裁会議になる。世界的な株安が景気に対してジワリと悪影響を及ぼし始めている状況だけに、会合でリスク回避に向けた協調姿勢などをキチンと示せるようだと、円全面高の流れに歯止めがかかる可能性も否定できない。さらに、今週はそれ以外でも日中首脳会議のほかFRB議長やECB総裁などが韓国中銀の会議で相次ぎ講演を実施する予定−−などとされ、それらも併せて注意をしたい。

ふたつめの要因として注意を要したいものは、月末・月初の週ということで大量に発表される重要な経済指標か。最たるものは週末4日に発表される5月の米雇用統計で、事前予想を見ると大幅改善の公算が大きいと見込まれている。実際、米雇用統計のなかでももっとも関心の高い非農業部門雇用者数変化は、プラス50万人程度が予想の中心値(前月プラス29万人)となっている模様。
また、それ以外でも5月の中国PMI(1日)、1-3月期豪GDP(2日)、1-3月の法人企業統計(3日)、1-3月のユーロ圏GDP(4日)など、米国以外の指標にも重要なものが相次ぎ発表される見込み。

なお、最後にそれらとは別に注意しておきたい要因は、緊迫ムードが高まりつつある北朝鮮情勢か。そして先週末のスペイン格下げでだいぶ「アク抜き」された感もあるが欧州諸国のソブリンリスク問題、6月の声を聞くことで半期末に向けた需給要因に変化なども一応要注意。

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::: 10/05/28(金)   「オレはいったい??」   【鹿の角】 :::

2010/05/28

先日、なんの気なしにテレビを見ていたら明石家さんまさんが出演しており、そこで次のような発言をしていた。

「今年54歳で、実はサザエさんのお父さん、波平さんと同い年なんですよ・・・」

う〜ん、確かにギャップがあるよなぁ・・・。二人がとても同い年には思えません。

しかし、そこでフト思い当たった。
同じようにアニメの登場人物(主人公)との年齢を考えた場合、筆者はいつしか「バカボンのパパ」よりも年上になっているのだと、と(笑)。

ちなみに、ご存知の方もいそうですが、「バカボンのパパ」は41歳との設定です・・・。
アニメのエンディングだったかな、そこでも「41歳の春だからぁ〜♪」とか歌われていましたもんね。

ともかく、そうですか。ワシはパパより年上ですか。筆者は独身ですけどね。チョッとだけショックでした・・・。

まぁ、バカボンのパパ並みに、あちこちで「バカ」をしているし、別にいんですけどね(笑)。

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::: 10/05/27(木)   「FXのセミナー」   【鹿の角】 :::

2010/05/27

先日、元為替ディーラーの業界関係者と会食した際に、「FX関係のセミナーがだいぶ減っている」−−との話になった。

そういわれてみると、確かにそんな気がする・・・・・・。
実際に『FOREX PRESS』で簡単に確認したけれど、なるほど減っているなぁ〜って思う。筆者も某社でやっていた定例セミナーが終了になったし。

何故なのか、理由は幾つかあると思うが、あるFX会社の方に言わせると「新規の口座開設などに繋がらず効果が挙がらないから」だという。
また、やはり業績低迷の折、コストカット的な意味合いもあるのだろう。だれ、とは言わないけどかなりの高額で講師をやっている方もいますからねぇ・・・。

しかし、後者のコストはともかく、前者の意味からセミナーを中止するのはチョッと違う気がします。
啓蒙−−というと大上段になりますけど、専門家の方たちが個人投資家に色々と教える、意見交換をする場としての意味合いとしてセミナーって重要な気がするんですが。

現在セミナーをやっている会社は、この先も頑張って(?)続けて欲しいと思いますね。

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::: 10/05/26(水)   「火に油を注ぐ・・・」   【鹿の角】 :::

2010/05/26

サッカーの話は、昨日で取り敢えず辞めようと思っていた。
先日サケダチと行って楽しかった「ジャーマン・フェスト(ドイツビール祭り)」の話とかも書きたいし。

しかし、もう一度だけ書きたいことが出来たので書く。

ご存知の方が多いと思うが、複数の報道によると岡田監督は記者会見で表明した「進退うかがい提出」について「冗談だった」−−って言ってるんだって???

−−あのさぁ、彼はホンマもんの馬鹿ですか?

この件について、産経新聞には「ファンを愚弄…岡田代表監督の冗談には笑えない」をタイトルにした記事がでていましたが、筆者は内容を含めて100%同感でした。

KYというか、本当に空気の読めない人間ですね。
言ってイイことと悪いことの区別もつかないのでしょうかね?

また、以下は前述した産経の記事の一部抜粋ですが「W杯を目前にした大事な時期に、これほどの不謹慎発言はない。韓国に1年で2度負けたことの責任を感じていたのかどうかも怪しくなる」−−と筆者も思います。
ホントに「負けたことの責任を感じていた」の??

日本代表が強いとか弱いとか、そんな次元の話じゃなくて、別の視点からでも本当の本当に岡田さんには監督を辞めて欲しい。明日からワールドカップが始まるんでも、監督を代えるべきだ。
もし誰も引き受け手がいないなら、ワシがやるよ。ロハ、タダでもいいしね。

サッカーは100%シロウトだし、3戦全敗の結果は変わらないかも知れないけど、岡田さんより色んな意味でマシだと思うよ・・・。

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::: 10/05/25(火)   「久しぶりに怒っています」   【鹿の角】 :::

2010/05/25

ツィッターには書いた話なんですが、昨夜は為替のディールをしながら、サッカーの日韓戦を見てました。
筆者が日本代表戦を見るのって、ホントに珍しいですよ・・・。

しかし、試合内容はヒドかったですね。

前田(磐田)や佐藤(広島)、小笠原(鹿島)、石川(FC東京)小野(清水)、明神(G大阪)−−あたりがいればチョッとは違ったのかなと。
ただ、そのメンバーでも「勝てた」とは言いません。やっぱり韓国は強いし、パク・チソンのいうとおり、残念ながらかなりの差が付いているとも思いますので。

そんななか、筆者が頭にきたのは岡田監督による2つの対応です。

ひとつは、壮行試合にもかかわらず「ゴール裏などのサポーターに挨拶しなかった」んだって?GKの川口くんが代弁(?)したらしい・・・。さらにいえば、試合後に韓国の監督と握手もせずにロッカールームに消えたとか。
大人の対応じゃないよ、完全に子ども。都合が悪くなると逃げる−−っていう最悪のパターンですね。イイ歳をして、なにやってんだか。

もうひとつは、記者会見で明らかにした「進退うかがいをだした」って話。
はぁ???

いや、筆者だけではなく辞めさせた方がイイと思っていた人たちは沢山いると思うけど、なんでこのタイミングでそんなこと言うかな。ワールドカップまで残り3週間もないんですけど・・・。
ここでも「都合が悪くなると逃げる」のパターンが見て取れる。

ん?そうじゃないのかな?
実質的にもう代えられないのを判っていてのエクスキューズですかね?平たく言えば、「ポーズ」?

いずれにしても、選手の士気への影響とか考えたことがあるのかな?筆者が選手なら、明らかにモチベーションが下がりますけどね・・・。イヤイヤやっているオヤブン(監督)のもとでプレーなんてしたくないよ。

でもさ、辞めたいって言うんなら代えれば?確かに、あと3週間弱だけど、岡田さんよりよほどマシな監督なんて幾らもいそう。筆者は大嫌いだし、ぜんぜん評価していないけど、「人間力」山本昌邦さんあたりでもいいよ、こうなったら。
それとも思い切って、ラモスに丸投げするとか(笑)。

ともかく、メンバーはもう代えようがないけど、JOMOカップのようなオールスター戦と同じように考えて「一発勝負」的に別の監督に託すっていうのも、ひとつの方法だと思うな。

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::: 10/05/24(月)   「円高の継続性如何に、政策的なイベント要注意=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2010/05/24

今週の為替市場は、クロスを含めた円全面高の継続性を見極めることがポイントになりそうだ。為替市場は欧米を中心とした株価との連動性が強く、リスク回避による円買いが取り敢えず優勢ながら、オーバーシュート的な色彩もうかがえるようになってきた。突っ込んでの円買いには注意が必要かも知れない。もっとも、輸出企業などはとくにユーロ/円を大きく売り遅れているとされ、戻りは確実に抑えに来る方針。そう考えるとクロスを中心にドル/円も上値は非常に重いイメージになる。

テクニカルに見た場合、日足チャートに示された下ヒゲの長さなどから今月6日に記録した年初来安値の87.96円で大底を打ったと考えていたが、先週の再下落でドルは再び年初来安値に接近あるいは更新する可能性も否定出来なくなった。目先のドル安値である89円レベルを再び割り込むようだと、年初来安値の87.96円が視界内に捉えられることとなりそうだ。
なお、週足の観点でいえば、90.20円レベルに位置する一目均衡表の雲の下限をNYのクローズベースでも下回ってきたことは若干気掛かり。先週下回った週足・一目の雲の下限が今週はレジスタンスとして寄与することになるのかどうかにも注目してみたい。

一方、今週注目される要因は大きく2つ。
ひとつは、世界各地で予定されている政策的なイベントであり、幾つか例を挙げるとまずは24-25日に実施される米中戦略経済対話となる。ちなみに、こちらにはガイトナー財務長官やクリントン国務長官らも出席する予定となっている。また、ガイトナー財務長官は米中戦略経済対話の終了後その足で英独を緊急的に訪問する予定だ。英米あるいは米独の財務相会談の実施も見込まれているだけに、そこで如何なる協調姿勢などが示されるのかには大いに注意をはらいたい。
また、そのほかでは来日し日銀で講演を実施するバーナンキFRB議長の行動や、週末に実施される日中首脳会談などにも一応要注意。

いまひとつ注意を要したいものは、米国を中心とした株価動向になる。前段で指摘したように最近は株価と為替市場の連動性は高く、それもリスク回避の発想からか「株安=円高」という傾向が強く見られる。なお、同様のものをいまひとつ挙げれば、「ゴールド安=ユーロ高」の傾向もうかがえる。いずれにしても、金融市場は相互に支え合い複雑に絡み合っているマーケットであるため、単純に為替市場の価格変動だけでなく、株式や商品相場などほかのマーケットの値動きにも目を配る必要があるのかも知れない。

最後にそれらとは別に注意しておきたい要因は、不穏な空気が漂う北朝鮮情勢。とくに韓国とはいわゆる南北貿易が停止される旨の報道が出たりするなど、ジワリと緊迫したムードが高まってきた。最近の地政学リスクは、戦火を浴びるとの懸念からか地理的に近い国の通貨が売られる傾向もあるため、それからすると北朝鮮情勢は今後思わぬところで円売り要因になる可能性もある。

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::: 10/05/21(金)   「ゆとりのツケ」   【鹿の角】 :::

2010/05/22

最近新聞や週刊誌で興味深い記事を2つ読んだ。
それぞれが別個のものだったが、たぶん「根っこ」は同じなのではないかと思う。

そのひとつは、「昔話を知らない子供が増えている」と題したもので、「桃太郎のおともは誰か」、「浦島太郎が竜宮城に行ったときの乗り物」−−などの設問に対して答えられない子どもが急増しているという。

ちなみに、前者については「アンパンマン」との回答もあったとか・・・・・・。
アニメで、そんなストーリーが確かにありましたけど。

それに対する、もうひとつの興味深い記事とは「中学教科書に夏目漱石、森鴎外復活へ」としたもの。なんでも、ここ20年ぐらい漱石などを教科書で取り上げてなかったんだって?
はぁ?
漱石の「こころ」なんて、筆者のバイブルなんですが。Kのあのストイックさに、チト憧れますね。あれを知らないまま社会人になるなんて、惜しいというかもったいない。

チョッと話が逸れるけど、歌や童謡などに関してもいまの子どもってホントに知らないよね。
現在高校生の甥っ子あたりでも、有名な童謡を結構知らないので、驚いてしまう。
で、聞いてみると教科書にもほとんど載っていないし、つまりは教わっていないんだな、これが。逆に、チョッと古い名曲(?)のJポップを知っていたりね。

話を戻すと、昔話も漱石・鴎外の復活も、童謡もみんな根っこは一緒。すべてで、親御さんや先生などが教えてこなかったから、判らないんだと思う。
童謡なども、子どもが寝るときにお母さんが歌ったりしないのだろうか?

新しいモノを完全に否定するつもりはないけど、古いモノを踏まえたうえでの新しいモノだと思いますよ。新しいモノだけ、ではダメだと思う。

こういうニュースを聞くと思うのは、モノ的には確かに豊かになったけど、ココロは意外に貧しいんじゃないかってこと。ホントは後者、ココロがもっとも重要なんですけどね。

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::: 10/05/20(木)   「丁字路とT字路」   【鹿の角】 :::

2010/05/20

恥ずかしながら先日初めて知りましたが、「T字路」という用語は間違いだって知ってましたか?

生まれてから齢40数年、筆者なんて、ずっーと使っていましたけどね。
正しくは「丁字路(ていじろ)」と言うらしいです。

ちなみに、漢字も「丁」が正式とか。試しに、ワードとかで「ていじろ」と打って変換してみてください。一発で変換されますから。
最初に見たときには、結構感激した筆者です。単純ですかね(笑)。

しかし、あれですね。「ていじろ」って、なんだかちっちゃい「つ」の字が発音できないお年寄りの使う用語みたいですよね・・・(苦笑)。

いずれにしろ、「T」も同じですが、道の形状が「丁」の字に似ているから、「丁字路」になったとか。つまり、アルファベットが輸入(?)される前から、「丁字路」って呼ばれていたんでしょうね、きっと。

−−そこで、筆者はチョッとだけ考えました。
「Tシャツ」っていうのは正しいのでしょうか?
ホントは、「丁字路」のように「丁シャツ(ていしゃつ)」って言うんじゃないかなと思っている筆者でした(笑)。

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::: 10/05/19(水)   「カラオケボックス」   【鹿の角】 :::

2010/05/19

最近のカラオケボックスは多様な使われ方をしているようだ。

昼間は料金も安く、また他人に迷惑もかからないということで、子連れの奥さまたちが会談する場所になっているとも言われるし、チョッと広めの部屋では学生バンドなどが楽器持ち込みで演奏の練習をすることもあるという。

さて、そんなカラオケボックス、筆者はだいぶ御無沙汰していたのだが、先日久しぶりにいきました。
なにしに行ったのか、というと打ち合わせ。ある企画(?)の打ち合わせで利用したのがなんとカラオケボックスだったのです・・・。

もちろん「打ち合わせ」という名目で利用したことは初めてでしたが、防音が効いていて結構静かだし、日中だったので料金は安いし、ある程度の広さのスペースは確保できるし、って個人的にはこれもアリかなって思いました。
下手なカフェとかでやるより、いいかも。場所によっては、隣の会話とかが妙にウルサイときがありますかね。今度また、誰かと使ってみようかな?

そうそう、モバイルPCは使えるんだろうか?インターネットが出来るなら、原稿書きで使ってもイイよな・・・。

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::: 10/05/18(火)   「ドライブA」   【鹿の角】 :::

2010/05/18

確か先月半ばだったと思うが、筆者は「突然ホントに変なスイッチが入り、無性にドライブに行きたくなることがある」−−というような話を書いた。

そんな「病状」がしばらく出てなかったのだが、先日再び「発病」しました(笑)。

今回は、海なし県に住んでいるためか、「海が見たい!」それも「日本海が見たい!」との欲求で、早速新潟へと行ってきました。えぇ、日帰りで往復650キロ、走ってきましたよ。
帰りは真夜中・・・。

で、何するわけでもなく、ボゥと海を見て現地では名物のへぎそばを食べてきました。それだけです。
新潟はダチ公がいるので寄ろうかなとも思ったんですが、すると長くなりそうな気もしたので今回はスルーしました。また、行くけん、今回はゴメンよ!

・・・・・・なお、そんなこんなで、今週末に予定されている某飲み会には新潟名産の「おつまみ」を持参しますから!
参加の皆さま、楽しみにしていてくらはいませ(笑)。

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::: 10/05/17(月)   「関心はユーロ、その結果に一喜一憂か=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2010/05/17

今週の為替市場は、ユーロ独歩安の状況に変化が生じるのかどうかがポイントになりそうだ。その結果如何で、足もとで見られるリスク回避の円高などにも歯止めのかかる可能性を否定できない。なお、いわゆるシカゴIMMの最新投機ポジションをみると、ユーロショートは現在11万枚を超えている。もちろん、さらなるショートの積み増しも否定は出来ないが、ポジションの偏りからすると一旦戻り始めると戻りのスピードもかなり速そう。調整的な値動きにも一応注意しておきたい。

テクニカルに見た場合、ドル/円相場はドルのサポートとして寄与してきた一目均衡表の先行帯の雲の上限を先週末にしっかりと割り込んできた。ちなみに、一目の雲の上限は緩やかな上昇を続けており、本日は93円レベルに位置し、週末に掛けてはほぼ横ばいに推移する。今度はドルの抵抗となるのかどうかに注目してみたい。
それに対するサポートは、まず一目の雲の下限などが位置する91円半ばか。その少し下91円前半には移動平均の200日線も位置しているなど、ドルの下値も堅そうだ。

一方、今週も注目したい要因などは幾つかある。
経済指標でいえば、日米だけでなく欧州でも重要なものが週末に発表される見通し。そんな日米欧でとくに重要と見られる指標を以下で取り上げると、17日の5月米NAHB住宅市場指数、19日の4月FOMC議事録、20日の日本の第1四半期GDP速報値、21日の5月独IFO景況指数−−などとなる。
また、決算の発表について米国などはヤマを越えたものの、日本は今週18日に三菱東京UFJ、20日にソニーや東京海上などが発表を予定している。株価に与える影響とともに、主要企業の決算内容も一応要注意。

しかし、前段で指摘したようにマーケットの関心はなんと言ってもユーロ絡み。したがって材料的にも欧州ファクターがやはりマーケットの波乱要因となりかねない。
そのなかで注意を要するのは、まず19日に予定されているギリシャ長期債の償還か。また20、21日はやはり格下げの可能性などが示唆されているポルトガルとスペインの債券も償還される見通し。ギリシャのケースでいえば償還額は85億ユーロとなかなか大口であり、無事に乗り切れるか否か、そのあたりがマーケットの大きな価格変動要因になりそうだ。

また、それとは別に注視されるのは広義の需給要因。2つだけ事例を挙げるとヘッジファンドなどによる6月半期末にらんだ「45日ルール」の影響や、多くの輸出企業が想定した社内レートと大きく乖離したユーロ/円で如何なる為替予約に動くのかなどを注視したい。

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::: 10/05/14(金)   「官公庁で一番美味しい食堂は?」   【鹿の角】 :::

2010/05/15

先日テレビを見ていたら、著名な経済アナリストの方が「官公庁で一番美味しいと評判なのは警察庁の食堂」−−と話をしていた。
へぇ〜、そんな噂話があるんですか。初めて知りました・・・。

実を言えば、警察庁の食堂って筆者も行ったことはない(と言うより警察庁そのものに行ったことがない)ので、真偽は良く判らない。実際、そうなのかも知れないが、筆者が取材などで行ったことのある官公庁の中でダントツに食事の美味しかったのは、農水省ですね。

そもそも論として、コメや農作物を管理している省庁なので、農水省の食堂はどこぞのCMみたいですが「美味い、安い、量が多い」−−の3拍子揃っていました。
確かメンチカツだったと思うけど、まるでワラジのように異様に大きかった記憶も・・・。

しかし、書いていて思い出したけど、最近農水省に取材行ってないなぁ〜。
なお、農水省以外では経産省の食堂もなかなかいけます。やはり安いし。

久しぶりに農水省へ取材に行って、帰りに食堂で食事をして来ようかな・・・(笑)。

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::: 10/05/13(木)   「求む人材」   【鹿の角】 :::

2010/05/13

最近いくつかのFX業者に行って思うのは、いわゆる「勝ち組」と「負け組」で2極化が鮮明になりつつあるのではということだ。

何故なら、おそらく「勝ち組」になるのだろうが、一部業者からは業務拡大を背景にしたとみられる人員増の話が聞かれ、それに関する相談などを受けることも少なくない。
そう、平たく言えば「イイ人がいたら紹介してよ」−−ということになる。

なお、そうしたなかFX会社の求める人材の2大条件が「即戦力(経験者)」で「若い」ことに変化はない。「出来れば20歳代で」と言われることがやっぱり多いですね。40歳以上は逆に厳しいか・・・。

ただし、以前より少し変わったなと思うのは、女性よりも男性を求める声がチョッと多くなってきた気がします。
もちろん内部でやる仕事によって違うけど、為替って24時間動いているマーケットなので夜勤とか、そんなハードワークをする可能性まで考えて男性の人材を求めているのかも知れない。

いずれにしても、景気のイイ話が川上から筆者のような川下にも早く伝達してくれないかな。川下はいまだに冷え込んでいる先が結構多いんだけど・・・。

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::: 10/05/12(水)   「選挙とスポーツ選手」   【鹿の角】 :::

2010/05/13

ご存じのように、今年の夏に参院選挙が実施される。
その参院選に向けて各党の候補者が徐々に明らかになってきたが、そうしたなかで目立つのはスポーツ選手の名前ではなかろうか。

以前から、アントニオ猪木さんや馳浩さん、橋本聖子さん、荻原健司さん−−などたくさんのスポーツ選手議員がいたものの、今回驚くのは柔道の谷亮子さんの出馬ではあるまいか。だって、「現役続行」で出馬なんでしょ??

柔道界における谷亮子さんの実績は尊敬に値するし、34歳になっても現役を続け、次のオリンピックを目指すという態度は素晴らしい。敬服します・・・。

しかし、それなら選挙などに出馬せず、トヨタのいち会社員(?)でいて欲しかった。非常に残念です。

彼女が語った「田村で金、谷でも金」が明言として知られているが、「政治家では金(きんではなくカネ)」ってことなんですかね・・・。

それと、もうひとつ。
今回の件だけでないけど、政治家のなかには会社経営とか兼業で別の仕事をしている人がかなりいますよね?
そんな「片手間」で出来るほど、ヒマのある仕事ってことなんだね。いいなぁ〜、羨ましいよ。わたしも政治家になろうかな(笑)。

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::: 10/05/11(火)   「サッカー日本代表」   【鹿の角】 :::

2010/05/11

ワールドカップを目指す日本代表が昨日発表になりましたね。
メンツはというと、筆者の予想が20人的中しました。これも予想通りですが(笑)。

誰も褒めてくれないので自画自賛をすると(笑)、予想を外したメンバー3人のうち2人は「怪しいなぁ〜」と思っていた。嘘ではなく、事実「徳永や田中達あたりは外すかもしれない」と書いている。バックナンバーを見てください。そう考えると、的中率はかなり高いかなと(笑)。

なお、岡田さん選抜の代表が決まったので、それ以外、つまり今回選ばれなかったメンバーから取り敢えず11人選んでみたい。

GK・西川(広島)
DF・徳永(FC東京)、槙野(広島)、青山(清水)、新井場(鹿島)
MF・明神(ガンバ)、小笠原(鹿島)、小野(清水)、家長(セレッソ)
FW・前田(磐田)、佐藤(広島)

−−どうですかね?
サブについて、DFはあんまりイメージがないのだけど「カシマ枠」で伊野玻を選びたい。MFは二川(ガンバ)とか香川(セレッソ)、石川(FC東京)などもいるし、FWはプレースタイルがチョイかぶるけど田中(浦和)、興梠(鹿島)もいるよね。

ともかく、前述した「斎藤ジャパン」の方が現役日本代表より強そうだと思うのは、やっぱり選者である筆者だけですか?ひいき目かなあ・・・。

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::: 10/05/10(月)   「円全面高の継続性如何に、引き続き波乱含み=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2010/05/10

今週の為替市場は、先週木曜日に突然湧きおこった円全面高の継続性を見極める展開となりそうだ。ただし、円を積極的に買い進める材料が乏しいことは改めて指摘するまでもない。また、先週木曜日の下げはチャートの足形からも、セリング・クライマックスの可能性を否定出来ない。膨れ上がっていた円ショート・ポジションもだいぶ整理できたと考えられることなどと考え合わせると、ここからの円高は限定的なものに留まるとの指摘も聞かれている。

テクニカルに見た場合、先週木曜日の足形は一年に1度あるかどうかの大陰線となった。実体部の長さは3円を超えたほか、上下のヒゲを加えると価格変動は6円を超える。ドルの下値リスクを考えざるを得ない足形ながら、先週末はその反動が出た格好で、戻りの早さも驚愕すべきものだ。実際、今月5日に示現した年初来高値94.99円を起点とした下げ幅のフィボナッチ61.8%戻し(92.30円)を、先週末のザラ場ベースでは意外にアッサリと超えてきた。
連日激しい価格変動をたどっているだけに、具体的なテクニカルポイントを指摘しにくいが上値については週足・一目均衡表の雲の上限が位置する94.30円レベル、下値は同じく雲の下限が位置する91.85円レベルの攻防に注目してみたい。

一方、今週も注目したい要因は幾つかある。
材料的には、明日まとめて発表される4月小売売上高など中国の経済指標や、日米を中心とした企業決算なども要注意。ちなみに後者については、なかでも日本企業の決算に重要なものが多く、例えば10日のトヨタ、11日の日産、14日には三井住友FG、みずほFG、りそなHD−−などが発表を見込んでいる。
また、それ以外では先週6日に実施された総選挙で過半数を獲得した政党がなかった英国の政治情勢にも一応の注意を要したい。先週末に有力格付け機関であるムーディーズは「英国の総選挙の結果は格付けに直接影響しない」とコメントしているが、果たしてどうだろうか。

しかし、今週実はそうした以外の部分に、より注目している。具体的にはギリシャを中心とした欧州財政危機の行方と、NYダウなど米国を主とした株価の動きになる。
なお、連関するものとして前者については先週末にEU圏で支援基金創設合意がなされているほか、本日の東京タイムにECBが市場介入を決定する旨の報道が相次いでおりマーケットで物議を醸している。それらの続報などにも注意を要したい。それに対して後者の株価動向に関しては、別名「恐怖指数」とも言われるVIX(ボラティリティ)指数が40台と約1年ぶりの高値に達するなど、信用不安が大きく膨らんでいることを感じさせる。円ショート・ポジションはかなり整理されたと見られるが、それでもNYダウなど株価の調整がまだ今後も続くようだと、円高の支援要因にならないとも限らない。

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::: 10/05/07(金)   「日本代表のメンツは?」   【鹿の角】 :::

2010/05/08

あんまり興味がないけど、来週初10日にサッカー日本代表のメンバー23人が発表されるらしい。そこで、岡田監督なら選ぶであろう代表メンバーを考えてみた。具体的には以下の通り(敬称略)。

GK(3人)
・楢崎(名古屋)
・川島(川崎)
・西川(広島)

DF(8人)
・中沢(横浜)
・トゥーリオ(名古屋)
・駒野(磐田)
・阿部(浦和)
・今野(FC東京)
・徳永(FC東京)
・長友(FC東京)
・内田(鹿島)

MF(8人)
・中村俊(横浜)
・遠藤(ガンバ)
・稲本(川崎)
・中村憲(川崎)
・松井(グルノーブル)
・大久保(神戸)
・長谷部(ウォルスブルグ)
・本田(モスクワ)

FW(4人)
・玉田(名古屋)
・田中達(浦和)
・岡崎(清水)
・森本(カターニア)

−−どうですかね?徳永や田中達あたりは外すかもしれないけど、トータルでは8割以上、いや9割方(つまり20人ぐらいは)当てる自信があります。

なお、改めて指摘するまでもないですけど、筆者自身に選ばせたメンバーならまったく違う顔ぶれになるに違いない。MFの中村俊とか大久保とかは絶対に選ばないし、逆に小野(清水)とか小笠原(鹿島)とかを選びますから。

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::: 10/05/06(木)   「3Dテレビ」   【鹿の角】 :::

2010/05/06

ちまたでは、3Dテレビというものが話題となっている。

一度も現物を見てない人間が言うのもなんだが、そんなのいらねぇって思うけど。
逆に何で欲しいんだろ?

ただでさえ、ゲームの中で友だちを作るとか、最近はチョッとバーチャル的な商品が多く、また引きこもりなどが増加しているなか、いまこの時期に3Dテレビを投入するという考えが判らない。
引きこもりとかを増加させるだけでは?

まだテレビだけど、そのうちゲームの世界に導入されたら、現実と仮想の境界線を判らなくなる人が出てきそうに思う。それもコワイ。

それって筆者が妙にネガティブ過ぎですかね?

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