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::: 11/03/31(木)   「節電を受けて」   【鹿の角】 :::

2011/03/31

ここ最近は夜に街を歩くとなんだかチョッと薄暗い感がある。
もちろん、これは東電からの節電要請もあるので致し方ない。決して怒っているわけではありません。

そんななか、コンビニやスーパーなどに入ってフト思うのは、それでも結構明るいジャンと思いませんか?確かによくみると、天井の蛍光灯などは一列おきの点灯だったりして、節電しますけどね。

と言うことは、別の言い方をするなら、これまでどんだけ無駄な電力を消費して明るくしていたんだよ、と。いま現在が普通なのでは?

そういえば、昔見たマンガで田舎の夜のコンビニの明るさについて、UFOが地球に着陸したと例えたモノもありましたっけ。田んぼに佇むコンビニは、百メートル手前からでも認識できる、そのぐらい明るいと。

ともかく、これからの電力需要がどうなるか判らないけど、たとえ元に戻ったとして現行をベースに決してムダ遣いしない姿勢が続くと良いなぁと思いますね。

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::: 11/03/30(水)   「電波時計」   【鹿の角】 :::

2011/03/30

以前に何度か書いたことがあるが、筆者は腕時計が好きで、なかでもカシオのGショックはコレクターというほどではないけれど、それでも10個ぐらい持っている。

それを仕事やプライベートなどTPOで使い分けしているのだが、最近よく使う時計はうち5つ。すべてが電池交換の要らないタフソーラー、かつ電波時計だ。
しかし、聞くところによると大震災以降は、そんな電波時計に「異変」が起こっているという。

なにが起こっているのかというと、東日本の時刻を管理(?)している福島の施設が大震災の影響で電波の送信を停止しているのだという。つまり、正確な時刻表示がウリの電波時計だが、ここ最近は正確な時刻表示が出来ていないということになる。

もっとも、それでも普通のクォーツ時計などとしては使えるので、それほど目立った悪影響があるわけではないらしいけど。

う〜ん、まぁ仕方ないのかなぁって思いますけどねぇ。
でも初めて聞いたときには驚きました。

一刻も早く復興が望まれるところですね、ホントに。

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::: 11/03/29(火)   「たいしたことは出来ないけれど・・・」   【鹿の角】 :::

2011/03/29

今回のような大震災に、たいしたことは出来ないけれど、若干の寄付だけはするようにしている。

これは現金のほか、先日話をした知人の書評家から「避難所に居る子どもたちは娯楽がなくて退屈している」と言われたので、とりまとめをされている別の知人に電話をして取り敢えずマンガ本を1000冊ほど送った。あとは絵本の類も50冊ぐらい。

これらは個人的に所有していたもので新たに購入したものではない。したがって、マンガは『こち亀』150冊・『美味しんぼ』100冊のほか、『スラムダンク』『JOJO』『ドカベン』『ドラゴンボール』−−など。絵本は趣味で集めていたものの一部を。
いずれも古いものばかりで恐縮です・・・。

本って重いしかさばるし、支援どころか逆にハッキリ言って邪魔なものかなと思わなくもないが、それでも一服の清涼剤になればいいと思う。
頑張ってくださいね!

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::: 11/03/28(月)   「ドル高続くか、関心は金利差へ=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2011/03/28

今週の為替市場は、先週末に向けて進行したドル高基調が続くのかどうかを見極める展開となりそうだ。保険金支払いにともなうリパトリや福島原発に関する話題などマーケットでは東日本大震災に関する話題が長らく取り沙汰されてきたものの、先週末に掛けては主題が日米の金利差へと再び移行した感も否めない。個人的には米国の出口戦略に対する参加者の期待感が高過ぎる気もしているが、流れに逆らっても決して良いところはない。むしろキチンと流れに乗っていくことが肝要だと思う。

テクニカルに見た場合、過去4日ほど続けてきた81円を挟んだ狭いボックス圏を先週末にようやく上放れしてきた。リスクはドル高方向にバイアスがかかる。そんなドルの抵抗は、まずG7協調介入後のドル戻り高値である82円前後。3月の期末前で上方向に並ぶ輸出のオファーをどの程度こなせるのかがポイントのひとつになる気がしている。抜けると82円半ばから後半に掛けて位置する一目均衡表の先行帯の雲がターゲットに。

そうしたなか、今週は材料的に大きく2つの要因を注視している。
ひとつは、金利差の問題。先週末25日のドル全面高は米国の長期金利上昇によるところが大きいことは疑いない。複数の米地区連銀総裁などから利上げを支援する発言が相次いだためだが、潜在的なインフレ懸念は米国以外たとえば欧州などでも高まっている。これは日本の大震災やリビア混乱を受けた商品相場の上昇などが背景のひとつだ。各国のインフレ観測に繋がっていることは間違いない。
なお、米国の利上げ観測についてはまだユーフォリア、期待感が先行しているイメージもなくはないが、ここから先は現実感が強まるようだとさらなるドル高の支援要因となりかねないのかも知れない。

ふたつめの要因は宮城県を中心とした東日本大震災に関する各種問題。関心は高いが福島第1原発の放射能漏れに関する報道なども徐々に織り込まれてきた感を否めず、よほどのことでないと材料視されにくいイメージもなくはない。しかし、今後の復興需要に対する期待と燃料や物資不足、また作付けシーズンを前にした被害から食糧不足の懸念も取り沙汰され始めるなど、問題が多岐に広がり複雑化の様相を呈している。為替市場への影響という点では、直接ではなく間接的なファクターだが動静には十分に注意を要したい。

なお、上記以外に注目されるものを幾つかアトランダムで列挙すると、期末・期初をにらんだ各種の需給要因(駆け込み的な為替予約や新年度入り後は新規外債投資など)、週末に予定されている米雇用統計を中心とした米経済指標の発表、米債の入札、ポルトガルなど一部欧州諸国で再燃しつつあるソブリンリスク、リビアを中心とした中東・北アフリカなどにおける政情不安・地政学リスク−−などとなる。(了)

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::: 11/03/25(金)   「増えた読書量」   【鹿の角】 :::

2011/03/25

一連の震災を受けた計画停電などを受けて、個人的にはたったひとつだけ良かったことがある。
それは読書量が劇的に増加していることだ。

筆者は一般的な感覚からすると本を読む方だと思うが、それでも年間では120冊ぐらい。それもここ2年ほどは低迷しており、自分的には忸怩たる思いだった。もっと読みたいよぉー、と。

そんななか、今年は年明けから読書量を増やそうと頑張ってきたけれどなかなかそうもいかず。もどかしさが募るなか、計画停電などを受けて、ここ最近本を読む機会が激増している。これは素直に嬉しい。思わぬ「副作用」だ。

もちろん、夜に停電となれば本も読めない(ローソクとか懐中電灯で読むのもね、チョッと・・・)。しかし、節電の一環としてテレビやパソコンなどをつける時間を減らした結果、やることがないので自宅でも本を読む時間が増えた。
あとは在宅勤務を増やしたことも、そうだね。読書量増に繋がっているだろう。

ちなみに、3月はまだ終わっていないけど、ここまで概算で15冊の本を読んでいる。このままいけば、月内にあと3-4冊はいけそう。勢いが続くといいなぁ・・・。

ただし状況的には、さすがの筆者も本来の好みであるガチガチの本格推理はさすがにあまり読む気がせず。内容的にはちょっと軽めの短編集とか、歴史物とかそれに類する畠中恵さんや宮部みゆきさんの著作とか、そんな本をとくに読んでる筆者でした。

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::: 11/03/24(木)   「カネを使おう、飲みにも行こう!」   【鹿の角】 :::

2011/03/24

先日、大震災以降初めて知人と飲みに行った。

行った場所は六本木。多ければ週1、下手をすると一人でも行くアジアンテイストの店で、店長以下全員が顔見知り。陣中見舞いも兼ねて行ったのだが、あまりの客の少なさに愕然とした筆者です・・・・・・。いつもは混んでいるのに。

そんなことで、店長ともなんだかんだで色んな話をしたけれど、震災前と後では客足が半分どころか2-3割へと落ち込んでいるという。店の被害は幸運なことにほとんどなかったというが、逆に集客に苦しんでいるようだ。

被災地のことを考えると外食での散財はしにくいとか、気持ちは判ります。気持ちがどうしてもシュリンク・委縮しちゃいますよね。筆者もそうだったので、飲みに行くのがノビノビになったわけですし・・・。

けれど、東京など首都圏で生活するひとたちは、多少おカネを使わないと今度は都内などでも干上がる業種の方たちが出てきますよ。筆者の知る限り、飲食業の方たちはどこも嘆いておりました。お客さんが激減している、と。

毎日とは言わないし、必要以上の贅沢をすることはないけれど、外食や飲みに行くチャンスをもう少し増やしてもイイ気がします。
ただし外食の際には食べ残しすること、それは幾つかの意味で失礼かなと。被災地の方のこととか考えると、少なくとも頼んだものは全部食べましょう。それが最低限の礼儀である気がしています。

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::: 11/03/23(水)   「計画停電で驚いたこと」   【鹿の角】 :::

2011/03/23

今回の大震災を受けた計画停電というものに何度か遭遇したが、そのなかでもっとも驚いたのはトイレに入ったときの便座の冷たさだ(笑)。

いや、でもマジでそう思いませんか?

思わず飛び上がるほどの便座の冷たさにビックリすることが少なくない筆者です。
心臓マヒを起こすんじゃないかって思うもの。

早く計画停電が直らないかな(苦笑)。

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::: 11/03/22(火)   「G7合意受けた当局の対応如何に?!=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2011/03/22

今週の為替市場は、G7合意を受けた当局の対応ならびに円高阻止のスタンスをにらみつつ、円相場の動静がポイントとなりそうだ。円売り協調介入という「力技」によるものとはいえ、ドル/円の日足チャートをみるとドルの下値を積極的には売りにくい雰囲気を醸している。そうした意味では底堅い値動きをたどることも否定は出来ないが予断は許さない。先日の円高進行は第1波に過ぎず、それを乗り越えたものの今後第2波、第3波の円高到来を予想する声も少なくはない。80円レベルを再びしっかり割り込むようだと、76.30円レベルの史上再安値が視界内に捉えられるとの見方も聞かれていた。

テクニカルに見た場合、日足のチャートを見ると2円を超える長い下ヒゲに続き、先週末には実体部の非常にしっかりした陽線が記録されており、確かに目先は下値を積極的に売りにくい雰囲気も否めない。一番底という意味では、先日の76円台がある種の底値であった可能性を否定出来ない。
しかし、以前に報じたことがあるようにドル/円の底入れには幾つかの条件がある。紙幅の関係もあるため詳細は省くが、それを参考にすれば短期的な動きはともかく中期スパンで見た場合には再び先日安値の76円台近くまで、あるいは同安値を再び更新する危険性もくすぶっていると言えるかも知れない。円高再燃の動きにも一応の注意を要したい。

そうしたなか、今週は材料的に大きく2つの要因を注視している。
ひとつは、宮城県を中心とした東日本大震災に関する影響。引き続き保険金支払い増にともなうリパトリの思惑も聞かれるが、日本損保協会・鈴木会長からの「手持ち資金は潤沢」発言(17日)などもあり以前ほど声高に論じられなくなってきた。とはいえ、3月期末前という季節的な要因を加味すれば、リパトリの観測を完全に払拭することは難しそうだ。
その一方、徐々に注目度を増しているのが福島第1原発による事故の被害状況。共同通信社が本日報じたところによると、海江田経産が「原発は必ずしも安全に向かっていると言えない」などと発言したという。そうしたなか、相場と直接的な関係はないが、大使館などを含め一部の外資系は職員の国外退去や拠点を臨時で関西に移すなどの動きも観測されている。まだ目立った動きは見られないが、状況如何では外国人による「日本売り」の口実にならないとも限らないように思う。

次に注目されるものは、中東・北アフリカのほかアジアの一部でも見られる政情不安・地政学リスク。日本の大震災を受け新聞やテレビなどの報道ベースではあまり見ることもなくなったが、リビアを中心に引き続き情勢は予断を許さない。とくに本日になり、多国籍軍がリビア政府軍に攻撃を仕掛けた、との通信社報道もなされている。どうしても近視眼的、視野が狭くなりがちだがグローバルな視点も忘れずに持ち続けたい。

なお、上記以外に注目されるものを幾つかアトランダムで列挙すると、日本の政府・財務省による追加的な円売り市場介入、日本の大震災にもかかわらず早期利上げスタンスをうかがうわせるECBの次回会合に向けた動き、日銀による流動性供給の増強策、原油を主とした商品相場動向−−などとなる。(了)

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::: 11/03/18(金)   「大地震について・・・その4」   【鹿の角】 :::

2011/03/18

震災から1週間が経過し、さすがに筆者も疲れてきた。被災地の方の苦労を思うと、そうも言ってられないのは百も承知なんですが・・・・・・。

通信媒体を通じて流れるニュースも通常の2倍ぐらいあり、それを目で追うだけでも結構シンドイものです。
それを咀嚼し取捨選択して、取材して、ですから。ただでさえ長い勤務時間がさらに増して長いし・・・。

さて、そんななか同じメディアに携わるものとして、テレビ局の報道姿勢についての不満もたくさんあるのだが、ここでは書かない。あとでなにか書くかも知れませんが。
ただ、ひとつ判らないのは放映されるテレビCMについてだ。

ほとんどの方が気づいているように、放映されるテレビCMの7-8割(もっとかも?)はAC(公共広告機構)のモノ。

御存じの方がいるかも知れないが、ACのCMは実際のところスポンサーがないことを示した「穴埋め的」な存在だ。
それが多発されているということは、ほとんどの企業が番組スポンサーから降りた(自粛している)ってことですか?なんでなの?おカネの問題?それとも倫理の問題?

確かに悪ふざけ的なものや不快にさせるような内容のCMも一部にはあったと思うから、それについては判らなくはないけど、あまりに右向け右の姿勢が凄過ぎると思う。

もちろんテレビ局も企業ですから無償では成り立たないのはよく判ります。
けど、現在のような状況からすると、多少のことは目を瞑って、CMをまったく流さないNHKのような時間帯があってもイイのでは?

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::: 11/03/17(木)   「大地震について・・・その3」   【鹿の角】 :::

2011/03/17

東日本巨大地震が発生してから6日が経過しました。報じられる被害の大きさに唖然としている筆者です。
それからすると、筆者のうけた被害なんてホントに小さかったなぁ・・・と。

そうしたなか、残念なニュースも幾つか聞かれている。
ひとつは人の善意につけ込んだ寄付金サギなどの行為であり、また火事場泥棒の類、そしてメールやツィッターを使った悪意のある噂の拡散−−などがそうですね。

人間ってこういうときに、なんというのか本当の「人間力」が問われる気がしています。

被災地の一日も早い復興を祈願しております。

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::: 11/03/16(水)   「大地震について・・・その2」   【鹿の角】 :::

2011/03/16

大地震のあった翌日、土曜日の午前中は前日に歩いた疲れもありほとんど死人状態でしたが、午後になんとか復活。で、蔵書が散らかった本部屋の掃除などをしました。

しっかし地震の際、あの部屋に居たら間違いなく死んでましたね。本の下敷きで。

スゴイと思ったのは、本棚を一応壁に止めていたにもかかわらず、棚ごと崩落したところもあったこと。本の下敷きだけなら助かるかも知れないけど、棚の落下で頭でも打っていたら、ホントに一発でした・・・・・・。

そんなこんなで本部屋の掃除もなんとか終了(ホントは全部まで終わっていないけど、あとは見ないフリ・・・)し、夕方にスーパーとディスカウントストアに買い出しに行ったんですが、ものがあまりになくて思わず笑ってしまいました。
「戦時中かよ!」って。

いやホントにね。
トイレットペーパーやティッシュペーパーの棚は空で、筆者が子どものころにあったオイルショックを思わず想像し、感傷に浸ってしまいました。あのときも、こんなだったなぁ、と。

あとはミネラルウォーターとカップラーメン。そして乾電池とかローソクの類かな。やっぱり棚はほとんど空。逆に買いに来た方たちのパワフルさに驚愕した筆者です。だって、筆者はそんなに元気なかったもん(苦笑)。

ちなみに、筆者はルーティンの買い物をするだけなので、スーパーのなかでは逆に浮いている存在で異質だったかも。

でもさぁ、カップラーメンのまとめ買いとかはまだ判るけど、野菜や肉などを大量に購入してもだよ、計画停電とかで冷蔵庫が使えなくなる時間帯があるわけでしょ。そのときどうするんだろ?保冷材で持たせるの?まだ冬といっていい陽気ではありますが。

なんというか、後先考えずに行動する人が多いのかなって気がしますね。オイルショックのときもそうだったけど、もう少し落ち着いて行動しましょうよ・・・・・・。

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::: 11/03/15(火)   「大地震について・・・」   【鹿の角】 :::

2011/03/15

御存じのように、先週末11日に宮城県がM9.0の国内最大級の地震に見舞われました。
同県の南三陸町では、町民のうち1万人近い方と連絡が取れないそうで、本当に心配です・・・。

今回の地震のスゴイところは震源地から遠いところでも大きな揺れを感じたところ。筆者の住んでいるのは埼玉県ですが、震源地から300キロも離れているのに、震度5強でしたから。そのあとも余震が断続的に続いていますしね。

まぁ、それでもなんとか無事でいられたので、文句も言えませんけど。
皆さまはご無事でしたか?

そんな今回の地震、筆者は取材から帰る途中、屋外で遭遇しましたけど、「あれ?立ちくらみかな?」と最初に思いました。ちょっと貧血気味の気があるもので、たまに立ちくらみがあるんです・・・。
しかし、道行く周りのみなさんも不安げな顔をしているし、気が付くと看板とかも揺れているので、「あぁ、自分だけじゃないんだ。地震なんだ」って思いました。

そのあとは、皆さんそうだと思いますが交通機関が止まったこともあり大騒ぎ。
筆者も7-8時間かけて自宅へと帰宅しましたので・・・。

また、そのあいだ携帯電話がほとんど使えず、レートのチェックなども出来なかったので非常に不安でした。ポジションも持っていたし。
ちなみに、保有していたポジションはドルショートで、「大地震=円安」だと思っていたから、「こりゃぁ相当ヤラレたな。ロスカットがついたかも」−−と思っていましたが、あにはからんや逆方向に振れていて、帰宅後レートをチェックしてビックリした筆者です。まさか、リカクされているとはね・・・・・・。

・・・そんなこんなでなんとか帰った自宅もまぁヒドく、とくに蔵書3000冊以上抱える本部屋の惨状は目を覆いたくなるほどでしたが、まぁ仕方ないでしょうなぁ。先にも書いたように、命があっただけでもヨシとしないと。

いずれにしても、未曾有の大事件ですので、皆さんも慎重に慎重をきたして過ごしていただきたいと思います。

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::: 11/03/14(月)   「ドル高orドル安?!動静読みにくい=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2011/03/14

今週の為替市場は、動静の読みにくい1週間となりそうだ。詳細は下記で詳しく報じるが、筆者のヒアリングした限りにおいても、インターバンクディーラーを中心とした市場参加者の見方もドル高とドル安で見通しはほぼ拮抗している。
いずれにしても、今週は計画停電の件を含め東京タイムを中心に市場参加者がどう動くのか、手さぐり状況の相場が続く公算が大きい。流動性が極端に乏しい状況が続くことも予想されるだけに、取引をされる方はストップロスをキチンと置くなどして、思わぬ価格変動にしっかりと対処をしたい。

テクニカルに見た場合、ドル/円相場は本日早朝に一時80.60円レベルまで下落し、年初来安値を大きく下回ってきた。ただし滞在時間は短く、そのあと同レベルから急速に戻し本稿執筆時には82円台で推移している。実に1円を超える戻しで、上下動が激しい。まるでジェットコースター相場だ。
そんなドル/円は、先週末の下げで82.20-70円レベルに位置した一目均衡表の先行帯の雲を一気に割り込んできたことあり、基本的なリスクは下向きか。本日早朝に記録した80.60円レベルを仮に割り込むようだと、昨年安値である80.23円レベルが名実ともにターゲットとして意識されかねない。それに対するドルのレジスタンスはまず前述した一目の雲などとなる。

そうしたなか、今週は材料的に大きく2つの要因を注視している。
ひとつは、先週末に起こった宮城県を中心とした大地震に関する諸環境。足もとでは保険金支払い増にともなうリパトリの思惑が3月期末に向けた円買い観測に結び付いている面は否めないものの、継続性は果たしてどうか。また、さらなる円高をもたらすほどの材料となるのかどうかについて懐疑的な見方も少なくはない。
それに対して、逆に福島原発による事故の被害によっては円安に振れかねないとの指摘や、計画停電を受けたトヨタをはじめとする日本の主要企業の操業に与える影響も円安要因として懸念されている。さらに短期の要因ではないが、日本政府による国債の発行増を懸念する声もあり、それらはすべて為替市場における円売り要因となりかねない気がしている。

次に注目されるものは、各国の金利動向。事前予想通りとはいえ先週NZが世界的な流れと逆行する「利下げ」を実施するなか、今週は週初に日銀そして以降米国(FOMC)、ノルウェー、スイス、インドなどの中銀が順次政策金利の発表を行う見込みとなっている。
なかでも注視されているのは、やはり米国のスタンスで改めて緩和姿勢を示すのか、それとも出口戦略に向けた姿勢をうかがわせるのか、いずれのスタンスを取るかによってドル相場の先行きが決定づけられる気がしないでもない。

なお、上記以外に注目されるものを幾つかアトランダムで列挙すると、レベルにもよるが日本の政府・財務省による市場介入(事情が事情だけに各国の理解を得やすいとの指摘も・・・)、中東・北アフリカのほかアジアの一部でも見られる政情不安・地政学リスク、高騰の続く原油価格、ユーロ圏財務相会合などイベントが多い欧州情勢−−などとなる。(了)

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::: 11/03/11(金)   「FX会社の求人状況」   【鹿の角】 :::

2011/03/11

プライベートでお世話になっている知人の息子さんは現在大学3年生(4月から4年生)。なので、そう現在はバリバリの就活時期にある。

以前に一度書いたような記憶があるのだが、希望職種は金融系でそれも出来れば運用とかそれに類する仕事がやりたいらしい。なかなか難しいですが。
そんなことで、先日知人を通して筆者のところにも連絡があり一緒に食事をしたのだが礼儀正しい好青年であった。猫を被っていた可能性もありますが(笑)。

ともかく、その際に色んな話をしたけれど、すごく印象に残っているのは「FX会社で新卒者の募集をしているところありますか?」−−という話。

うーむ。勉強不足を露呈するようだけど、聞いたことがないなぁ、と思いその場では答えられませんでした。ごめんなさい・・・・・・。

しかしなぁ〜。FX会社への就職ですか。どうなんでしょ、イイですか?
筆者は近いところで仕事をしているせいか、逆にいまひとつピンとこないというか、想像が出来ないんですけど。

なお、知人の息子さんは関東六大学のひとつ、名門校に通っているんですが、それでも就活は大変みたいです。早くひとつ決まって楽になりたいです−−って言ってましたし。
足もとの苦境なんとか突破して、是非とも美味しいお酒を飲みましょう!そのときは御馳走するからさ。

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::: 11/03/10(木)   「カップラーメンの不思議」   【鹿の角】 :::

2011/03/10

筆者はオトコだが料理は結構好きで、それなりに色々と作る。あんまり手間を掛けたものは作らないが。

しかし、やっぱり作ることが面倒になることもあり、そうしたときにはカップラーメンでも食べてサッサと済ませることも少なくない。

さて、そんなカップラーメンについて以前から不思議に思っていることがひとつある。

それはすべての銘柄ではない(たとえばカップヌードルなどは違う)が、麺とスープが別々のパッケージにされているものがあるのは何故なのだろう?

いやもちろん、カップ焼きそばのような場合には別々に梱包しておく必要がありますよね。だって途中でお湯を捨てるという作業があるわけだから。
あとは天ぷらそばで、てんぷらのサクサク感を出したい「後乗せ」型の具材の場合にも理解出来るけど。

でも、ただお湯を注いで3分なり5分待つだけの商品の場合、最初から麺とスープを混ぜて(カップヌードルの場合のように)もイイ気がするのは筆者だけでしょうか?
その場合の方がゴミも少なくて済むしね。

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::: 11/03/09(水)   「原油高と為替の影響」   【鹿の角】 :::

2011/03/09

先日ある市場筋の方と話をした際、原油高騰の話になった。
ちょうどWTIが100ドルを超えたあたりのことだったと思う。

そして日本の政治家の発言を見ても、「原油価格の上昇が日本経済に与える影響を注視」(与謝野経産相・8日)などといった発言が聞かれるようになってきたことは周知のことだろう。

そんななか、2人で一致したのは「それでもまだ円高だからなんとかなっている」って話。
別の言い方をすると、足もとの原油高で為替が円安なら、すでに目も当てられないダメージを被っている可能性も否定出来ないように思われる。

改めて指摘するまでもないように、仮に1ドルが100円になれば、原油価格が横ばいに推移しても単純計算で2割近いコスト高になるわけですから。これは大きい気がしますね。

もちろん、一番大事なものは原油価格の動きだけど、為替も非常に重要で無視できる要因ではない。
一部専門家の間で指摘されているように、円高が最終章にホントに入っているのなら、原油を中心とした輸入原材料高にもっと注意を払うべきかも知れない。少なくとも円高が永遠に続くことなどないのだから。

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::: 11/03/08(火)   「教習所」   【鹿の角】 :::

2011/03/08

先日初めて知ったのだが、現在大学生の姪っ子が遅れ馳せながら教習所へ現在通っているという。

早い子は高校卒業後スグに免許を取るものだが姪っ子の場合、当時は興味がなかったのか、いまになって教習所通いをしているようだ。
当初は春休み期間中に取得も・・・なんて言ってたけれど、そうは問屋が卸さない(笑)。なんだかズレ込みそうな気配もあるという。

ただ、姪っ子の名誉のために言っておくと、オーバーは取り敢えずほとんどないらしい。仮免まではなかなかスムーズだったという。プラス1時間ぐらいだったかな、たしか。あのウンチの姉貴の娘とは思えんな(笑)。

では何故、ズレ込みそうかというと、ともかく混んでいるのだという。「1週間に1回乗れればイイほう」だそうだから。せっせとキャンセル待ちをしに通っているが、不発に終わることも多いようだ。
なるほどね。それじゃあ、順調に言っても終わらんかもね、確かに。

ところで、そんな姪っ子は当初「免許は取るけど多分乗らない」なんて言っていた。
だからクルマはいらないって。
しかし、通い始めて取得が視界内に捉えられるなか、「クルマがやっぱり欲しい」とか言い始めた。案の定・・・・・・。

ただ、姉貴のウチは2台置くスペースも資金もないとのことで、現在兄貴が乗っている年代物のクルマを買い替えて姪っ子と2人で乗れるようにしよう、という話になっている。まぁ、仕方ないよな。

そこで問題になるのは購入する車種。
兄貴は現行車に近いSW系、たとえばレガシィあたりが欲しいようだが、姪っ子は「そんなの可愛くない」と難色を示している。また色についても、兄貴はシルバーあたりが無難としているけれど、姪っ子は女性らしくカラフルなパステルカラーがイイらしい・・・・・・。

両者の溝を埋めるのは米軍基地問題を妥結させるぐらい難しそうだけど(笑)、果たしてどうなるのか。個人的には姪っ子に屈しそうな気がしますが個人的には是非兄貴に頑張って欲しいと思う。義理の弟は応援してまっせ(笑)!

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::: 11/03/07(月)   「ドル高続くか、ユーロの動静にも要注意=今週のドル/円見通し」   【鹿の角】 :::

2011/03/07

今週の為替市場は、米景気の回復期待に裏打ちされたドル高が続くのかどうかを見極める展開となりそうだ。それとともに、先週末に今年初めて一時1.40ドルの高値を付けたユーロ/ドルなどユーロ相場の行方にも注意を要したい。とくに後者については、早ければ4月にもECBが利上げを実施するとの観測が強まっており、ユーロの強い支援要因となっているのは間違いない。ユーロがさらに上昇をたどるのかどうか、そのあたりの動きがドル/円の変動にも結果として大きな影響を与えかねないかも知れない。

テクニカルに見た場合、基本的なリスクはドル高方向にバイアスがかかりそう。ただし、先週末にドルの上値が止められた83円レベルは2月高値83.96円を起点とした下げ幅のフィボナッチ61.8%戻しも近いテクニカルポイントに当たるうえ、今週も週を通してほぼ82.30-70円に一目均衡表の先行帯の雲が位置する。ドルの上値はことのほか重いイメージもなくはない。
それに対するサポートは先週何度か下げ止まった81.60円レベル。これをしっかり割り込むようだと下値も波乱含みとなりかねない。

そうしたなか、今週は材料的に大きく2つの要因を注視している。
最初の材料は各国金利の動向。今週中に政策金利の発表を予定している主要国はNZと英国程度しか見当たらないものの、前者であるNZについては「利下げ」観測が高まっており、動静次第ではマーケットの波乱要因になりかねない気がしている。対して後者の英国についてはECBに続きBOEが次回会合で利上げを意識させるようだとポンド/円などを通じ、クロス全般で円が弱含む展開をたどっても不思議はないだろう。
さらに、今後の政策金利の動きを占ううえで重要な米国を中心とした各国の経済指標や要人によるコメントにも注意を要したい。

次に注視されるのは、政治的なファクターでこれはさらに2つに分けられる。
うちひとつは本日付の全国紙などで大きく取り上げられているように前原外相が辞任を発表し、さらに不安定さを増す日本の政治ファクター。政治の不安定さは海外勢の嫌うファクターだけに円安要因との声も一部で聞かれていた。
一方、それとは別に注視したいのは先週末から中国で始まった全人代(全国人民代表大会)。温家宝首相は取り敢えず「人民元政策の表現に変更なし」としているものの、物価安定のために緩やかな人民元の上昇容認の動きなどが確認されれば、ドル/円相場への影響も否定出来なくなりそうだ。

なお、上記以外に注目されるものを幾つかアトランダムで列挙すると、3月期末をにらんだ本邦勢のリパトリなど需給要因、トータル660億ドルに及ぶ米債の入札、中東・北アフリカのほかアジアの一部でも見られる政情不安・地政学リスク、それを受けた原油価格などをはじめとする商品相場−−などとなる。(了)

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::: 11/03/04(金)   「クイズで金融知識」   【鹿の角】 :::

2011/03/04

先日の日経新聞でも取り上げられていたけれど、日本フィナンシャル・プランナーズ協会が今年の1月に開設したサイト
ref.
はなかなか面白い。
見たという方もいらっしゃるのでは?

最近のテレビはクイズ番組が全盛などと言われるが、前述したサイトでは金融に関するクイズが15問出題される。それを解きつつ、解説で勉強し知識が身に付くというものだ。

ちなみに、筆者もやってみましたけどもっとも初心者用(?)の「スチューデントコース」でも結構難しいですよ。4問かな、間違えましたし(苦笑)。

ちょっとだけ言い訳をさせてもらうと、出題される問題も為替に限定されていませんでしたけどね。幅広い知識が求められる「金融全般」となると、まったくもって弱い筆者です。
保険の分野とかはね、全然わからないから・・・・・・。完全に専門バカの筆者です。

もちろん、このサイトでクイズをやったからと言って、FX取引で勝てるかどうかは判りませんよ。それだけはお間違えないように。

ただ、面白いサイトですので、良ければ一度ご覧になってみてください。

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::: 11/03/03(木)   「Jリーグいよいよ開幕」   【鹿の角】 :::

2011/03/03

早いもので今週土曜日からサッカーのJリーグが開幕する。
我が鹿島をはじめ名古屋やG大阪などはACLで試合をすでにやっているので、開幕って感じはあまりしませんけど・・・。

さて、そんなサッカーの優秀予想を今年もやってみたい。去年はFC東京を推していて大外ししましたけど(苦笑)。

今年の「本命」は、昨年の覇者である名古屋と大型補強に踏み切った鹿島。「対抗」はACLがなく国内の戦いのみに専念できる川崎と広島、「注意」はツボにはまったら面白い磐田、「大穴」は大宮と仙台−−になる。

これを踏まえたうえで優勝予想最右翼は名古屋か。次が川崎、磐田かな。鹿島はACL次第だけど、そっちで良いところまで進むと考えて国内とのダブルクラウンは難しいと予想します・・・。

でも、出来れば良い方向で予想は外れてほしいな。
しかし、それにしてもイイゲームをたくさんみせてください!

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::: 11/03/02(水)   「悪化する交通マナー」   【鹿の角】 :::

2011/03/02

以前から何度も書いているように、最近ホントに交通マナーが悪いと思う。歩行者や自転車についても言いたいことはあるけれど、クルマを運転する人間のマナーも非常に悪い。

たとえば、「夕方のライト点灯」はとても遅い人が多いし、交差点などで曲がる際の「ウインカー点灯」も総じて遅い。後者については、教習所のように30メートル手前から出せとは言わないけど、もう少し余裕を持って出してもイイと思う。少なくとも信号で止まった先頭車の場合などは出すべきでしょう。でも、走り出すまで出さなかったりするし。

早く出せば、後ろのクルマなどがそれだけ早く認知できるわけで、交差点での事故が減ったりすると思うんだけど・・・・・・。ライトの点灯もそうだけどね。

さて、そんななか筆者がもっとも気になるのは高速道路の通行に関して。
1000円高速の影響もあるのだろうか、なんというか「一般道と同じような運転をする」ドライバーが多くないですか?

筆者の場合、冬はスキーに行く際ほぼ100%クルマで、かつ高速を使うのだが、時速100キロで走っているクルマにピタッとつけてきたりね。車間距離を取らないクルマがホントに多い。
一台だけ遅くて車線を塞ぎ、煽られているんならまだ判る。けど、それなりにクルマが走っている状況で、そんなことをする理由がまったく判らない。

だから、あれだけよね。高速を運転して気づくのはブレーキをかける人がホントに多いってこと。筆者の場合、高速なんて普通に運転していればブレーキなんてほぼ掛けないけど・・・。
坂道などで、前のクルマがちょっとした減速をしただけでブレーキするなんて、車間距離が短すぎるとしか考えられない。高速においては、そんな多用されるブレーキが渋滞を巻き起こす一因だって知っているのだろうか?

・・・なんというか、自分さえ良ければイイって人がともかく多いのかな、って思いますね。他人のフリ見て我がフリ直せ、筆者は気をつけましょう・・・・・・。

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::: 11/03/01(火)   「大学受験でカンニング」   【鹿の角】 :::

2011/03/01

京大の入試でカンニングが発覚した。
ご存じの方が多いと思うが、入試問題が試験時間中にインターネットの質問掲示板に投稿されたことから事件が露呈したことになる。

どんな手口を使ったのか良く判らないけれど、筆者は最低でも2人以上の人物が関わっていた気がしている。
たとえば、こんな感じに。

ひとりが試験会場で小型カメラを使い問題を写真に撮り、外聞の人間に転送する。
外部の人間はそれを文字に起こし、インターネットに投稿する。

試験会場から本人が直接ネットに書き込むのって不可能とまでは言わないけど、きわめて難しいと思うけどな。

ただ、この手口の場合、本来外部の人間が賢くて送られてきた問題を自分自身で解けるような人なら発覚しなかったわけですよね。投稿したからバレだだけで。
なので、もう既に数年前からそんなことはやられていたって気もするよなぁ・・・。

実際、「受験大国」の韓国では同様の事件があったしね。

ともかく、そんなことで筆者は前々から書いているように、携帯電話などの使用禁止区域を設けるべき。強力な妨害電波を出すとかして。
大学だけじゃなく、映画館とかコンサートホールとかもね。

なのに、地下鉄でも携帯を使えるように研究中とかって、頭おかしいんじゃなかろうかって思うもん。逆でしょ?使用禁止エリアをもっともっと増やそう。


しっかし、携帯電話ってそんな必要なツールですかねぇ・・・・・・。
こんな事件が起こるたび、ますます必要のなさを感じる筆者なのでした。

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