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::: 11/08/31(水)   「テレ東の紺野アナ」   【鹿の角】 :::

2011/08/31

筆者は「オバフォー」ということもあり、アイドルってものにまったく興味がない。

そのため、先日初めて知ったのだがテレ東の新人アナウンサーである紺野あさ美さんって、元アイドルだったんですってね。モームスのひとりだったとか。
モームスなんて、中沢裕子さんとか藤本美貴さん、矢口真理さんなど数人しか知らないからな。

ちなみにAKBなんてもっと顕著で、顔と名前が一致するのは大島優子さんだけ。あとは知らん。前田敦子という人は名前は知っているけど、顔が判らない・・・。あとは推して知るべし(笑)。

あぁ、それとは別に「やまぐちりこ」って人は知ってますけどね(爆)。

それに、そもそも論とすればモームスもAKBも、あるいはエグザイルも「ひとりひとり、ピンでは売れない人間の集合体」(知人のスポーツ紙記者談、名言だと思います)ですからね。
なので、そんなに強い印象がありません。事実、中沢裕子さんや藤本美貴さんだって、モームス時代はハッキリ言ってよく知りませんから。モームスを引退(?)してからの印象だけですね、筆者には。

ともかく、そんな紺野アナ、せっかくだから是非とも「第2の人生」として実力あるアナウンサーを目指し頑張ってほしい。

テレ東って一見地味な印象ですが、私見だけどアナウンサーとしての実力はNHKに次ぐものがあると思っている。もちろん、人それぞれですけどね。トータルすれば、ってことです。
やっぱり経済系の番組が多いことが影響しているのかも?キチンとニュースの読める方が多いですから。朝のモーサテに出ている滝井礼乃さんなんて若いけど、民放では実力ピカイチの局アナなのでは?

だから紺野さんも粛々と勉強して、是非ともいいアナウンサーになってくださいまし。

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::: 11/08/30(火)   「冷蔵庫を買い替えた」   【鹿の角】 :::

2011/08/30

一説によると、「ひとつの電化製品の調子が悪くなると、ほかの電化製品の調子も悪くなる」−−という。まるで、調子の悪さが伝播するように。

まぁ、「マーフィーの法則」というか、それに類似の話だとは思うけど、確かにそんなことが起こることも少なくない気がする・・・。

さて、そんななか先日の土曜日、自宅の冷蔵庫が突然壊れました。
まぁ、もう20年以上使っていた骨董品ですけれども・・・・・・。

正確にはいつ(何時に)壊れたのか定かではないけれど、翌日はサッカーに行くつもりだったので、「水筒に入れる氷を多めに作っておこう」と思い夜に製氷機をみたら水のままだったので、そのとき初めて故障に気がつきました。
まぁ、そのときにも最初は「あれ?なにか間違ったことしたかな」と思ったんですが。

ともかく、それからが大騒ぎ。
少し涼しくなったとはいえ、まだ8月。夏ですからね。

急いで最近まったく使わない大型のレジャーボックスをタンスの奥から引っ張り出してきたのはいいけど、冷蔵庫の故障だから保冷剤が使えない。全然凍っていないし。マズッたなぁ・・・。

仕方がないので、近くのコンビニに出かけロックアイスを3キロとか買いこんで急場しのぎです。
氷をビニール袋に小分けして、肉などのあいだに入れて冷やすという。
でもレジャーボックスのなかに全部は入らないので、足の速そうなものは煮込んだりして火を通し料理をしました。なんで夜の12時過ぎとかにそんなことを。

で、翌日は朝一のオープンと同時に近所の家電量販店「Y電機」に行き、ほとんど物色しないまま冷蔵庫を購入した筆者です。
思わぬところで、とんだ散財です。おかげで、9月に遊ぶカネがなくなりました(泣)。

PCも2台調子が悪いし、レンジもね・・・。
みんなとっかえることになったら破産だよ、ホントに。

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::: 11/08/29(月)   「紳助さん引退についての雑感」   【鹿の角】 :::

2011/08/29

人気司会者だった島田紳助さんが引退を発表し、アチコチで物議を醸している。

正直、筆者はあまり紳助さんが好きではなかったので、彼のやっている番組はほとんど見たいことがない。気が向けば『鑑定団』をみたぐらい。あれは、良くも悪くも「紳助さんらしくなかった」番組ですしね。メインという感じでもなかったし。

さて、そんな紳助さんについて世間一般の評価を聞くと、如何にも日本人らしいなぁ、と思ってしまう。何故かというと、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という日本人特有の感情が見て取れるからだ。
ホント、評価が0か100か極端なんですよね、日本人って。なんでだろう?民族性でしょうか?

「暴力団と付き合っていたなんて、人間としてダメ」とか「嫌い」とかは判るけど、「漫才もまったく面白くなかった」とか、そういう評価は違うと思う。もちろん、言った人が紳竜の漫才が本気で嫌いだった可能性もあるにはありますが・・・・・・。

同様のことって、様々なところで感じている。
比較的最近で言えば、たとえば市川海老蔵さんの事件のときもそうだった。

「女たらし」とか「嫌い」とかは判るけど、「歌舞伎役者として二流」のような評価は違うと思う。彼のとった軽率な行動と、彼の歌舞伎の芸は何の関係もないはずだからだ。
事件からの復帰は早過ぎたと思いますが、それもまた別の話・・・・・・。

筆者は海老蔵さんも好きではないし、「女たらし」で「自堕落な人」という印象だけれど、彼は歌舞伎役者として素晴らしい才能があると思っている。そこらあたりの整合性が芸術の魔性ってやつなのかなぁ、とも思いますね。
「人間としてダメダメ」でも「役者として一流」−−、そんな二面性があるというか、不思議に同居しているというか。

閑話休題。
ともかく、紳助さんの評価も同様でしょう。事件は事件で厳しく考える必要があるけれど、漫才を中心とした「芸の部分」などで培ってきた功績についてはキチンと評価しなくてはいけないと思いますね。ちゃんと分けて考えるべきなのでは?

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::: 11/08/26(金)   「プロフィール」   【鹿の角】 :::

2011/08/26

先月のことだったか、ここ何度か「SPA!」などの雑誌に取り上げてもらっているという話を書いた。

そうしたもので取り上げられる際、「プロフィール」というものもだいたい一緒に掲載される。それを読むと、毎回スゴイこと、イイことばかりが羅列してあるけれど、あれって基本的には編集部の人間が書いているわけではなく、取り上げてもらった当人が書いているって知ってましたか?

つまり、先の「SPA!」を例にとると、取り上げられた筆者が基本的なプロフィールの文章を書き、それを編集部の知人が紙面に合わせて適当な長さに再加工したものになる。

一方、筆者のいる業界では雑誌など講演パンフレットのプロフィールに「1995年の円高到来を的中させたと評判」−−のようなことを書いている方がいるのだが、個人的には首を傾げていた。寡聞にして、そんな話を一度も聞いたことないんだけど、と。
あとは「××年負けなしの伝説ディーラー」、「カリスマディーラーとして長年相場に携わった」とかね。はぁ〜って。そんなにスゴイ人だったのかなぁ???残念ながら存じ上げないんですが。

・・・・・・でも、それらが自己申告なのかと思うと納得です。だって、自分で書いているなら仕方ないですよね(笑)。誰が言おうと、自分がそう思っている(言っている)わけだから。書いた方は得な性格ですね。

筆者も最初に取り上げられたときは驚きました。そんなアオリ文句は書けないから、履歴書でも書くように普通に書いたら、編集部から「もっと宣伝しましょう」とか言われたので(苦笑)。

いま現在、筆者が使っている「的中率が高いと評判」みたいなものも実はこっ恥ずかしいんですけどね。筆者はそんなにすごくないですから。だいたい評論家やアナリストじゃないし。普通の「記者」なので。

ただ、そんなプロフィールにきっと騙される方っているんだろうな、って思います。これはある意味しかたないところもありますけどね。
何故なら、個人の方はそれを信用するしかスベがないですから。でも、出来るだけ眉に唾付けて欲しいなぁって思います。プロフも鵜呑みにせず、割り引いて考えましょう・・・・・・。

これは筆者のいる金融に限らず、世間一般的な話ですよ。著作を出した際、それに掲載された巻末のプロフなども基本的には同じですから。

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::: 11/08/25(木)   「高齢者ドライバー」   【鹿の角】 :::

2011/08/25

先日テレビを見ていて、ちょっと思うところがあった。

それは、元気なおじいちゃん・おばあちゃんを特集した番組になる。
90歳を超えているのに現役の社長さんをやっているおじいちゃんとか、100歳超のおばあちゃんダンサーなど、もう微笑ましいというかなんというか、ただ単にお年寄りの元気の良さに感服した筆者だったのだが、ひとつだけ気になるシーンがあった。

それは、ちょっとした田舎のシーンだったのだが、齢90歳を超えたおじいちゃんが毎日元気でクルマ(軽トラ)を運転していたことだ。
そして、スタジオではゲストの方たちが、そうした行動を称賛していた。「元気だ」「スゴイ」−−と。

でも、ちょっと待って欲しい。
ホントに元気だっていうのは判るし、気持ちも判る。それから田舎だとクルマがないと生活に不便だということがあるのかも知れない。けど、やっぱり高齢者の方はクルマの運転をそろそろ引退された方がいいのでは?

改めて指摘するまでもなく、クルマで事故などあった場合には自分だけでは済みませんからね。そして死傷事故となる可能性も否定できない。
もちろん、事故を起こすのは若い人だって同じだけど、運動神経というか反射神経はね、段違いでしょう。最近、高齢者の方の事故が多いことをご存じないのだろうか?

いずれにしても、テレビ番組でああした行動を称賛するのは違うと思う。むしろ、一言クギを指すというか、やんわりとでもいいから「危険の無いように、気をつけて運転して欲しいですね」−−ぐらいのコメントがあった方が良かった気がします。

番組そのものは楽しく見たけど、唯一その点だけ納得のいかない筆者なのでした。

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::: 11/08/24(水)   「QE3」   【鹿の角】 :::

2011/08/24

ズッと書かなかったけど、前々から内心思っていることがある。
それは、米国で導入されている量的金融緩和策(QE2など)に関連する雑感だ。

・・・・・・正直この話は仕事的に見て、筆者の専門分野のひとつなのだが、ここで取り上げるのは別に小難しい話ではない。

なんと言うんですかね、このQE2(あるいはQE3)に関する報道を見れば見るほど、筆者は『ドラゴンボール』をイメージしてしまうんですね(苦笑)。
これって筆者だけの感覚なんでしょうか?

そもそも論としてQEの「2」とか「3」に、なんとなくスーパーサイヤ人を彷彿とさせる要素があると思うし・・・。

しかも、当たり前って言えば当たり前だけど、『ドラゴンボール』は敵がドンドン強くなっていくのに併せて、サイヤ人もレベルアップが必要になり、その結果「スーパーサイヤ人2」や「同3」が誕生したわけだ。

それに対して、米国の量的金融緩和も「2」じゃ通用しなくなったから、新たに「3」を導入しよう−−って発想が完全にヒーローモノなんですけど。
もっとも、なにが「敵」なのかという議論はあるけれども・・・さ(笑)。

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::: 11/08/23(火)   「100冊目」   【鹿の角】 :::

2011/08/23

いわゆる計画停電が実施されなくなってかなりの時間が経つけれど、今年は読書量が全然落ちない。先日早くも今年100冊目の本を読んだ。

記念すべき100冊目になにを読もうか悩んだ挙句、大好きな三津田信三さんの著作『山魔の如く嗤うもの』をチョイスしました。
で、期待通り非常に面白く読ませさていただきました。大満足。

そんなことで、毎年100冊目の本をいつごろ読んでいるのか気になったので、調べてみると早くても9月中旬、遅いと10月末ぐらいでした。やっぱり今年は早いや・・・。1ヵ月ぐらいは優に早いです。

となると、今年は過去10年間で最高の年間150冊を更新出来るかもね。自分で自分に期待してしまう。

うん、是非是非頑張ろう。200冊は厳しいけど、それを目指して、今日も本を読むのだ!

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::: 11/08/22(月)   「家庭内部分停電」   【鹿の角】 :::

2011/08/22

筆者の自宅は一軒家なのだが、先日ちょっと珍しい事象が起こった。

それは、家庭内部分停電という現象になる。具体的には2階の仕事部屋は電気が付かない(PCやテレビも当然ダメ)のに、1階のトイレや風呂場は電気が付いた。
一番面白い(?)のはリビングで、テレビ周辺はダメなのだが、何故かFAXはOKだしエアコンは付くといった具合で、同じ室内でも機器によって付いたり付かなかったりしたのだ。

その日の在宅勤務は仕事部屋ではなく、1階のリビングでモバイルPCにて行った筆者なのでした・・・・・・。

タイムラグはあるけれど、例の東日本大震災の影響かしらん?
被害がいまになって出てきたとか?

ともかく、明確な理由が良く判らないので、悪名高き(?)東電の埼玉支社に電話をし、その旨を説明すると「おそらく家庭外に設置されているブレーカーのひとつがイカれていると思う」−−とのこと。
詳しくは見てみないと判らないけど、2本ある配線のうち1本分がたぶんダメになってるのでは、ということだった。

さらに、30分ぐらいで行けますから、行ってスグに直しますとの返事。

待っていると、ホントに30分でやってきて、手早くちゃっちゃと直してしまいました。鮮やかなお手並み・・・。
不具合は電話で言ったとおりのものだったみたいです。

聞くと、筆者のウチも築15年ぐらいで、当時粗悪品の部品を使っていたものについては、そろそろ耐久年数を迎えているのだという。
別のブレーカーは大丈夫なので今回交換はしないけど、もし不都合があったらまた電話をしてくださいスグに来ますので、と名刺をいただきました。

で、東電の方のミス(?)ということで、なんと費用はタダ。
幾らかかるのか、ちょっと心配しましたけど、逆にタダと聞いてビックリしちゃいました。なんだか悪いなぁ・・・と。

来られた方は爽やかだし、ハキハキと判りやすく喋るし、すごく感じのイイ青年でした。
娘がいたら、嫁にやりたいぐらい(笑)。

色んなことがあって、先にも書いたように東電の悪評も高いけど、現場の人間は頑張っているのだよ。色眼鏡で見てはいけないな、と痛切に感じた出来事でした。

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::: 11/08/19(金)   「関東B1グランプリ」   【鹿の角】 :::

2011/08/19

以前に書いたことがあるように、筆者は「食べ物に貴賤はない」と思っている人間だ。なので、B級グルメという言い方が好きではないのだが、それはともかく来月10日と11日に埼玉県の行田市というところで「関東B1グランプリ」が開催されることをご存じだろうか?

「厚木シロコロ・ホルモン」や「富士宮やきそば」などの有名どころも出店するらしい。
また、地元枠では「行田ゼリーフライ」が出るそうだ。

ゼリーフライかぁ・・・。
名前だけ聞いたら、かなりのゲテモノと思われそうですよね(苦笑)。ホントはそうでもないんですが。

来月の10、11日って何かあったっけな?
あぁ、11日はダメなんだ。大事な抜けられないモノが朝から・・・・・・。
でも10日は空いているな?もちろん、新潟に行くという手もあるけど(謎)。

新潟行きを辞めて、話のタネにでもチョッと覗いて見ようかな?
近くはないけど、サイクリングがてら・・・ね。

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::: 11/08/18(木)   「カシマの選手の通信簿」   【鹿の角】 :::

2011/08/18

今年のカシマは調子が悪い。ここにきて4連勝と少し波に乗ってきたが、一時は降格圏に陥ってもいた。
そんなカシマの各選手について、ここまでの貢献度を独断と偏見で「通知表」方式で発表してみたい。

・ランクA(大変良く出来ました)
増田(文句なし)

・ランクB(良く出来ました)
Bプラス;田代(ちょっと怪我の多いところが若干のマイナス評価)
B;中田(ボロボロのDFラインを良く守っている。ときおりあるポカが惜しい)
B;フェリペ(相変わらずシュートは下手だが運動量は抜群。複数のポジションをこなすし貢献度高い)
Bマイナス;伊野波(チームが苦しいときの移籍なので、評価は若干辛め)
Bマイナス;大迫(ここ数試合は存在感あり、ただポールキープ出来ないなど前半戦は・・・)Bマイナス;柴崎(さすがのルーキー、惜しむらくは怪我ですね。それがなければ・・・)

・ランクC(普通です)
C;新井場(ポカも多いけど、試合にコンスタントに出場し健闘)
C;青木(縁の下の力持ち、もう少し攻撃力がねぇ・・・)
C;小谷野(もう少し使って欲しい選手。ベンチ入りぐらいはコンスタントに・・・)
C;土居、昌子、梅鉢、佐藤、八木、タルタ、イゴール(正直評価できず、取り敢えず可もなく不可もなく)
Cマイナス;遠藤(ちょっと伸び悩んでいるのかなって感じ。先輩たちに遠慮せず、もっと貪欲に!)
Cマイナス;小笠原(技術はあるが体力面が・・・。もっともチームが全体的に彼に頼り過ぎだけど)
Cマイナス;ソガ(前半戦の苦戦は彼だけの責任ではないが、結果が出なかった以上、この程度の評価)

・ランクD(頑張りましょう)
Dプラス;西(個人的に新加入選手でもっとも期待していたけど・・・)
Dプラス;野沢(好不調がハッキリし過ぎ。キレキレのときは手がつけられないけど、消えるときも多い)
D;興梠(シュートにいくところまでは素晴らしいがフィニッシュがダメダメ。もっと練習しよう・・・)
D;本山(自身だけの責任ではないが出場が少な過ぎる。何故使われないのか?もっと出来る選手だけに惜しい)
D;杉山(ホントは年次的にいってもソガの牙城を崩して欲しいが)
D;當間(右サイドのレギュラー争いをして欲しいのだがベンチにも入れず)
Dマイナス;アレックス(攻撃力はあるけど守備がダメ。DFじゃないと思う)
Dマイナス;岩政(いつからああなっちゃったのか。守備不安定の一因では?)

・ランクE(期待外れです)
カルロン(もう移籍しちゃったからどうでもイイですけど・・・)
本田(レギュラーの期待もほとんど試合に出ておらず、手術もあり今季絶望?)

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::: 11/08/17(水)   「大成しない?!“サイトウ”さん」   【鹿の角】 :::

2011/08/18

先日、筆者と同じ名字のサイトウさんと会食した際の話。

彼も筆者もスポーツ好きで、サッカーを皮切りに野球やゴルフなどほかのスポーツの話になったのだが、そのなかでフト“もうひとりのサイトウ”さんが「考えてみると、著名なスポーツマンには何故か“サイトウ”って名字の人がいませんよね」−−と言ってきた。

それまで考えたことがなかったけれど、確かにそう言われればあまり聞きませんよね・・・。
思い出すのは、卓球界で一世を風靡した「斉藤清」さんと、柔道で山下泰裕さんのライバルだった「斉藤仁」さん、ぐらいか。あとは、いま現在の日本ハムにいる「ハンカチ王子」こと斎藤佑樹くんぐらいか?

でも、「日本で多い名字ランキング」の十数位に位置していることからすれば、ホントに少ないですよね。比率が悪過ぎる。

他の名字の方はどうなんだろう?
飽くまで筆者のイメージでウラ取りしたわけではありませんけど、たとえば「鈴木」とか「田中」あたりはスポーツ選手にも結構いる気がしますね。
とくに、「田中」は一流かどうか別にして、多い気がします。サッカー界だけでも、元ジュビロのマコとか、浦和のタツヤ、柏の順也、そして名古屋のトゥーリオ−−etc、ってホントに多いわ。

そんなことを考えてみると、世の中の「サイトウ」さんは基本的にスポーツに向いていないのかも?
じゃあ、なんに向いているんだというと、それも良く判らないんですけどね(苦笑)。

しかし、筆者も大成せず、いまひとつパッとしないのは「サイトウ」だからなんですね、きっと(笑)。

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::: 11/08/16(火)   「鉄道オタクとクルマオタク」   【鹿の角】 :::

2011/08/16

筆者はまったく興味がないのだが、世の中には「鉄オタ」と呼ばれる人たちがいる。
これは言うまでもなく「鉄道オタク」のことで、大人ばかりかと思いきや、小中学生の「鉄オタ」も少なくない。というより、考えて見れば子ども(男の子)って電車だけでなく、乗り物全般が好きですけどね・・・。

そんな「鉄オタ」は、タイプによって「乗りテツ」や「撮りテツ」、「時刻表テツ」−−etcと細分化されて分類される。

一方、筆者のような「クルマ好き」のオトコも少なくないと思われるのだが、「クルマオタ(ク)」と呼ばれることはないし、それに類する言葉も聞いたことがない。敢えて言えば、「クルマ道楽」とは言うだろうか?

さらにいえばクルマ好きの場合、先に書いたような「乗りクル」とか「撮りクル」のような言葉もない。

けれど、クルマ好きの場合にはある意味でもっとシビアな分類が出来そうな気がする。
だって、そのぐらい嗜好って分かれていませんか?

たとえば、筆者の場合にはまずクルマを運転するのが好きだ。ただ、国産車とか外車とかハンドル仕様や年式などには一切こだわらない。これまで購入した十数台についても、大半が中古だったし、そこにもこだわりがない。別にイイジャンって思うし。

あとはそうだな、改造的なことも嫌いで、基本ノーマルがイイ。タイヤぐらいは取り替えますが。
また、掃除も嫌いでワックスがけなど年に1回やるかやらないかってところですね。凹んでいたりするのはイヤだけど、多少汚れていても平気だ。

さらに、昔はともかく、最近ではスピードにもあまりこだわらない。
したがって、観戦になるけれどF1はあまり好きではないし、ほとんど中継など見ない。しかし、ラリーは好きで放映の時間があえば、こちらはみる。

ね、結構うるさいでしょ(笑)?

でも、世のクルマ好きって、みんなそんな感じで自分自身のポリシーを持っていると思いますけどね。

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::: 11/08/15(月)   「仙台に行ってきた」   【鹿の角】 :::

2011/08/15

先週の土曜日、所用があって仙台までクルマで行ってきました。

ちょうどお盆の時期にあたるうえ、罹災者は東北道が無料になるとあって混むことは事前にある程度されていたと思う。
そのため、筆者も早出を決意。当初は金曜日の真夜中に出るつもりだったのだが、仕事から帰宅したら凄く疲れて眠かったので、2-3時間ほど仮眠をとって出かけることにした。起きたあとシャワーを浴びたりしたら、出発したのは結局午前4時ちょっと前ぐらいだった。

で、高速乗ってしばらく走ったらもう渋滞。ただ、2キロ7分とか、当初はそのぐらいだったんだけど、栃木インター手前の表示で「60キロ280分」という表示をみて目が点になりました。はぁ〜?!まだ朝の5時チョイ過ぎなんですけど・・・。
渋滞60キロは過去にも見たことありますけど、抜けるのに280分ってスゴ過ぎ・・・・・・。5時間近くかかるってことでしょ?記憶に残っている限り、時間的にはたぶんレコードだと思います。

あり得ない!と思い、早々に高速を降りると、そこからはノンビリと一般道で仙台まで行ってまいりました。

ちなみに、高速が混んでいる影響で下道も徐々に混み始めたり、途中で事故が2件あったりといった条件もあり、仙台まで実に11時間もかかりました。うち休憩が4回、そのうち2度は食事もしましたので、結構休みましたけど、それにしても所要時間11時間って・・・。

あっ、そうそう。食事もね、せっかく仙台に行くので牛タンを楽しみにしていたのに、大渋滞の影響もあり、早朝はまたまた「すき屋」で牛丼、昼食は「ココイチ」でカレーを食べました。仙台まで行って、なんでココイチやねん・・・。いゃ、ココイチのカレーは好きですけどね。
悔しいから、牛タンカレーでも食べようと思ったらメニューにないのね(当たり前か?)。でも仙台店ぐらいはご当地メニューとして是非用意しておいてほしいな。

そんなことはともかく、記憶に間違いなければ以前ヨーロッパに出かけたとき、確かフライト時間は10時間ぐらいだったはず。
仙台がパリやロンドンよりまさか遠いとは夢にも思いませんでした(笑)。

ひとりで出かけ、ひとりで運転したこともあり、クルマの運転好きの筆者もさすがにクルマが嫌いになり掛けましたヨ(苦笑)。途中で何度も運転に飽きたって、思いましたから。

でも、そんなこと言いつつ、実は日帰りしたんですけどね(笑)。翌日になると今度は帰省帰り、上りの渋滞にはまるのがイヤだったので。
なんだかんだで結構元気な筆者なのでした(笑)。

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::: 11/08/12(金)   「カリスマ主婦の不思議」   【鹿の角】 :::

2011/08/12

最近良く聞くワードだけど、チョッと不思議に思っているものがある。それが「カリスマ主婦」って言葉だ。

ネットとか見ていると、元モーニング娘。の辻ちゃんとかそう呼ばれているみたいだけど、なにが「カリスマ」なの?

家事をキチンとして、子育てして、旦那さんの世話もチャンとして、そのうえで自分も仕事して−−とかってこと?

うん、それを不可能とは言わないけど、かなり難しいでしょ。ホントにそれが出来たら「カリスマ」って気がしますけど・・・。
いずれにしても、定義というか、なにをもって言われているのかがまったく不明です。どうなんでしょうか?

でも、最近の「カリスマ主婦」の場合には、取り上げられ方が違うような気もします。だって、前述した条件に辻ちゃんは当てはまりますか?いや、実態は知りませんけどね。
「カリスマ」って言葉が単に安売りされ過ぎな気がしています。

ちなみに、同様に「安売りされ過ぎ」ってことは、似たような事象を色んなところで感じます。
たとえば、「美人過ぎる○○」っていう表現も、そうですね。使い過ぎでは?

最初に考え出した人は秀逸なセンスだと思いますけど、それに乗っかるだけの人(記者)がなんと多いことか。これも安売りのし過ぎだと思いますよ。
おかげで最近は、たいして美人でもないのに、冠として使用されること多くないですか?まだ「美人」と書かれるのは判るけど、「美人過ぎる」は違うだろうと。見てガッカリするということもね・・・・・・(苦笑)。

「カリスマ主婦」も看板に偽りアリ、みたいな人が多いし、もう少し自分のセンスで考えてネーミングしましょうよ・・・・・・。

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::: 11/08/11(木)   「小説ルパン3世」   【鹿の角】 :::

2011/08/11

何度も書いているように、筆者は取材などで外出する際、時間を見ては本屋に行くことを楽しみにしている。

毎月毎月、新刊として発売される本は事前にチェックして購入リストを作成、それに基づいて買うことにしているのだが、さすがにリストは完璧ではない。漏れることも、結構あり、先に挙げた「小説ルパン3世」はその典型でした。
購入リストに含まれておらず、書店で発見しビックリしましたから・・・。こんな本が出ているのかって。

ともかく、タイトルを見てというか表紙を見て、即買いした筆者です(笑)。
ちなみに、出版社は本家の「漫画ルパン3世」と同じ双葉社。その双葉文庫で奥付によると初版は6月19日となっています。
まだ辛うじて新刊扱いだと思いますので、興味をもたれた方は是非書店へとお急ぎください。

で、内容ですがオムニバス方式で5人の作家さんが書かれています。
人それぞれの「ルパン像」というか、イメージがきっとあるし、それは微妙に違うがします。筆者のイメージとチョッと異なるものもありましたから。
でも、収納されている5編のいずれも筆者はルパンがカッコイイと思いましたよ。

ただ、惜しむべきことがひとつだけあり、それは銭形のとっつぁんと、石川五右衛門がいまひとつ活躍していないこと。
というより、たとえば大沢在昌さんの作品には、その二人が登場すらしませんから(正確には五右衛門はたった1行分だけ登場してますが)!他の作家さんも、ルパンが話の前面に出ていましたし。まぁ、主人公なんですけどね・・・・・・。

ともあれ、トータルすればかなり楽しめた作品なので、筆者のようなルパン好きには是非読んで欲しいですね。期待を裏切ることはたぶんない、そう言っておきましょう。
子どもの夏休みの課題図書に最適かも知れません(嘘)。

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::: 11/08/10(水)   「甘くなった野菜と果物」   【鹿の角】 :::

2011/08/10

いつぞや、B級グルメの不思議を書いたのち、食べ物関係で思い出したことがある。

それは、最近の野菜や果物には妙に甘いものが多いってこと。
トマトなんか典型で、先日食べたのは「おやつトマト」って表示してあるものだったけど、これがホントに甘くてビックリしました。

ほかでは、みかんやりんごも昔より糖度が上がってるし、とうもろこしは甘いハニーバンタム(スイートコーン)が主流でしょ。また、お米もミルキークイーンなんてものが出てきている。
品種改良の技術ってスゴイですね。

これらは決して悪いことといってるわけではないし、それなりに食べたりもしますけど、どうにも・・・ね。
たまにはいいけど、そればっかりだとちょっと・・・。

果物で言えば、種なし(みかんやぶどうなど)が好まれるってことも、個人的にはちょっと違う気がします。

消費者のワガママだし、味覚が子どもっぽくなってきているってことなんでしょうか?

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::: 11/08/09(火)   「ラーメンの食べ方について」   【鹿の角】 :::

2011/08/09

いつぞや、「カップラーメンの不思議」について書いたあと思い出したのだが、以前に店で食べるラーメンについても知人とちょっと議論になったことがある。

それはなにかというと、たとえば和食でもフレンチでもイタリアンでもいいけど、それらの店に行った場合には基本的に出てきたものをそのまま食べる人がほとんどだと思う(コロッケが出てきたら、ソースをかけたりはするけど)。

しかし、ラーメンの場合にはお酢や胡椒、ラー油を入れたりしてスープの味を調える(変える?)人って結構いませんか?それもヘタすると大量にかけたり・・・・・・。
まぁ、和食の場合でも味噌汁に山椒を振ったりする人もいますけどね。でも味噌汁の場合には味を変えるというより、風味付けですが。

ともかく、ラーメンの場合にはほかのものと比較して驚くほど自分流にアレンジして食べる人が多いがする。

筆者はというと、出てきたものは完成形だと思っているので、そうしたことは原則として一切しない。お店の人が一番美味しいと思っているモノが出されているのでは?

ところが知人に言わせると、店から出されるラーメンは万人向けのモノで自分の好みと必ずしも合致しない。良い悪いではなく、そこは好みがあるので調整は仕方がない−−との意見だった。

う〜ん、気持ちは判るけどやっぱり違うと思うな。まぁ、個人的な意見ですけど。

けど、いずれにしてもそんなことでも物議を醸すラーメンって食べ物はある意味凄いと思いますね。大昔からあったホントに国民食だった感じですけど、実は歴史ってそんなに古くないんです。
だから逆に驚きですよね。

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::: 11/08/08(月)   「なにが悪いの?」   【鹿の角】 :::

2011/08/08

水戸IC周辺路地で大型車によるUターンが大きな社会問題となっている。
ご存じのように、これは高速無料化による影響だ。

一部新聞報道や政治家は「制度を悪用」としているけど、個人的にはこれのなにが悪いのかまったく判らない。

いや、水戸の生活道路で支障をきたしていることについては考える必要があるし、お気の毒だと思う。そうした意味でのモラルは嘆かわしいし、もっと厳しく取り締まる必要があると思うけど、制度を「賢く利用している」トラックドライバーそのものは、どこが悪いというのだろう?

たとえば、知っている人もいそうだが大都市圏を除く地域の高速を利用した場合、午前5-8時のあいだに乗降のどちらかをすれば100キロ走行以内は代金が半額になる。これを「通勤割引」という。
「通勤」と言いながら、土日にも使えるので、筆者は冬にスキーに行く際によくこれを利用する。たとえば、関越道の花園(熊谷)ICから乗ると、長野の軽井沢ICや群馬の水上ICなどは半額で行ける。

この制度の問題点(?)は、一枚のETCカードで制度を一度しか利用できないこと。
じゃあ、遠くに行くときに使えない−−かというと、そうではない。

何故なら、別のカードを入れれば、何度も制度が利用できるからだ。だから筆者はETCカードを2枚持っているし、知人には3枚持っている人間もいる。
長距離トラックのツワモノ運ちゃんは5枚持っていると聞いたこともある。それだけカードを入れ替えたうえで、乗ったり降りたりを繰り返すわけだ。

ともかく、先のトラックの場合には、ホントに上手く利用すれば5回制度が利用できるという。どうすればイイのか、ヒマな方はパズルのように考えてみてください(笑)。

いずれにしても、この「通勤割引」だって、先の話と同じだと思いますが。制度の悪用ですか?

確かに先の場合には、「被災地の復旧・復興を目的とした中型車以上の無料化」とされているけど、実際にはそれを確認するスベがないのだから、それは適応する側の「落ち度」ではなかろうか。ドライバーによる「悪用」だとは思わない。むしろ、先にも書いた「賢い利用」だと思いますけど。

これは筆者だけの感覚でしょうかね?
自分のやっていることを正当化しようとしているだけなんだろうか?

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::: 11/08/05(金)   「松田直樹選手逝く」   【鹿の角】 :::

2011/08/05

練習中に心筋梗塞で倒れた松田直樹くんは結局回復しなかった。34歳という若さで、そのまま逝った。

正直、筆者は彼のプレーが好きではなかったけれど、秋田くんなどとも通じる気持ちを込めたアツイプレーにはときに感動したものだ。
ご冥福をお祈りしたい。

筆者は仕事的なこともあり、このニュースを通信社ベースでかなり早い段階で入手したけれど、いやはやビックリしました。ホントに残念です・・・。


ただ、一連のニュースで気になるのは、松田くんが亡くなったのはAEDが常設されていなかったことが原因であるかのような書きっぷりだ。

もちろん、無いよりはあった方がイイけれど、どうも今回はそれだけはなかったように思う。たまたま練習を見に来ていた看護師の方からの心臓マッサージなどもあったようだし、失礼ながらAEDがあったら助かった、という論調は違う気がしている。

それよりも、Jリーグなどで選手全員に緊急時の蘇生術研修などを施してはどうだろうか。絶対に必要だと思いますが。松田くんの訃報を、ただそれだけに終わらせてはいけないでしょう。

野球もそうだけど、入団後に新人研修ってやってますよね。アナウンサーを呼んで、インタビューに答える練習などをやっているけど、同時にそうした研修を施すのはどうだろう?関係機関は是非考えていただきたい。

余談だが、筆者はスキーのインストラクターの資格を持っている。
その資格試験の前段階として、受験者はスキー場における救急救命法を一応履修する。たとえば、三角巾を使って骨折した腕を固定する方法、とかね。これをクリアしないと幾ら滑りが上手くても資格をもらえない。

サッカーなどほかスポーツの場合にも、そんな感じで研修メニューなどに入れてみたらどうだろうか?選手が難しいのであれば、S級やA級などのライセンスを持っている指導者は履修済みで出来なくちゃダメとかね。あとで、実際に誰かに提言してみようかな・・・・・・?

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::: 11/08/04(木)   「短編小説」   【鹿の角】 :::

2011/08/04

聞くところによると、短編小説は長編小説と比べて売れ行きが悪いそうだ。
何故なんだろう−−って思う。

筆者はもちろん長編も読むけれど、本当の好みを聞かれると短編小説の方が実は好きだ。

もちろん、すべての小説について言ってるわけではないけれど、一部の長編小説はダラダラとしたページ稼ぎかと思うような展開が続いた挙げ句の呆気ない解決、なんていうモノもあり、真剣に読んでいると馬鹿を見る。

その点、短編小説はホントにシャープで切れ味の鋭いものが多い。
謎そのものはどうしても小粒になるけれど、解決に至るプロットでムダは徹底的に省かれ、スピード感から一気呵成に読まされるような小説を読むと幸せを感じずにはいられない。

ちなみに、大好きだと公言する推理小説家の島田荘司さんの最高傑作、筆者は長編の『斜め屋敷の犯罪』だと思っている。もちろん、ほかの長編である『占星術殺人事件』も『異邦の騎士』も『奇想、天を動かす』−−etcも後世に残る大名作だとは思いますが。

しかし、もっとも好きな小説というと本当は別にあり、それは短編の「紫電改研究保存会」になる。
例えていえば、ホームズ物に「赤毛連合」っていう傑作があるけれど、その日本版でしょうかね。

殺人がまったく出ていない話なのに、本格テイストばっちりで本当に面白いです。
もう、目からウロコでしたから。推理小説、それも本格嫌いって方に、これだけでも読んで欲しい一篇ですね。

電車などでも気軽に読める、そんな短編小説って良いと思うんだけどな。愛好家からすると、もっと読んで欲しいし、売れて欲しいなと思います。

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::: 11/08/03(水)   「米4大スポーツ」   【鹿の角】 :::

2011/08/03

表題に書いた「米4大スポーツ」と言うものをご存じだろうか?

つまるところ、米国で人気があるスポーツのベスト4を示したもので、順位はともかく一般的には「アメフト」「ベースボール」「バスケット」「アイスホッケー」−−になる。

さて、先日在米の知人が来日した際、おりしもそんな話が出た。
しかし、知人はいわゆる4大スポーツという表記に異議を感じることが多いとし、「上位3つと残りひとつの差が大きい。3大スポーツでよいのでは?」と指摘していた。

では、上位4つから漏れるスポーツとは何か。それは「ベースボール」だ。

確かに「ベースボール」は確かに一部地域で熱狂的な人気があるものの、知人によると全米と考えた場合には少し格が落ちるのだという。
何故かというと、「ベースボール」だけ無料のテレビ放送で全国ネットを行っていないことによる。もちろん、日本で言うところのスカパーのような有料放送に入れば、全米のどこでも見られるが、そこまでしない方も少なくはないという。まぁ、日本でもそうですな。

したがって、NYやボストンなどメジャーリーグの本拠地を置くなど熱い地域はホントにアツいが、一方で「からっきし」の地域もあり温度差が非常に激しいそうだ。

実を言うと、これは筆者も旅行などで行く際に多少感じていたこと。
前述の話のなかでも「敢えて言えばベースボールより、ゴルフの方が人気が高いのでは?」と指摘したし、本当に4大スポーツの最後のイスには「ゴルフ」の方がふさわしい気もしないでもない。

余談ですが、この意識って日本でも感じており、いま現在「国民スポーツ」っていうと野球ではなくゴルフじゃないかって気がしますね。テレビなどの中継を含めてね。
筆者は、野球もゴルフも、どちらも興味ありませんけど(笑)。

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::: 11/08/02(火)   「小松左京さん死去」   【鹿の角】 :::

2011/08/02

いささか旧聞になるが、日本のSF作家の草分け的存在である小松左京さんが先日亡くなった。

小松さんといえば、『日本沈没』や『復活の日』『さよならジュピター』『首都消失』など壮なスケールのSFが多く、筆者もその昔、夢中になって読んだものだった。

ちなみに、筆者は宇宙人や宇宙船が出てきたり、超能力が出てきたりするようなSFは苦手なのだが、パラレルワールド的なものや現実の世界にきわめて近いタイプのSFは逆に大好き。小松左京さんの小説なんて、後者の典型でホントに楽しませていただきました。

残念ですけど80歳かぁ・・・。まぁ、大往生なんでしょうね。仕方なし。ご冥福をお祈りいたします。

ところで、そんな小松左京さんの訃報関連報道を見て気が付いたけど、『日本沈没』のなかに「米国の学会が巨大な地殻変動を発表したのが3月11日という設定になっている」−−という話を聞き、ホンマかいなと先日の土日に思いっきり再読しました。

しかし、筆者は結局その日付を見つけられず。というより、途中から内容に夢中で最後まで一気呵成に読み切ってしまいました(笑)。スゴイ筆圧に、ハッキリ言ってそれどころじゃなかったです。
ともかく読めば読むほど惜しい作家さんを亡くしたなぁって思いますね。

天国に行かれても、スケールの大きな話を書き続けてください!
筆者もそのうち、そちらに行きますから、そしたら是非読んでみたいので。

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::: 11/08/01(月)   「科学的とはどういう意味か」   【鹿の角】 :::

2011/08/01

タイトルに記したものは本の題名だ。

推理小説家であり、工学博士でもある森博嗣さんによる著作で、奥付によると6月30日に幻冬舎新書からだされている。ただ、内容的には推理小説ではない。

森さんの本はデビュー作である『すべてがFになる』以降、推理小説を中心にかなりの数を読んできた。そのなかには、『臨機応答・変問自在』などエッセイと呼んでいいのかどうか迷う本も数多くある。ともかく幅の広い作家さんだ。

前書きによると、今回の著作は東日本大震災および福島第1原発の件があったから出されたというわけではなく、構想自体は前々からあったもののようだ。少なくとも筆者はそう解釈した。

しかし、リンクする内容であるため、結果として原発の問題を無視するわけにはいかなかったのだろう。それについての話もところどころで述べられている。「津波」という用語に関する話とかね。

なかなか面白い本で、取り敢えずは立ち読みでもいいから是非ご一読いただきたい。薄いですし。

ただ、一言だけ注意をしておくと、立ち読みをする際には前書きから読むのは辞めた方がイイ。
というのは、主観になるけれど森さんにしては珍しく、前書きがクドクて判りにくいと思うから。おそらく、説明を丁寧にしようと思ったのだろうと推測されるが・・・。
ともかく、いきなり第1章から読んでください。

筆者はお手軽な新書という本の形態が本来はあまり好きではなく、また射幸心を煽るようなタイトルの本が多いことにも辟易しているのだが、これはイイ本です。
筆者のように「自分はバリバリの文系だから」と自負する人にこそ、一読していただきたいと思いますね。

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