書き忘れていたけれど、先日、ビアフェスに参加させていただきました。
あまり大きな声では言えませんが、合計3日間も通った筆者です・・・・・・(苦笑)。
そのなかで、知人の店舗で少しだけ呼び込みの手伝いとかさせてもらったりして、とても楽しかったですね。
以前にも書いた記憶があるけれど、記者って仕事、筆者は常々営業に近いものがあると思っているのだが、売り子をやるたびにホントにそう思います。
なので(?)、この先記者としてお呼びがかからなくなったら、そのときにはどこかで売り子でもして生きて行こうと思った筆者なのでした(笑)。
まだ大丈夫でしょ??
ところで、そんなビアフェスで印象に残ったことについて、以下で少しだけ書いてみたい。
それは、筆者の所属する金融業界も同じような気がするけれど、ビアフェスで話をしたお客さんの多くは、「(クラフトや海外)ビール初心者」などと言いつつ、なんというか勉強する気はあるんですよね。でも、不幸なことに誰も教えてくれない。
このことを不満に思っている人って、結構多かった気がします。
これ、なんとかした方がイイと思う。それも、個別のメーカーではなく、業界全体というか、そういう大きな組織でね。
話を聞くと、典型は、やっぱり自分がホントに飲みたいビールがわからないし、飲めないということ。
パンフや店頭にたくさんの種類がありすぎるから、初心者の人とかは目移りもするし、パンフなどを読んでも難しくてよくわからないみたい。店頭で迷ったりもすることも往々にしてあるし。
なので、取り敢えずはフレーバーがどうとか、限定商品だからどうとか、そんなことじゃなく、もっと基本的な話。たとえば、どのビールが一番苦くて、どのビールが一番甘い(?)のかとか、そういうところを教えたりした方が良くないかなぁ。絶対に参考になるしさ。
実際、筆者が営業トークで、IBU(国際苦味単位)の話をすると、感激する人が多かったですよ。「知らなかった!」と。 また、「これからは買うときの参考にします!」なんて人も結構いたし。
ともかく、ホント、ウチの業界もそうなんだけどビール業界も、興味のある人にキチンとした教育をしないから、勝手に失望されたり、ヘンなところでヤル気のある人にも逃げられたりとかして、定着しないような気がしますね。「逃がした魚は大きい」ですよ!!
だから、裾野を広げるって意味でも業界全体で、なんとかした方がイイって、再認識しました。 知人である業界人には、あとでレポートなり、なんなりでキチンと提言したいと思います。
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