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::: 20/12/29(火)   「わからんものだねぇ・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2020/12/30

サッカーの鹿サポ的話題をひとつ。

先に引退していたイバとナカタコ、みつおくんに続き、鹿島一筋23年のGKソガが今年引退を表明した。

さらに、その2年後輩で現在は地域リーグ(?)に在籍しているノザも引退と報じられている。

いやぁ〜、「黄金期」を知っている人間からすると、感慨深いですね。ホントにさ。寂しいなぁ・・・・・・。

ちなみに、上記の選手は全員「79年組」。別名「ゴールデンエイジ」と呼ばれる世代です。

ほかのチームなら、ヤットや小野伸二、イナなども、まだバリバリで活躍しているけれど、「鹿島産」で残る現役選手はモトだけとなった。

う〜ん。

たぶん筆者だけじゃないと思うけれど、鹿島の「ゴールデンエイジ」で、サカダチでも誰かモトが最後まで残るって予想しましたかね?

もちろん、逐一聞いたわけではないけれど、悪く言えば虚弱体質。その繊細さから「ガラス」扱いされていたモトだけ残るとはなぁ。正直、筆者は逆にモトが一番最初に引退するモノと確信していましたよ。

イヤハヤ、ホントにわからんものです。モト、ホントにごめんなさい・・・・・・。

こうなったら、モトにはまだまだひと花もふた花も咲かせてほしい。一年でも長く現役を続けていただきたいそう思います。


P.S.
月内30、31日も通常業務ですが、年内は当稿が今年最後となります。一年間ありがとうございました。なお、新年は4日(月)からとさせていただきます。良い年末・年始をお迎えくださいませ。

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::: 20/12/28(月)   「味気ないねぇ」   【鹿の角】 :::

2020/12/29

コロナ禍になってから、ずっと。いや、正確に言えば、その前からか。世の中、流れは完全に電子マネーと化している。

でも、筆者は原則として、「いつもニコニコ現金払い」だ(笑)。

まぁ、筆者の話はともかく、今日の日経新聞夕刊で「お年玉 キャッシュレスで」という記事を発見した。

拝読すると、いまだ続くコロナ禍で帰省もままならないなか、おじいちゃんやおばあちゃんが孫にキャッシュレスでお年玉を上げるという人が増えているらしい。

う〜ん。

なんというか、今風だよね。仕方ないところも多分にあるんだけど、どうにも味気ないねぇ。

先日、テレビを見ていたら、路上ライブをするストリートミュージシャンに、やっぱり電子決済で「お布施」をあげている人がいて、ビックリしてしまった筆者なのでした。
時代は、そこまで進んでいるのかと。

いや、それってホントに進化なのかな?ヒョッとしたら、退化なんじゃないかとも思わなくもない筆者なのでした・・・・・・。


【鹿の角の本棚】 2012-10
「誘拐リフレイン」(角川文庫) 著者・歌野晶午
・「舞田ひとみ」シリーズ第3作。初の長編です。
正直、あんまり印象になかったシリーズなんだけど、今回は600ページを超える分量もあり、内容的にもとってもボリューミー。で、面白かったなぁ。「なるほど、そうきたかぁ〜」と完全に騙されましたから・・・・・・。うん、この年の瀬も押し迫るなか、いい本を読んだと幸せいっぱいなんだけど、敢えて辛口の評価もひとつ。と言うのも、タイトルにも書かれている「かなり長めのエピローグ」、あの部分は無くても良かったんじゃないかと思いますねぇ、個人的には。そのほうがスッキリした作品に仕上がっていたのではないでしょうか?今年読んだ本のなかで、私的ベスト5に入るほど面白かっただけに、余計だった感がとても残念でした。

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::: 20/12/25(金)   「スキーに行きました」   【鹿の角】 :::

2020/12/28

・・・・・・書き忘れていたけれど、先日スキーに行った話を。

まずコロナ禍だということもあるうえ、「GoTo」キャンペーンの休止もあってか、出かける人が少ないようで、行くまで。つまり高速道路があれだけ空いていることにまずは驚きました。

また、スキー場もそれなりに人はいたけれど、でもかなり空いている方だったと思います。

で、筆者もそうだけど、滑っている人たちもほとんどマスクをしたまま。

あるいは、それほど寒い日ではなかったにもかかわらず、ネックウォーマーをしていて、それをマスク代わりに顔まで引き上げて対応−−なんて人も結構いましたね。

ともかく皆さん、1年前、昨年までは考えられない対応でした。

一方、食堂はさすがに人がいましたが、それでも、通年よりは静かだったような気がしますねぇ。

ちなみに、筆者はそこでメシを食べなかったし、長居をしなかったのでわからないところも多いのですけれど・・・・・・。

今年は、珍しく正月が3連休だから、またスキーに行きたいんだけどねぇ、どうしようかなぁ〜。それとも、積読本も溜まり始めているだけに、それをユックリと消化することにしましょうか。

う〜ん、悩むなぁ〜。


P.S.
今年の当コーナーは29日までとさせていただきます。新年は1月4日からです。よろしくお願いいたします。

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::: 20/12/24(木)   「M1グランプリ」   【鹿の角】 :::

2020/12/25

すでに結果はわかっているけれど、録画していたM1グランプリをようやく見終わりました。

敗者復活戦から全部見たので、5時間以上!?ホントに疲れました・・・・・・。

先にも書いた結果だけじゃなく、ネット上での寸評なども幾つか目にしていたので、まぁわかっていたんですが、今年は審査員の方たちと、ちょっと意見の異なる結果になりましたねぇ。

ちなみに、敗者復活戦でいうと、筆者の上位3組は「ダイタク」がトップで、以下「ゆにばーす」、「インデアンズ」でした。4位は「学天則」、5位が「ぺこぱ」。

う〜ん、「インデアンズ」も悪くはなかったけど、「アンタッチャブル」の下位変換って感じでちょっと。逆に、「ダイタク」のボウリングネタにはまってしまい、個人的には高評価でした。「ダイタク」残念だったなぁ・・・・・・。

一方、決勝ラウンドのベスト3位は「見取り図」、「おいでやすこが」、「オズワルド」。

優勝した「マジカルラブリー」は8位タイという評価です。

まぁ、色んな考え方があるとは思うんだけどねぇ〜。

これも、ネットで言われていた話になるけれど、「漫才か否か」って話は個人的にどうでもイイ話です。漫才と言われれば、そうだと思うし。だけど、その前提として「あれって、面白かったですか?」。

悪く言えば、こちらも「霜降り」の下位変換って感じだし。ともかく、筆者はどうにもしっくりきませんでした。

その結果、筆者はやっぱり「見取り図」ですね。「おいでやすこが」も笑ったけどなぁ〜。でも、僅差で「見取り図」かな。

色んな考え方があっていいとは思うけど・・・・・・。う〜ん・・・・・・。

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::: 20/12/23(水)   「今年の漢字」   【鹿の角】 :::

2020/12/24

いまさら、遅きに失した感もあるけれど、筆者の考える「今年の漢字」を考えてみたいと思う。

そういえば、一番有名な清水寺における揮毫、今年の漢字は「密」でしたね。

まぁ、当然というか、なるほどというか・・・・・・。

筆者も、同じ漢字であっても異論はないのだが、ここでは敢えて違う漢字をチョイスしたい。

う〜ん、何にするかなぁ。

コロナで取材に行くことが減ったり、在宅勤務は逆に増えたり、外に飲みに行くことがなくなったり、といった点を考慮して、「塞(ふさぐ)」にします。

ともかく、「閉塞感」の強い一年でしたので・・・・・・。


【鹿の角の本棚】 2012-09
「放課後探偵団2」(創元推理文庫) 著者・アンソロジー
・文庫書下ろしのアンソロジー。著者は全部で5名なのですが、全員90年代生まれ。つまり、まだまだ新進気鋭の作家さんばかりです。
以前にも書いたことがあるけれど、アンソロジーの良さっていうのは、普段筆者が読まない、本を買ったことのない作家さんの作品が少なからず含まれているということ。今回でいえば5人中3人が「初めまして」でした。でも、面白かったですよ。ちなみに、今回のなかでは、一番の好みは辻堂ゆめさんの作品かなぁ。なんだか、最近の筆者は、妙なぐらい彼女押しですね(笑)。でも、面白かったんだから仕方がありません。来年は、それぞれ個々の作品にもぜひ手を伸ばしてみたいと思います!!

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::: 20/12/22(火)   「視力ってすぐに落ちるよね」   【鹿の角】 :::

2020/12/23

以前から何度も書いているけれど、筆者は普段メガネをかけている。

でも、スポーツをやるとき、つまり冬場にスキーをやるときだけはコンタクトだ。

一年間に20-30枚しかコンタクトを使わないので、ワンデーを必要に応じて買うことにしているのだが、気が付くと、度が合わなくなってビックリしてしまっている筆者なのでした。

いや、でもホントですよ。

だって、昨年買ったコンタクトが余っていたから、先日、お試しでつけてみたんですけど、弱いというかまったくみえなくて驚きましたから・・・・・・。

ともかく、こんな感じだと、改めて視力検査に行って、コンタクトも新調しないとダメかなぁ〜。年末年始で、忙しい時期なのに(泣)。

それともスキーだけなら、クルマの運転をしなければ、大丈夫なんだろうか?

う〜ん。迷うなぁ・・・・・・。

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::: 20/12/21(月)   「甘くなった・・・・・・のかな?」   【鹿の角】 :::

2020/12/21

コロナ禍に見舞われたサッカーJ1のリーグ戦が、先日全日程終了した。

優勝は独走の川崎フロンターレ。記録づくめの強さであり、わが鹿島は最終節に引き分け、結局5位でフィニッシュしている。

当初、4連敗でスタートしたことからすると、まあまあよく盛り返したなぁというイメージもあるのだが、先日仕事関係のサッカー好きから、言われた言葉がちょっとばかりショックでした。

ちなみに、彼はサッカー好きだけど、代表を含めて日本のサッカーにはほぼ興味がありません。見るのはほぼ海外オンリー。ワールドカップとか、そういうののなかで代表戦も見るらしいですけどね。

知人曰く、「今年、鹿島は優勝できなかったね。いま何位」
筆者「5位。最終節に勝って、最高で3位」
知人「ふーん。鹿島も弱くなったなぁ」
筆者「でも、今年は出足も悪かったからね。よく盛り返したと思うよ」
知人「そうなんだ。そのあたりのいきさつは知らないけど、鹿島サポも3位とか5位でOKなんて、随分と緩くなったんじゃない?」−−

イヤハヤ、もう愕然としてしまった筆者なのでした。

まさしく、その通りなのでは?だって、もう何年、リーグを取っていないのさ?

今年の戦い方からすれば、筆者はやっぱり監督を変えてほしいし、変えるべきだと思うけれど、まぁ変えないんでしょうな。リーグ4位のセレッソが監督を交代するというのに。

で、来年もスロースターターで、今年の二の舞ですか?はぁ・・・・・・。


【鹿の角の本棚】 2012-08
「ノゾミくん、こっちにおいで」(ポプラ文庫) 著者・水木大海
・文庫書下ろしのホラーミステリー。
確かに、ミステリー的な要素もあるし、「広義」ではそうかも知れないけど、まぁ一言でいえば「ホラー」ですよね。水木さんによるホラー小説って、たぶん初めてかも?でも、ここでよく書くことがあるし、ファンのあいだで言われている「黒水木」の小説なんて、ちょっとホラーチックなものもあるから、それほど違和感はありませんでした。なかなか楽しめたし、最後のどんでん返しも、まぁ筆者のような「こすからい」人間からすれば展開的にはよめるけれど、でもホントに面白かったですよ。彼女も多彩だよね。色んな小説が書けるから。次作も期待しています!!

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::: 20/12/18(金)   「菅さん、それはダメだろう・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2020/12/20

筆者は、菅首相にもなかなか大きな期待を抱いていたし、対韓政策などではさすがという対応も見られるけれど、なんだか徐々に期待外れの感が強くなってきましたね。

ちなみに、筆者は批判も多い「Go To事業」については、それほど悪いイメージを持ってはいません。あれって、野党サイドが言い過ぎでしょ?

でも、先日発覚した「大人数での会食」問題はダメでしょうねぇ。

しかも、「国民に誤解を与えた」っていう言い訳がまたね・・・・・・。ホントに見苦しい。

新首相就任の前から言われていた懸念のひとつ、派閥の長ではなく自身の地盤がないということが、ここのところホントに悪く作用している気がしています。

だって、二階幹事長に「首相にしてもらった」人なので、もう頭が全然上がりませんからね。言いなりでしょ、ほぼ。

う〜ん、なんだかなぁ。米国も中国に乗っ取られつつある感を否めないけれど、日本もねぇ。先々ホントに心配ですわ・・・・・・。


【鹿の角の本棚】 2012-07
「またもや片想い探偵 追掛日菜子」(幻冬舎文庫) 著者・辻堂ゆめ
・以前に書いたけれど、たまたま買った辻堂さんの本、初めて買い、初めて読んだモノが面白かったので、早速次の作品を買ってみました・・・・・・。
うん、面白かったです。ライト感覚だけど、しっかりとミステリーになっているし。主人公は女子高校生のオタクだし、いまの若い人に向くような作品ではないかと思います。ただ、読みながら、タイトルに「どうして“またもや”なんて言葉が入っているのだろう?」と不思議に思い、ネットで検索したら、この本は新刊なんですけど、シリーズの第2作目。つまり、シリーズ第1作目に“またもや”のつかない「片想い探偵 追掛日菜子」という作品がすでに刊行されていることがわかりました。むぅ。また買わなくてはね・・・・・・(苦笑)。

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::: 20/12/17(木)   「来期の鹿島は?」   【鹿の角】 :::

2020/12/18

今期は総勢32名でスタートした鹿島アントラーズだったが、そののち3名が離脱(ブエノと佐々木が移籍、ウッチーは引退)。なので、現状29名で今シーズンを終えようとしている。

さて、そんな状況を踏まえた来期の選手編成だが、来期の新加入選手がすでに6名いるし、外国籍選手(どうもボランチのよう)を獲得するらしい。
さらに、個人的には、レンタルしていた山口と垣田は戻すように思っている(残りの有馬や佐々木、小田はレンタル継続か完全移籍)。

・・・・・・とすると、来期は38名の大所帯になってしまうが、当然これはありえない。

おそらく今期と同じ32名ぐらいだと思うし、オリンピックやACLなどをにらんだとしても最大1-2名多い33-34名までだと思っている。

いずれにしても、それからすると少なくとも5-6名、多ければ8名ぐらいレンタルを含めて移籍していくことになりそうだ。

では、それがいったい誰なのか、私見を言ってみる。

わかりきった話だが、移籍は大きく2種類にわけられる。すなわち、「チームが戦力外とみなしての移籍」と、「チームには必要とされているが出場機会などを求め、自分自身の維持で選んだ移籍」だ。

そんな内情はともかくとして、ポジション別で名前を挙げれば、GKのソガとスンテ、CBは奈良、関川(育成型のレンタル)、SBは伊東と山本、MFは名古と三竿、遠藤、白崎、FWは伊藤、エヴェ、垣田、山口−−という感じではなかろうか。

ちなみに、垣田と山口は、ほかのチームからオファーもあるし、リターン要請に応じずに帰ってこない可能性もあるかも。

また、三竿とエヴェは移籍するとしたら海外からのオファーがあってだろうし、もしその2人が移籍するなら、外国籍選手を含め上記とは別に補強すると思うし、しないと絶対に勝てない。

しかし、こうしてみると、来年のチームは、今年とまたガラリ変わりそうだよね。果てさてどうなることか・・・・・・。

期待半分、不安半分の筆者なのでした。

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::: 20/12/16(水)   「どこがヘイトなのか?」   【鹿の角】 :::

2020/12/17

DHC会長が、オンラインショップのサイトに書いたとされるコメントが話題となっている。

早い話が、「ヘイトではないか」−−というわけだ。

まぁ、筆者も現物を見たけれど、正直言ってあんまり品のイイ表現はしていませんでしたよね。それと、あの文脈でサイトリーなどを、あれだけ「落と」さなくてもイイのではとも思います。

けれど、発言の内容そのものは、そんなに問題なんですかねぇ・・・・・・。

だって、「(競合他社は)CMに起用されているタレントはどういうわけかほぼ全員がコリアン系の日本人。だからチョントリー。DHCは純粋な日本企業」ってものですよ?

これが「コリアン系だからバカ」とか「頭がおかしい」とか、「臭い」とか、そんなことを書いたらヘイトと言うか侮辱といってもおかしくないけど、上記の内容のどこが問題なのだろう?マジでわからない筆者なのです。

ネットで書かれている人も多いように、日本への不当な言動は許されるのに、韓国への批判は「ヘイト」とか「差別」とかスグに言われるのが不思議でなりません。

これも以前に書いたけれど、筆者は自称「真ん中よりも左寄り」なんですよ。もう少しいえば、海外には多い「愛国的左派」だと思っています。

でも、そんな筆者が「右寄り」にみえてしまうってところが、最近の日本の大問題ですよね。

ホント、どんだけ左に曲がっている人が多いのか。それもマスコミにって話だと思います・・・・・・。

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::: 20/12/15(火)   「バイデン勝利じゃ困るでしょ?」   【鹿の角】 :::

2020/12/16

以前から、思っていたことなのだが、日本のマスコミの論調や政治家の発言などを聞いていると、米大統領選でのバイデン氏勝利を喜んでいるように感じるのだが、それでいいのでしょうか?

とくに、左系ね。ホントにイイの?

何故なら、トランプさんも少しそういう傾向があったけれど、バイデン氏は軍事費の縮小を公約に掲げており、規模はまだわからないけれど在日米軍も今後ジワリと、公約に沿って緊縮縮小に向かうのでしょう。

・・・・・・と言うことはですよ。ある意味当たり前と言うか当然なんだけど、日本は自分の身を自分で守らなくてはいけないことになるわけです。違いますか?

つまり、今後向かうべきは、米国と逆の「軍備増強」ですよね。だって、米国に頼れないとなると、中国などの脅威に立ち向かうのは、その道しかないのだから。

でもさ。それって、左の人たちが望む「道」なのかな?まったく違う感じがするんですけどねぇ。自衛隊の存在自体を反対する人たちなのに・・・・・・。

日本でも、左の人たちが素直(?)に勝利を喜んでいるのをみるのは、もう違和感しかない筆者なのでした。


【鹿の角の本棚】 2012-06
「あなたの隣にいる孤独」(文春文庫) 著者・樋口有介
・ノンシリーズの長編。
樋口さんらしいユーモアたっぷりの「広義」ミステリー。本当であれば、もっと深刻というか暗い話になりがちなんだけど、そこがさすがの手腕。まったく暗さを感じさせない、楽しい楽しい作品でした。最後も、ある意味読めるというか、必然かもしれないどんでん返しもついていてホントにグッド。楽しさしかない作品でしたね。筆者とは違い「本格ミステリー」は嫌いだけど、という人にとくにおススメです。楽しいけれどちょっと切ない、そしてとても優しいミステリーなので。また違うタイプの作品も楽しみにしています!

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::: 20/12/14(月)   「大変だよね・・・・・・」   【鹿の角】 :::

2020/12/14

コロナ禍だから、色々とたいへんなところが多いですね。

先日、取材などを通じて改めて悟った筆者なのです・・・・・・。

飲食や旅館・ホテル、航空会社などは言うまでもないけれど、それ以外でもねぇ。

ツライのは、単に売り上げがないとか落ちているだけじゃなく、先行きの見通しが立たないことらしい。つまり、「いつまで続くのだろう?」という不安が拭い切れないのが、ホント大変だそうだ。

そうそう。コロナと関係あるのかな??

そういえば、スキー関係でいうと、デサントがスキー用品サプライから撤退するそうです。今期限りとか・・・・・・。

う〜ん。

筆者の所属しているチームは、3-4年に一度チームウェアを揃えるのだけど、それが決まってデサントだったんだけどなぁ〜。で、一応来期買い替えのタイミングなんだけど、果てさてどうなるのか??

もうすぐクリスマス、そして新年だっていうのに、なんだかイイ話を聞かないよなぁ〜。ホントに寂しいです・・・・・・。


【鹿の角の本棚】 2012-05
「凪の残響」(講談社文庫) 著者・麻見和史
・「警視庁殺人分析班」シリーズの第11弾。
いや、もう言うことないほど安定したシリーズで、どっしりと腰を構えて読むことができました。で、ホントに面白い。指を切ったり、耳を殺いだりする犯人、単なる猟奇的な人物かと思いきや、周到に用意された背景・隠された理由があったりして、もう読み応え満載でした。以前から何度も書いているように、サスペンス要素盛りだくさんなのに、キチンと「本格ミステリー」になっているのがスゴイし、上手い!まさに、アッパレでございました。

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::: 20/12/11(金)   「自分の身は自分で守ろう」   【鹿の角】 :::

2020/12/12

コロナ禍で在宅勤務の方も、依然として少なくないようだ。

筆者もまさにそうなのだが、だからどうしても運動不足になる人も多く、そのため自宅の近所でもジョギングをしたり、散歩あるいはウォーキングをやっていたりする姿もよく見る。

もちろん、それそのものはイイことなんだけど、いまの時期って冬至も近く、一年で一番「昼の時間」が短いじゃないですか。

つまり、夜が明けるのも遅いし、夕方の日没も早い。朝は6時過ぎでもホントに暗いし、逆に夕方5時なんて真っ暗ですから・・・・・・。

とくに、筆者の住んでいる人口10万人程度の「中核都市」、適度な田舎なんてヒドイのだが、犬の散歩も含めて、皆さん危機意識がないというか、自己防衛に無頓着すぎると思いますよ。

別に、通り魔や暴漢に襲われるとまでは思わないけれど、それでも街灯が少なく歩道のない田舎道を上下真っ黒のジャージでランニングするとか、とても正気とは思えません。

筆者が夕方、クルマを運転していても、認知が少し遅れて「オイオイ!」って思うことは一度や二度じゃありませんからね。

自分の身は自分で守りましょうよ。筆者だって、ランニングをする際の腕輪(電池内蔵でピカピカ点滅する)を買いました。

健康のために運動するのはいいけれど、それで逆に怪我でもしたら目も当てられませんからね。皆さん、是非ともお気をつけになってくださいませ!!

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::: 20/12/10(木)   「新型コロナ」   【鹿の角】 :::

2020/12/11

日本においても、新型コロナの感染拡大が止まらない。

・・・・・・・と言うか、それどころか、ここのところ加速している感すらある。

で、この件について「GoTo」キャンペーンがかなり悪者として取り上げられており、それはある意味で正しいのだろうが、一部で取り上げられている大阪や北海道・旭川市などの「医療崩壊」は、別の要因ではなかろうか。

個人的には、もっと早くコロナを「5類感染症に引き下げる」べきだったと思う。そうすれば、こんな事態にはならなかった。

だから、日本医師会にも問題はあると思うんだよね。自分で自分の首を絞めたという意味で・・・・・・。

もう遅きに失したけれど、いまからでも5類にした方がイイと思うんだよなぁ。そうすれば、さらなる医療崩壊だけは避けられるからね。

なんとかならんかねぇ・・・・・・。


【鹿の角の本棚】 2012-04
「崩れる脳を抱きしめて」(実業之日本社文庫) 著者・知念実希人
・長編のノンシリーズ。今回文庫落ちしたので、ようやく読むことができました。2017年に単行本で出た際、色んな賞をとっていたので、そのときから結構な興味をもっていたのです・・・・・・。
うん。面白かったですよ。なかなか難しいけど、「本格ミステリー」なんですかねぇ。ともかく、これまでとだいぶ作風が変わっていた作品でした。ネタバレじゃないと思うから、言ってしまうと、一読して思ったのは、島田荘司さんの「夏、19歳の肖像」的な作品ですね。あの本も、島田さんの作品のなかでは、かなりの「異色作」ですから・・・・・・。
この本について続編はないでしょうけど、また次作、違う作品を楽しみにしています!いやぁ〜、知念さんはやっぱりいいわ(笑)。

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::: 20/12/09(水)   「大逆転の芽も!?」   【鹿の角】 :::

2020/12/10

先日、筆者は米大統領選について、「何が本当に正しいのか?」という話を書いた。

もう、フェイクニュースが横行しすぎていて、なにがなんだかさっぱりわからないという状況をあらわしたものだが、そんななか、CNNなど「バイデン贔屓」なメディアでも、少しずつ風向きが変わってきたような気がするのは、筆者だけの感覚だろうか?

たとえば、とくに興味深いのは、「米司法当局がバイデン氏の息子、ハンター・バイデン氏を捜査」との報道だ。しかも続報として、最近ではバイデン推しが著しいAP通信が「中国ビジネス対象」とも指摘していた。

トランプさんが選挙のときから指摘しているように、ウクライナだけでなく中国から資金供与されていた公算の大きい人なんだけど、果てさてどうなるか?「黒」と判断されたら、バイデンさんも大ダメージだと思います。

ただでさえ、正式に大統領に選出する各州の選挙人投票を14日に控える、という絶妙のタイミングですからね。これはホントに楽しみだなぁ・・・・・・。

また、それとは別に、米テキサス州が大統領選の手続きをめぐり激戦4州を相手取り連邦最高裁に起こした裁判に、「ほかの17州が追随する方針を表明」したことも明らかになっている。

イヤハヤ、下手なドラマなんかより、よほど面白いし興味深い、大逆転のどんでん返しがもしかしたら用意されているのかもしれません・・・・・・。


【鹿の角の本棚】 2012-03
「友達以上探偵未満」(角川文庫) 著者・麻耶雄嵩
・これは新シリーズの第1作なんだろうか?それとも単発モノ?
解説で有栖川有栖さんも書いているけれど、ある意味、麻耶さんらしからぬポップと言うか、ライトなミステリー。非常にサクサクと読めてしまう作品でした。だけど、そんな表層に騙されることなかれ。やっぱり根底にあるのはキッチリとしたロジック、本格的要素。うん、筆者好みでホントに面白かったです。先にも書いたけど、これって続きがあるのかしらん?あるなら、是非とも読んでみたいな。なくても、楽しみに期待していたいと思います!!

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::: 20/12/08(火)   「詐欺メール」   【鹿の角】 :::

2020/12/09

筆者は、携帯電話におけるショートメールを受信NGにしている。

長いあいだ、それでとくに問題もなかったのだが、一連のステイホーム期間中、仕事関係の知人から「ラインをやらないなら、ショートメールを使えるようにしてほしい」と言われ、渋々設定を変更した。

それから数ヵ月・・・・・・。

いやぁ〜、詐欺メールというのか、怪しいメールがようけ来ますねぇ。ホント、びっくりするぐらい。

先日届いたのは、「カスタマー」を名乗るもので、「ご利用料金のお支払い確認が取れておりません」−−というメール。

で、同時に電話番号も記載されており、そこにかけるように指示されていた。

さすがの筆者も、一瞬「ん?」って、ちょっと動揺しましたからね。

でも、よく見ると相手先の会社名はないし、担当者などの記載もなし。何についての請求なのか、さらには金額も書いていない。

「なしなし」尽くしで、「あぁ、なるほど。詐欺メールか」とわかった次第です。

で、実際、そののちPCで電話番号検索したら、「詐欺メール要注意」の番号リストにしっかりと含まれておりました。

しかし、危なかったなぁ。よく確認もせずに、発信者番号通知で電話をしてしまったら、そこからきっと返電の嵐なんでしょうね。スッポンのように、食いついて話さないという・・・・・・。

筆者は難を逃れたけれど、皆さまお気を付けくださいませ。生き馬の目を抜くような世の中、犯罪者があなたを虎視眈々と狙っているのかもしれませんので。

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::: 20/12/07(月)   「権利はあるけど義務はない?」   【鹿の角】 :::

2020/12/07

自民党の伊吹元衆議院議長が秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が延期されてきた小室さんに対し、国民への説明責任を果たすよう異例の苦言を呈した−−と報じられている。

イヤまったく、その通りなのでは?

しかし、それに対してネットを見ていたら、週刊誌の「女性自身」が横田耕一・九州大学名誉教授の話として、「皇族の婚姻に関しての制約は法律上何もないので、制約されるという根拠がないわけです。『法的にはちょっと違う』という伊吹さんの発言は、基本的に間違っているといえます」−−。

この考えで行くと、皇族というのは、「法律上の制約がない(=だから「権利」はある)」という話ばかりの一方、「義務というものがまったくない」というおかしな人たちになってしまうんですよね。ホントにそうですか?

随分と都合のいい解釈だし、ホントの「特権階級」だなぁ、と。

それからもうひとつ。

文章を読んでいて、もっとも疑問に思ったのは、横田教授による「皇室典範>憲法」という考え方だ。これは明らかに違いますよね?

と言うより、皇室典範に限らず、民法でも刑法でも、民事訴訟法でもなんでもいいけれど、「憲法(日本国憲法)」は最上位で、それらより明らかに上にあるものですよね?違いますか?

いずれにしても、こんなくだらん話で、筆者の皇室を敬愛する気持ちを萎えさせて欲しくないんですよ。いやホントに。

ドンドン皇室が嫌いになっていく自分も嫌で嫌で・・・・・・。

いい加減、どこかでズバッと手打ちしてほしい、心からそう思います。

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::: 20/12/04(金)   「何が本当に正しいのか?」   【鹿の角】 :::

2020/12/05

依然として米大統領選について、トランプ氏が敗北を認めず、状況は混沌としている。

そうしたなか、アチコチで実施している訴訟において、トランプ氏にとって色よい返事はあまりないように思う。バイデン氏が各国首脳と積極的な電話会談を実施したり、閣僚人事を発表したり、と「外堀」がジワリと埋められていることも、トランプ氏にとっては痛手と言えよう。

−−これって、ある意味では確かにそのとおりなんですが・・・・・・。

と言うより、日米の大手メディア報道を見ると、前述したようにしか見えないのだが、筆者が会員登録している国際政治学者である藤井厳喜さんのユーチューブ動画などを見ると、見解が大きく異なる。

いや、藤井さんもトランプ氏不利という状況そのものは認めているのだが、そのうえで「フェイクニュースの横行」をたびたび嘆いているし、決してトランプ氏が追い詰められているわけではないとも指摘している。

筆者もジャーナリストの端くれとして「子引き」、「孫引き」の情報はアテにならないとわかっているから、できるだけ「原点」。本人が語ったという会見や、ツイッターなどのSNSといった情報の大もとを自分自身で確認するようにしているのだが、米大統領選については、英語だし、他国の話なので、なかなかね・・・・・・。

もう、どっちが正しいのか、筆者もわかりませんよ(泣)。ホントに、バイデンで決まりなのかしらん???

う〜ん、いやホントに難しい限りです・・・・・・。


【鹿の角の本棚】 2012-02
「警視庁レッドリスト」(小学館文庫) 著者・加藤実秋
・「メゾン・ド・ポリス」シリーズなどでお馴染みの加藤さんによる文庫オリジナル作品です。
筆者の好きな「本格ミステリー」などではなく、「警察小説」でちょっとバイオレンスチックの要素も含まれているところが、如何にも加藤さんぽいかなぁ、と。「メゾン・ド・ポリス」ではなく、「インディゴ」シリーズなどを彷彿とさせるシーンもありましたしね。なお、最後まで読んでも明言はしていなかったが、おそらく「続編」がありそうな雰囲気。みひろちゃんの次なる活躍を期待していたいと思います!!

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::: 20/12/03(木)   「いまなぜ、安倍叩きが再燃したのか」   【鹿の角】 :::

2020/12/04

ここ最近、「桜問題」で安倍前首相叩きが再燃していることをおかしく思う人は、あまりいないようだ。

ちなみに、これは安倍さんに責任がないとか、イイか悪いかなどについて話をしているのではない。

「総理大臣を辞めたから」という人もいそうだけど、辞めたのは10月なんですけど。

証拠固めをしていた、旨の発言も聞かれるけど、それもちょっとねぇ・・・・・・。

タイミングが、あまりに不思議じゃありませんか?不自然というか。

あまり陰謀論って、好きではないし、信用もしていないのだが、今回の「安倍叩き」とか見てしまうと、「あぁ、そういう世界もあるんだな」と思ってしまっている筆者なのでした。

あぁ、しかしホントに怖いねぇ。

やっぱり、「世界の覇権は中国に」ってことなんでしょうかね???

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::: 20/12/02(水)   「流行語大賞」   【鹿の角】 :::

2020/12/03

先日、今年の流行語大賞が決定しましたね。

まぁ、今年はやっぱり「新型コロナ」に振り回された一年だったから、それ絡みだよなぁ〜と思ったら、案の定「3密」でした。

イイか悪いかは別にして、うん、まぁ妥当なところかなと。

一方、その数日前、米辞書出版大手のメリアム・ウェブスターが、「今年の単語」にとして、感染症などの世界的な大流行を示す「パンデミック(Pandemic)」を選んだことを明らかにしたのだが、こちらも「さもあらん」って感じですよね。

横文字だけど、「クラスター(Cluster)」とともに、日本でも流行ったというか、よく使われた言葉ですし。

それに対して、ガジェット通信による「ネット流行語大賞2020」はというと、コロナ関連の用語を抑え、なんと「鬼滅の刃」。

幸か不幸か、筆者はマンガも読んでいないし、映画も見ていないけど、こちらもある意味では妥当な選出だったように思います。

しかし、選出方法とか媒体によって、微妙に「流行語」が変わるっていうのも、なんだか面白いよね。それこそ、「多様性」があって、いいんじゃないでしょうか(笑)。


【鹿の角の本棚】 2012-01
「キングレオの帰還」(文春文庫) 著者・円居挽
・「キングレオ」シリーズの第3作にして最終作。完結編です。
前作、短編集の最終話が確か「最後の事件」だったこともあり、もしかしたら前作で終わり?とも思ったのだが、キチンと続きがありました。捻りもあるし、そうした意味では円居さんらしい作品かなぁと。ただ、円居さんに限らず、京大推理小説研究会出身者に多い悪い癖なんだけど、なんというか、「まともに終わる普通の推理小説はつまらない」と思っているフシがあるんだよね。悪い意味で推理小説を読み過ぎていて、「もっともっと」って考えてしまう気がしています。でも、もっとシンプルでよいのでは??一部のマニアは別にして、「普通の読み手」には、その方が絶対に好まれるように思いますけどねぇ。いわゆる「普通」の読者ではない筆者が言うのもなんですが・・・・・・(苦笑)。

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::: 20/12/01(火)   「スキー場はどうする?−−そのに」   【鹿の角】 :::

2020/12/02

昨日、週末28日の日経新聞夕刊1面トップで「スキー場閉鎖 割れる欧州」という、なかなか大きな特集が組まれていた−−話を書いた。

その際、内心では「日本はいったいどうするのだろう?」と、実は思っていた筆者です。

だって、筆者の所属する埼玉県スキー連盟は、今週末から指導員を対象にした「雪上研修会」を泊りで実施する予定であり、「ホントに大丈夫なの?」、「こんな状況でもやるの?」−−と心配していたわけだ。

すると、そののちキチンと連絡が届きまして、正式に中止となりました。

むぅ。まぁ、仕方ないし、ある意味予想していたことではありますけれど・・・・・・。

でもさぁ。

逆の立場というか、宿舎やスキー場からすると、大打撃ですよね。

埼玉県中から、一斉に指導員があるスキー場に介するわけで、1000人は行かないと思うけれど、数百人単位の大イベントでしたから。

宿だって、満杯になっているところも多かったし。久しぶりにホクホクだったわけでしょ?
それが・・・・・・。

改めて思うけれど、東京などの飲食業もそうだけど、なんとか凌いで頑張ってほしいなぁ。潰れるのだけはご勘弁。

そう願わずにはいられない筆者なのでした・・・・・・。


【鹿の角の本棚】 2011-12
「逆説の世界史 1」(小学館文庫) 著者・井沢元彦
・井沢さんといえば、「逆説の日本史」が有名だし、筆者も文庫版はすべて購読・読破しているけれど、これはその「世界史」版です。新シリーズ。
今回は2章から構成されているのだが、とくに第2章は必読ですね。中身は中国そして韓国について。ちなみに、章題は「中国文明の力量と停滞」です。正直、ほかでも書かれている話が多いのだが、両国とも、どうして「あんな国」、「あんな考え方」をするのかが、文明論の観点からとても詳しく書かれています。少しでも興味を持たれ方は、是非ともお読みください。「朱子学の毒」について、よくわかると思いますよ。

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